読売ウィークリーの今週号（１０月１０日号）に教育投資についての記事が載せられています。

お尋ねの内容に直接的な答えになってないかもしれませんが、多少は参考になるかもしれません。

神奈川県の都市部に住んでます。
全体的な低下はそんなに実感しませんが、
我が子の担任によると、成績が二極分化しているそうです。昔だったら成績の分布図が平均点付近を頂点として、ピラミット型だったのが、今はMの字。
つまり、できるかできないか。
習熟度別の時間を設けないと、非常に指導しにくいとか。
失礼かもしれないけど、家庭でのしつけがされていない子供も多く、言葉遣いは悪いし、授業態度もなってません。
こういう状態で教育を受けるのが嫌なので、我家は中学から私立に行かせます。

文化や流行などは東京発で地方に広がるということが多いですが、教育については必ずしもそうではないように思います。一部の大都市で「私学は優秀で公立はダメ」と言ったところで、地方では当てはまらないことが多いのではないでしょうか。

私学関係者は当然ながら私学がいかに素晴らしいか喧伝し、言外に公教育がダメであるかの如く言いますが、良い教育は私学だけの独占では決してありません。

有名私立高校が合格者数を競い合っている東大は言うまでも無く公教育です。また、国立大学がその地域一番の教育機関であるという地方は多いはずです。

私学もピンからキリまであって、上は超エリート校から下は、箸にも棒にも引っかからないような子弟に金で高卒資格を取らせる為の学校までいろいろです。

ちなみに、私の出身地では今も昔も進学校と言えば県立で、私立と言えば一部例外を除いて評判のよろしくない学校というのが、定評です。が、例えば東京の人と比べて特に教育水準が劣っていると感じたことは一度もありません。

和田秀樹　著　「公立小中高から東大に入る本」をよまれることをおすすめします。この本に、地方の塾の少ない地域だとかえって公立校が東大合格を多くだしているところがあるとか。かえって、情報が無いのがメリットだ、とあります。詳しくは読んでください。

私は東京に住む３人の子供を持つ家庭の主婦（４０代）です。うちは、子供を私学へ中学からいれています。６年一貫校です。例え私学でもうかうかしていられません・・。

上の本には地方の公立校から難関大学へ合格する方法が参考書の名前まで挙げられて丁寧に解説されています。

トビ主様が学歴に対しまっすぐに必要だ、とお考えになられている、ということを前提にお返事しました。

２００２年に始まったゆとり教育が恐くて　私立中受験させました。

今は高１ですが　中高一貫なので受験はありませんでした。
そういう事にとらわれず、じっくり学べていいですよ。
土曜も授業がありますしね。

地方都市と東京では全然事情が違う。同じ大都市でも東京と大阪、京都はまた違う。

マスコミは東京一極集中だから、東京の事情だけ拾っていかにも日本全国の事情だといわんばかりの記事が多い。

試しに、雑誌で公立の問題を取り上げている記事をみてごらん。もれなく東京及びその周辺の公立校を取り上げているから。

つまり、その辺で取材してお手軽に記事を仕上げているだけ。そんな記事に踊らされてはいけない。

トピ主さんと逆に、私は地方出身で、高校もほぼ全員公立、私立は滑り止め、という環境で育ちましたが、今は横浜に住んでいます。
中学生の子供がいますが、確かに成績は２極化してます。つまり昔なら「落ちこぼれ」といわれて肩身の狭い思いで教室に座っていた少数が、多人数になってきているということです。
その結果、勉強ができない、テストの点が悪い、というのがそんなに恥ずかしいことではなくなってくるのです。分からない子達が、ついていけない授業の妨害したり出ていったり、そこまでは行かなくても、やる気のなさが教室を覆い、授業を吸収しようという子の邪魔をしている面もあるようです。（お喋り、携帯など）
また、価値観も多面化しており、勉強できる＝偉いということではないことに親も子供も気づき始め、授業に対する意識が低くなっているように感じます。
難易度の高い大学をねらう家庭や、厳しい校則を求める家庭は、私立受験の傾向があるようです。
もちろん、意識の高い子はどんな教室にいても、自宅学習を欠かさず頑張っていますが、そのためには学校外の手助けが必要になり、それはそれでお金がかかります。
うちの周りはそんな感じです。

生徒のしつけというか、生活態度がひどいようです。

千葉県都市部ですが、近所の奥さんや中学生の女の子によると（私自身は子供がいないので）、授業中うるさかったり、遅刻が多かったり、先生の言うことを聞かない程度はまだ可愛くて、制服以外の私服で登校したり、禁止している自転車に乗ってタバコを吸いながら登校したりする生徒が激増しているそうです。　

前述の女の子曰くは「先生は全然怒らないんだよ」とのこと。　言っても聞かないから諦めているのか、ヘタにキツく叱ると親が出てくるからなのか、昔のように「怖い生活指導の先生」っていないみたいです。

また中学生の子を持つ奥さんは「校庭に、生徒のものらしいタバコの吸殻やお酒の空き缶が転がっている」とも言ってました。　驚きですよね・・・。

学力は塾で補えますが、生活態度はどうにもならないので、特に女の子がいる家庭では「そんなに学力レベルが高くなくてもきちんとした私立に」という方が少なくないようです。

私は、横浜市に在住しております。
子供は今年、小学校に入学したばかりの女の子です。

以前より横浜市は、教育と福祉は「全国最低」と言われてきました。
今年度から「二学期制の導入」等、教育のレベルには何も関係ないところばかり改正されたり、ホント、訳がわからない事ばかりします。
二学期制のメリットを学校に問い合わせたところ、始業式と終業式をやる時間が省かれて、その分、勉強時間に回せるとの事。お話になりませんでした。

私自身が中学校から私学だったので、子供も何の躊躇もなく中学校から私学へ通わせる予定です。
そのために、小学校入学と同時に「○○式」と英会話に通わせています。
幸い子供も楽しく通ってくれています。

各家庭の考え方だと思いますが、イジメにしても何の対応に関しても自己防衛するしかないと考えております。

現時点でレスをいただいた方、ありがとうございました。簡単で申し訳ありませんが、ひとことずつコメントを・・・。

アカデミア様＞
早々のコメントをありがとうございます。ご紹介の記事、探して読んでみます。

オーロラ様＞
日本も階級化が進んでいるということでしょうか。ちょっと怖いですね。私も、子供にはなるべく良い環境を選んであげたいと思います。

匿名様＞
地方も公立も経験がないため、いたずらに不安になっていたかもしれません。現実的な意見をありがとうございました。私の通った大学・勤務した会社でも、地方公立出身の優秀な方が沢山いらっしゃいました。

なみ様＞
ご紹介の本、興味があるので読んでみます。ご察しのとおり、「学歴＝ある面における実力の証拠」だと思っていますので、本来の能力をつぶさない程度には、さぼらず、言い訳せず、頑張って勉強をしてもらいたいと思っています。「東大」というのは象徴的な意味と思って読むことにします。