フリーで通訳をしています。数年前からある製薬会社の仕事を任されるようになり、専門書などを読んで一生懸命勉強してきました。自分でも、その分野では相当自信がつき、会社のドクターからも講演会や学会での通訳に指名してもらえるようになりました。これからも頑張ろう!と思っていたとき、その会社の営業マンで以前から顔見知りだった人と現場で再会しました。今年になって昇進し、部長になったそうです。その日の仕事帰り、いきなり「電話しても良い?飲みに行きましょう」などと誘って来て、こちらが固辞しているのに「送る」と言って譲らず、タクシーで私の家の前まで来ました。そして翌日から毎日電話が掛かって来るようになりました。最初は「講演会の通訳を頼みたい」ということだったのですが、行ってみると通訳は必要なく、ずっと彼の隣に座らされているだけで屈辱的な思いをしました。その後も夜の食事の誘いや電話がありました。まだまだ駆け出しとはいえ、プロの端くれとして頑張ってきたのに、結局、酒の相手と見られていることに悔しさと腹立たしさを感じています。同じような経験をお持ちの方、いらっしゃいませんか?
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