米国在住の者です。

つくづく思うのですが、語学力というのは掛け算のようなもので、
自分が持っている技能や知識と掛け合わせて初めて価値が生まれるものです。
機械の知識があって英語もできればメーカーで重宝される人材になりますし、
会計の知識があって英語ができれば、投資銀行で活躍できるかも知れません。
通訳や翻訳にしても、特定の専門分野の知識があって初めて職業として成り
立つものです。

海外で働きたいということであれば、日本が強い機械や自動車関係などに進ん
で、日本の会社から海外に出してもらうのが現時点では一番良いと思います。
日本にいて、翻訳や通訳など英語を使う仕事が多いのは、金融系、バイオ系、
特許系の３つです。いずれも、専門分野の勉強を一生懸命やり、英語も平行し
てやる、という感じにする必要があると思います。