東山鉱久「プロカウンセラーの聞く技術」

それによると、愚痴の聞き方のコツは、『避雷針になる』こと。
積極的に聞く、そのかわりに自分の心に入れないこと。
そして雷のように自分に落としてもらった愚痴は、そのまま地面に流す。

また、なるべく話を深い方へ進めないよう、
同調しつつ話を切り上げる機転も必要です。

適切な距離を保つことが、お互いのためです。

重い相談事って、その後のことも気になってしまって、ついつい聞いてしまいますよね。

私の先輩で、同じように相談事ばかりされていた方がいました。
その方自身も結構大変な経験をされてきた方で、でもいつもにこにこ笑顔で誰とでも平等に接してました。

ある日、「先輩、そんなに相談事をされてつらくないですか？」と聞いたら、
「だって、全然内容覚えないようにしてるから。
　本当に悩んでることなんて、人に言えないもんでしょう。
　私に相談できるということは、大半は答えが出てる状態だから。
　だからアドバイスはしないし、聞いて流して憶えないようにしてる」
とさらっとおっしゃってました。

うーむ、そうきたかー。と、驚いたことを憶えてます。
女性の場合はただ聞いて欲しかった、ということはよくあることなので、聞き流してみてはいかがでしょうか。

私も以前そうでした。

旦那も頼りない人で、１人で頑張って子供２人を育てつつ他人の悩みまで聞いていました（笑）。

紆余曲折ありまして、本を読んだり、カウンセリングに通ったところ、自分がアダルトチルドレンであり、共依存傾向があることがわかりました。

今は、他人と適度な距離を置きつつ、しょーもないオトコにひっかかることもなく、元気に暮らしております。

トピ主さんも、自分を見つめなおすところから試してみてはいかがでしょうか？

私もさほど親しくもない人からそういう話をされる事がありました。真剣に聞いて考えますが、その後については聞かされた事がありません。

相手は話してすっきりするのでしょうが、聞いた者が負担でストレスになるのではお話になりません。

ふわこさんが負担に感じるなら他人に時間があるような素振りはお見せにならないことです。

それじゃあんまり冷たいと思うなら
「発言小町」があるよとさりげなくお薦めしては？

普通、そういう重い話は聞くほうも気分が重くなるから出来るだけ聞かないで済ますようにすると思います。
しかしトピ主さんはやさしいから聞いてあげるのね。トピ主さんが親身になって聞いてあげるから他人が頼っていろいろ話すのでしょう。

「聞きたくないのにやたら話されて困っている」というなら「話されない方法」を助言できるけど、自分で聞く気があって聞いてあげてその結果、気分が重くなるから困ると言われても、「それは聞いてあげる以上、仕方ないかも」と言わざるを得ないかもしれません。

フラストレーション解消法としては、「聞いてあげるときは親身でも、それ以外の時は出来るだけ気持ちを切り替えていつまでも相手の暗い気持ちを自分まで引きずらないようにする」「聞いてあげるのは大変だけど、結果、相手の人は助かっている、人助けになっているということを喜びにする」のがいいのでは。

どうもわたしもそういうことを話しやすい人間に見られるみたいです。
職業でカウンセリングマインドなんか身に付けちゃってたからなおさらだったのかも。

でも，ある時期から
「これっていいように利用されてないか？」
「これは依存されているのではないか？」
と疑問を持ち始めました。
まぁ向こうから来れば話しは聞きますけど，あまり入れ込まないようにしています。

他人のことのために自分をすり減らすほど，わたしは優しい人ではないので。

お返事が遅れてしまい、ごめんなさい。
きょうもまた、職場で新規の相談を受けてきたところです。
教えていただいた本は早速アマゾンで購入し、読んでおります。
どなたかがおっしゃったとおり、自分自身「アダルトチルドレン」です。だから、本来は自分が誰かに優しくされたい・・っていう気持ちが強いため、人に対してとっている行動は実は自分がそうされたいため、なのです。だから、他人から見たら私は優しく見えるかもしれないけど、真の優しさではないのかも・・でも、聞くことで、誰かの役にたてる喜びがあるから、これからも相談は受けていこうと思います。みなさん、本当にありがとうございました。

私もわりとよく相談や打ち明け話をされます。
以前の職場でも、現在の学校でも
年齢を問わずいろんな人が話を持ちかけてくるので
私はかなりの情報通です。

ゴシップ好きの性格では全然ないのですが。
アドバイスだって、自分がよく知っていることとか
親身に答えられることなら言いますけれど
「ごめんね、私にはわからない」
って答えることもすごく多いです。
その理由として、思い当たることが２つあります。

ひとつは、私の優しげで受容的な「声」のせい。
「あなたの声を聞くと癒される」と時々言われます。
私は何人もの臨床心理士さんと
仕事上のおつき合いがありましたが、
彼らはいずれも耳に心地よい声の持ち主でした。

もうひとつは、口が堅いこと。
私は自分が聞いた個人的な話は絶対に口外しないし
間接的に聞いた話もまず口外しません。
何か知っていると踏まれてカマをかけられても言わない。

特別なことだとは思ってなかったのですが、
いろんな人と付き合いながらこの年になってみて
どうやら自分は超弩級の口の堅さを
周囲の人々から信頼されているらしいと気づきました。

と、床屋さんがわめく地面の穴。
自分がそれになったつもりで聞きます。

あ、ばら撒くって意味ではなく！
埋めてしまえばもう誰も聞くことのない秘密として
きれいさっぱり忘れます。
だいたい、「どうすればいいと思う？」なんて聞かれて訳知り顔でアドバイスしても「できたら苦労しない！」なんて逆ギレされるのがオチだし。
大変だね、がんばってるね、お疲れ様、と言って欲しそうな言葉だけを言う。

あと、自分があんまりしんどいときは、
「今日はネガティブな答えしかできないかもしれないから」と、あえて聞かなかったり、話を逸らすのもコツです。
ゴミ(愚痴)を堆肥にするのには時間がかかるんだから、土地(自分)を優先するのが当然なのですよ。
ご自愛くださいね。

私も悩み相談をよく受けます。。。
悩みを聞くって、聞いてるだけでも疲れちゃうときありますよね。
私も、不惑の看護学生さんと同じで「自分が聞いた個人的な話は絶対に口外しないし間接的に聞いた話もまず口外しません。何か知っていると踏まれてカマをかけられても言わない。」です。
また、自分の悩みや愚痴を話すこともありません。

あるとき、私自身が悩み事を抱え、精神的に辛かったときに、友達から相談を受けました。
「今は自分に余裕が無いから相談聞いてあげる余裕がないなぁ」と伝えました。
そうしたら、彼女「貴女は悩みを聞いてもらう友達なのにー！！何で聞いてくれないの？！」と逆切れしました。
１０年来の親友でしたが・・・哀しかったです。

相談している方は意外と親身になってくれることは期待していないのかも。。。
相手を思うトピ主さんの心は優しいと思うけれども、もう少し自分を大切にしてもいいのかな？と最近思います。