４階立ての４階でした。
東向きでしたが角部屋で風通しも日当たりもばっちり。
夏はひんやり、冬も暖房さえ入れれば暖かかったです。
一目見て打ちっぱなしのおしゃれな感じが気に入って
即入居を決めインテリアにも凝って楽しく暮らしていましたが・・
入居２年目で酷い白カビに悩まされるように。
家庭用洗剤やお酢で拭いたり四苦八苦しましたが
拭いては生え拭いては生え・・でキリがなく
健康状態も心配になって引っ越しました。
金輪際、コンクリート打ちっぱなしには住みたくありません。
トピ主様も住む前にはその点をチェックしてくださいね。

コンクリートは暖まりにくく冷めにくい性質があります。また汚れやすい・亀裂が入った場合埋めるしかなく見栄えが悪いといったことから、居住性を考えた場合内装材としては使いません。
また完成してしばらくは湿気が多いのも特徴で、そのためカビが生えやすくなります。調理や暖房等で出る熱を室内にこもらせないようにしたほうがいいのですが、換気すると冷気が入ってくるので冬場はきついと思います。

学生時代にトピで挙げておられるような条件のマンションに住んでいた友人がいて時々遊びに行きましたが、室内にいくつもの除湿材を置いて窓の結露を頻繁に拭いていました。冬場は暖房→熱気がこもる→結露→換気→寒いので暖房という悪循環に陥っていたみたいです。
建築の仕事に就いてからコンクリートの性質を知り、友人の苦労を理解した次第です。

最上階なら日光が一日あたるので乾燥が早まっていいのですが、中層階で角じゃない部屋となると湿気はかなりの期間残るのではないでしょうか。

メリットというと見た目が都会的というところかなぁ…これくらいしか思いつきません、ごめんなさい。

以前、２年ほど一部がコンクリート打ちっぱなしの内装の部屋に住んだことがあります。

夏は特に気にならなかったのですが、冬が本当に本当に寒かったです。
家に帰ってきた途端に足元から寒さが忍び寄り、暖房をつけても一向に温まらず、なぜか寝ていてしょっちゅう足がつりました。（足がつるのは関係ないかな）

見た目ちょっとカッコいいですけど、寒いのは悲しい気持ちになるし、風邪もひき易いですし、ちょっと考えられたほうがいいのではないかと思います。

我が家は内装コンクリート打ちっぱなしです。

ただし、外壁に断熱材をかませた「外断熱RC」で、コンクリートを蓄熱層として利用するために内部を打ち放しにしています。外断熱の場合、内部打ち放しは物凄く快適です。今年でまる３年住んでいますが、冬暖かく夏涼しく、梅雨時ですらカビや湿気とは無縁の生活を送っています。

内装コンクリート打ち放しの場合は、断熱が一番のポイントになると思います。もしご希望のマンションが無断熱のRC打ち放しだとすると、夏と冬は電気代がものすごくかかり、また壁が結露してカビだらけ、という悲惨な事になりかねません。

普通のマンションの場合、外壁は打ち放し、もしくはタイル張りでも、内装の壁の内にウレタン吹きつけなどの断熱がしてありますが（これが不足してもカビが出ます）内装が打ち放しの場合は、外断熱でない限り、無断熱になります。外断熱マンションは冷暖房がほぼ不要という快適さのようですが、施工の大変さと費用の面で日本には数が少ないのです。

まずは断熱についてしっかり問い合わせてみる事をおススメします。かっこよさだけで打ち放しの建物を選ぶのはあすすめしません。

　デザイナーズマンションは、無駄が多くて、住みにくくて、健康に悪い建物になってしまうことが多いです。

　洒落た外観、照明の工夫等、見かけは良くても、実際に住んでみると、住みにくいのが分かります。特に、コンクリート打ち放しは、もっとも避けたいタイプです。内装をコンクリート打ち放しにするようなデザイナーは、天井高も高くすることが多くて、しかも、直天井だったりすることが多いです。上の階の音は響くし、寒いし、暖房効率が悪い建物になりがちです。

新築ですよね？
湿気は外気との温度差や熱がこもるというよりコンクリートに含まれている水分が出てくるのです。
構造にもよりますが築数があれば多少軽減されるかもしれませんが、新築となると。
外断熱がされていても、割合によってかわります。

