甥っ子は、大卒で難関の県庁内定を頂いたのに。
それを辞退して東京の企業に就職すべく上京しましたよ。

両親、祖父母皆大反対でした。
でも本人の意思が固く、上京しました。
多分甥っ子は田舎には帰らないと思います。それくらいの意志の強さで県庁内定を手放しました。

地方出身者が東京の企業に憧れるのは普通です。
個人的には東京の企業に就職するのをおすすめします。

身内としては、甥っ子が県庁内定辞退した分、他の受験者が内定して喜んだろうから良かった良かったと思います。

自分で行きたい業界、なりたい職業が定まっていたのに、なぜ、公務員試験を受けたのでしょうか。

一度きりの人生、やりたいことをやってみたいと思っているなら、全くなる気もない公務員試験なんて受けなければよかったと思いますし、そうすればご両親との間でケンカになるようなこともありませんでしたよね。

もちろん、公務員になるべきなんて思いませんよ。
自分の道を進めばいいと思います。

それに、公務員と民間、それぞれのやりがいを教えてくださいって、おかしくありませんか。
官と民、どちらに行くかでもなく、民間ならどこでもいいというのではありませんよね。

その業界、その企業で働きたいと思ったから、子どもの頃からそう思っていたから目指したのではありませんか。

今さら民間でのやりがいを…と考えることでもないと思いますよ。

＞30歳頃まで民間で勤めて、Uターンで同じ役所を再受験というのは現実的なのか

これは、自治体により違いがあるので一概には言えないと思います。
大卒者の受験資格の年齢制限を30歳近くまで幅を持たせている所もありますし、ある程度の年齢になると社会人枠として経験等を求められる採用試験を別枠で設けている所もありますからね。
ただ、一般的には社会人枠での採用試験の方が、難易度は高いと思います。

また、都道府県職員だと行政区域が広いですから、必ずしも自宅から通える所に配属になることばかりではありませんし、転居を伴う異動もあったりします。

地元に戻って働く、親の近くにいたいというのであれば、地元の役所を受ける方が現実的だと思います。

夫が某県庁勤務です。一口に県庁と、言っても本当に色んな職種がありますよ。
夫は市町村に派遣になったり、国家プロジェクトの事務局に派遣になったり、県立大学に派遣になったり、色々な事を経験できました。
生まれ変わってもまた県庁に就職したいそうです。地元国立大学法学部一年生の娘にも、公務員試験の対策を、一日も早くするように言っています。

お給料も、都内大企業と比べれば劣りますが、民間によくある役職定年もなく、60歳まで僅かですが昇給するのも魅力です。

ご自分の人生、やりたい事にチャレンジするのもいいと思いますが、30歳まで民間、その後再受験というのは、狭き門というのはご理解下さい。

公務員が競争もなく、ノルマもなく、のんびりしているというのは幻想です。30年以上、働いていますが、20年は激務でしたね。

将来のことを予想することは、殆どの方が出来ないのではないかと思います。　世の中は、発展し続けるのが世の習いです。現在の世の中を過去に想像できた人がいたでしょうか。
とは言え、我々は、安定した定職を目指して行動します。言い過ぎかも知れませんが、定職と言うものはないのかも知れません。
要は、トピ主さんが時代に合わせて、時々に「目指す職」を求めて行動する以外にないのではないかと考えます。

あなたの人生ですから、あなたの思うように決めるのがいいと思います。
ただひとつだけ。
親の助言というのは、あなたと違う意見であっても、決して嫌がらせや足枷ではないということを理解してほしいです。
時代遅れや、世間知らずとあなたは思うかもしれませんが、親の助言の根底にはあなたに幸せになってほしい、という思いがあります。

就職は自立、自分の好きな仕事、キャリア、やりがいなど、勿論重視すべきものはたくさんあります。
と同時に、現実的には将来の伴侶に出会う可能性のある場所、でもあるんですね。
親が一流企業や公務員を薦めるのは、そうした思いも少なからずある、ということです。

民間企業なら、全国転勤や海外勤務もあるでしょう。給与が高い分、激務かもしれません。
今は転職ありきの人も多いですから、嫌ならやめる人も珍しくはないでしょう。

親は様々なことを考え、助言しています。大人の私をコントロールするな、と拒否反応を示さずに、なぜ親がそう言うのか、よく話を聞いてみて、決めても遅くはないと思います。