自分の披露宴。

和装で入場するときに長もち唄で厳かに始まるはずが、民謡を教えてる親戚が緊張のあまり、
♪はあ～～～今日～は～なあ～♪の｢なあ～｣の声がひっくり返ってヨーデル風になってしまいました。

会場の大爆笑の渦の中、親戚は動揺のあまり唄えなくなり、招待客の一人が助っ人に出たもののダレダレのグダグダなオープニングになりました。

後で友達から、私たちらしいおちゃらけた披露宴だったと言われました。

私達夫婦は神前で挙式したのですが、
緊張感が張り詰めた中、順調に進みました。

最後の両家の自己紹介で、主人側が終わり、
私の父、母が自己紹介した後、どう見ても男の弟が緊張のあまり、

「妹の○○です。」と言ってしまいました。

みんなの緊張が解けて大爆笑でした。

10年来の親交のある牧師先生の司式で挙式しました。
その牧師先生にはお嬢様が2人。長女の結婚式の際は、
ご自分で司式したかったそうですが、花嫁の父が司式も…と言うのは可笑しいので、
泣く泣く我慢し、新婦の父としての務めを果たされたとか。

その思いがあったのでしょう。
私達の結婚式で、心のこもった素敵な説教をして下さった牧師先生。
終盤に差し掛かった頃、声が変わったのでお顔を見ると…。
感極まって泣いていらっしゃいました。
牧師先生の涙に気づいたオルガニストの牧師夫人。
パイプオルガンの前に座ったまま"ぶっっ"っと吹き出したのです。

バージンロードを隔てて最前列に座っていた夫と私、
思わず顔を見合わせて笑ってしまいました。

それから、宣誓のために祭壇への階段を上がっていた私。
右手は夫の肘に添え、左手にはブーケ。裾を持つことができず、
段差で見事に裾を踏んでコケかけました(流石に夫が支えてくれた)。

会堂の隅の三脚に放置しておいたビデオカメラが貴重なシーンを全部捉えてくれました。
色んな意味で、宝物のビデオです。

挙式後は両家の家族のみで食事会でした。
ホテル内のレストラン個室でのフランス料理フルコース。
４歳の甥っ子には子供用のメニューで。
家族紹介などをしながら緊張しつつも和やかな場でしたが、
大人の話に全く興味のない彼は、パンとコーンスープを平らげ
満足げに「あぁおいしかった。ごちそうさま！」
まだ料理はこれからというタイミングでしたので一同大笑い。
おかげで両家の緊張感も解け、楽しい時間を過ごせました。
ちょうど１０年前、今ではその甥に背丈も追い越されていますが、
イイ思い出となっています。

私の娘が3歳だったかな？花束贈呈の役目を頂きました。司会さんから「お祝いの言葉何かありますか？」と聞かれた娘。花束を見て、折れた一本の花を指差して「コワレタ～」と叫びました。一同爆笑でしたよ。私は「やってもうたあ」と冷や汗でしたが。

結婚式で、ビデオを頼むと。
夫の両親に言われ、いるか？と思ったんですが。
神前式は写真だけにして、披露宴だけビデオをとる事にしました。

そして、神前式にて。

おごそかな式の途中いきなり、私の父方の祖母と母方の祖母が
「それで、お母様伊勢神宮には参りましたか？」
と大声でしゃべり始めました。
夫の姪っ子ちゃん達は、静かにしてたのに・・・
おばあちゃま・・・とにらんでしまいましたが。
孫の結婚式に浮かれていたのか・・・
本当に、写真だけにしてよかった・・・・

参りました・・・

不規則な日常のまま、迎えた結婚式。指輪の交換の際、ヨメが私の指に指輪をはめようとするが、は、入らない！。そうです。疲れてむくんでいたんです。それをむりやりギュッギュッとはめようとするヨメ。会場からはクスクスと。
と、まあ、こんなのはよくある話で、一番の出来事は

サインをしようとして台？に向かい、ペンを取ってさあ書くぞと思ったら紙が無い！！。はっきり言うわけにもいかず、牧師さんにアワアワと言うもののなにしろ外国人さんな訳で、？てな感じ。介添えさんがやっと気がつき奥に走り込んでいきました。戻ってくる間、めおとと牧師さんは放置プレイ状態。

そこで、あっぱれだったのが聖歌隊です。ヨメがゴスペルをやっていた関係で、その仲間が歌ってくれたのですが、状況を察してくれて歌を延長してくれたんです。おかげで、会場ではあまり気付く人はいませんでした。

あとでビデオを見たら、異常な早足で逃げるように教会から出て行く姿が映っていました。。。

自分の結婚式ですが、田舎のホテルで式を挙げました。
ケーキ入刀では、作り物の高さのあるケーキの一部（入刀部分）に
ケーキかクリームが仕込んであるんですよね。
私たちのケーキは、そこに、ショートケーキが押し込んでありました。
とがった部分が下になって、まさに押し込んであったのです。
見たときにも、笑いそうになりました。

そして、入刀！とナイフを入れ、引き上げようとしたときに、
そのショートケーキごと持ち上がったのです。
ナイフに持ち上げられたケーキは、ドレスにボトッと落ちました。
お客さまからは、見えない出来事に、新郎新婦だけ苦笑・・・
田舎の安めの、のんびり結婚式とはいえ、びっくりでした。

妹の結婚式で。
親族紹介のとき、先方のお父様が揚々と
「えー、新郎の○○です」
と名乗られました。
あまりに自然だったのでみんなスルーしていたのですが、妹の旦那が
「新郎は僕です!!」
と泣きそうな声で叫んでようやく気づきました。一同爆笑。

その後チャペルに移動して挙式の最中。
起立して賛美歌を歌っていたところ、「プー」という不審な音が。
もしや!!　と思って隣を見ると、4歳の息子がくっさいオナラをしていました。

歌詞を忘れるくらいの激臭でした。後ろの伯父夫婦が顔を真っ赤にして笑いをこらえていて、申し訳ないことこの上なかったです。
生理現象とはいえ、せめてちょっとの間がまんしてねと言っておけばよかった……