下のレス通り、外断熱ＲＣの内部打ち放しの一戸建てに住んでます。

外断熱のＲＣなら、内部打ち放しでも快適だと思います。内装にクロスの有る無しは関係なく、不要な気すらします。外断熱のＲＣは、住環境としては最強です。それは住んでみての感想で保証します。あとはその断熱の性能と、開口部（窓）の断熱がどうかという事でしょうか…。でも、外断熱のデザイナーズマンションなんて、レアな好物件かと。

コンクリートが完全に乾ききらない一年目は、まだ少し湿度があるかもしれないので、家具を壁につけて置かないで下さい。数センチ離しておけばコンクリートの湿気によるカビは心配ないと思います。

それと、コンクリート住宅全般に住む場合の注意点だと思うのですが、燃焼系の暖房器具は避け、オイルヒーターや遠赤ヒーターなど輻射熱が期待でき、空気を汚さない暖房器具をおすすめします。カビを避ける一番の方法ですし、外断熱ＲＣならその程度の暖房で十分かと思います。

我が家の暖房は日に数時間入る床暖と、極寒の日に遠赤ヒーターのみ。エアコンは入れると暑くなりすぎます。真冬の無暖房の深夜でも室温が２０度近くありますよ。

トピ主さん、床暖付き、ペアガラスとなると、大変珍しい「居住性まで考えたデザイナーズ物件」だと思います。

元来ＲＣは外断熱である方がコンクリートの特性が生きるのです。「外断熱対策」とおっしゃってますが、「対策」ではなく、外断熱の効果を最大限に引き出す方法と考えていいと思います。

下で皆さんが書かれている問題点は、全て「無断熱打ち放し」のものです。外断熱・ペアガラス・床暖房となるとＲＣの特性を最大限に活かした設備で、普通の内断熱マンションと比べても相当に費用がかかった建物になっていると思います（外断熱の方が建築費も高いです）。正直、賃貸物件でそこまでの設備を備えているのは、少し驚きです。

なお、コンクリートの湿気についてはあまり心配されなくても良いと思います。というのも打設後一週間ほどで９８％の水分が抜け、残る２％ほどが一年ほどでゆっくり抜けるのです。質の悪い内断熱マンション等は乾く前に内装をするので、そのせいでカビが出る事はありますが、それだけ気をつけている建物なら大丈夫かも。壁に家具をつけないで…というのは、「念のため」ですし、我が家は全く湿気はありませんでした。

外断熱の方法にはいくつかあります。

我が家はコンクリート打設時に一緒に断熱材を打ち込む「密着工法」でした。ですので、型枠を外した段階では、外部から見えるのはコンクリートではなく、断熱材でした。

コンクリートが見えているという事は、不動産会社の言葉通り後から断熱材を取り付ける「外張り断熱」なのでしょうね。後のメンテナンス面を考えると、その方が良いようです。

おそらくコンクリートが乾いた後に、断熱ボードを取り付ける作業に入ると思います。内断熱ならウレタンフォームを吹き付ける作業なので外からは見えませんが、外壁に断熱ボードを取り付ける作業でしたら、外から確認できると思います。

ですのでこれから毎日現場をそっと覗いて、断熱ボードが取り付けられているかどうか、確認する事をおすすめします。少なくともまる１日以上はかかる筈ですから、外壁がタイルで覆われてしまう前に、作業が確認できると思います。

なお、実は既に打ち込まれていて、近くで見たらコンクリートじゃなくて断熱ボードだったという事もあるかもしれません。セパ穴（打ち放しにある穴）があるかどうか、一度確認してみて下さい。

それが断熱ボードです。おそらくポリエスチレンボードやウレタンボードなどの断熱ボードだと思います。今は次世代ボードと呼ばれる外断熱仕様のボードが沢山出ていますから、そういうものかもしれないですね。

近くでよく見ると、表面に商品名がプリントされている筈ですから、それをメモって帰って検索をかければ、ボードの種類や等級が分ると思います。断熱材は厚いほうが有効ですが、等級によっては薄くても断熱効果が高いものがあります。ただ、その建物はトピ主さんの所有物ではなくあくまで賃貸される物件ですので、勝手に現場に入り込んだりされないように…。あくまでそっと眺めて下さいね。

何となく、真面目に作ってある良い建物ではないかという気がします。しっかり納得されたら、前向きに検討されても良いのではと思います。

内装打ち放しはスタイリッシュすぎて肩が凝るかな…と、最初は私も心配だったのですが、住んでみると意外と自然で馴染みやすいですよ。観葉植物のグリーンや、自然素材の家具や、和風の布なんかとも、とても良く合って気持ちが落ち着くのです。何より暖房があまり必要なく、空気が綺麗で居心地が良いのが最高です。