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    耽美派文学の愛読者の皆さん!美を語りましょう

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    🐴
    通りすがりの旅人
    話題
     耽美派文学と言ってもその内容は人によってやや異なるかもしれませんが、
     私は高校一年で泉鏡花や谷崎潤一郎、永井荷風などの浪漫の香りの高い小説の世界に魅せられました。
     北原白秋の詩や吉井勇の短歌などにもそんな耽美的な傾向がありますね。
     
     作家や詩人など内容はおまかせします。貴方が耽美派と思われる文学の世界をここで語り合いたいと思います。
     守備範囲は広く取った方が面白いと思いますので、芥川を入れる方もいるでしょうし、佐藤春夫などもいいと思います。
     また彼らのルーツである欧米文学からポーやワイルド、ボードレールなども面白いでしょう。
     精気に満ちたこれからの春にふさわしい妖艶で華麗なるトピにしたいと思っています。
     皆さんどんどんご投稿下さい。
     
     なおあまり専門的になっても困るので気軽なコメントが嬉しいです。例えばこの小説のここが好き!とか
     この詩のこのフレーズが振るいつきたいほど素敵とか、そんなノリでも構いません。
     
     さあ、お待ちしております!

    トピ内ID:9432978410

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    谷崎潤一郎と三島由紀夫が好きです。

    しおりをつける
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    chun
    谷崎潤一郎の「春琴抄」と三島由紀夫の「午後の曳航」が好きです。
    (後者は三島の作品の中では耽美系ではありませんが)
    次はオスカー・ワイルドに挑戦したいと思っています。

    トピ内ID:6440359462

    ...本文を表示

    なつかしや

    しおりをつける
    🙂
    ぱっぽ
    そういうの読んだのすっかり忘れていました。そういえば森茉莉さんの小説を続けて何冊か読んだことありました。
    あの独特の雰囲気。美少年と美少女と美青年の世界。白い細いうなじとかフランボワアズ色とか煙るようなまつげとか薔薇とムチとロンジンの時計とか・・・。華麗で頭がくらくらしました。
    パタリロって本当に耽美主義のギャグだったんだ!とそのとき知りました。

    トピ内ID:6781104123

    ...本文を表示

    軽いノリですみません

    しおりをつける
    blank
    ぽち
    北原白秋で思い出しました。

    綾辻行人さんの「霧越邸殺人事件」という本なんですが、北原白秋の詩などをモチーフとして見立て殺人が行われていく・・・という、書いていればおどろおどろしいんですが、その描写がすごく・・・きれいだったので(いや、ああいう殺され方をしたいとは思いませんが・・・)、白秋の詩と死を組み合わせた筆力に本当に魅入られたあの瞬間を・・・。

    思い出した瞬間、ぞぞぞっときました。

    トピ内ID:3567414314

    ...本文を表示

    耽美の定義は皆同じではないと思う。

    しおりをつける
    🐶
    春うらうら
    最近はシリアスな作品を読む事が多いのですが、一時そういう分野にはまっていたことがありました。

    赤江漠、連城三紀彦 寺山修司 渋沢龍彦
    皆川博子 小池真理子などの作品に耽美的な作品が多くあったと思います。
    それと、太宰治の「斜陽」もこの中に入るような気がします。

    耽美派の作品を読むと、なんとなくかったるい夏の午後の空気が淀んだ部屋の中にいるような気分になります。
    でも耽美という言葉から感じるものは、多分大筋では同じだと思うのですが、人それぞれに少しずつ違うような気がしますがいかがなものでしょうか。

    トピ内ID:7895218455

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    女子高で文学少女でした。

    しおりをつける
    🐤
    みー子
    耽美・・・なんて懐かしい響きでしょう。
    三島由紀夫はだいたい読破しましたね。読んでしまったらもう二度と元の自分に返れない、とそんな覚悟で手にしたのが赤江瀑でした。
    妖しく恐ろしい美と魔の世界に惹きつけられた、その衝撃は二十年たってもよく覚えています。
    決してベストセラーになるはずがない作家ですが、マイナーでいても彼の虜になっている人は多いはず。
    光文社文庫から短編傑作選が出ています、ぜひ一読を。

    トピ内ID:1536945897

    ...本文を表示

    少し昔ですが

    しおりをつける
    🙂
    まよいねこ
    推理小説で有名な横溝正史さんも耽美的な作品を書かれていますよね。最近の作家さんは文体よりもストーリーに重きをおいているので、なかなか耽美的といえる作品に出合えないような気がします。

    トピ内ID:5252237710

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    森茉莉さん

    しおりをつける
    blank
    すえひろがり
    森茉莉さんのエッセイが好きです。日常からして耽美………というかごはんがものすごーく美味しそう…。
    耽美と食って、つながっている気がします。森茉莉さんの場合、食にたいするこだわりが耽美、というか。

    とくに「貧乏サラヴァン」。何度も読みました。

    もちろん、食だけではありません。(食に目が行くのは、ただわたしが食いしんぼうなだけです)
    とても美しい文章を書く作家さんだと思います。
    チョコレエト、等の言葉使いも読んでいて楽しいです。うっとりしちゃう。

    トピ内ID:8009621144

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    書棚にある~

    しおりをつける
    🎁
    こぶしの精
    文学全集の中から 1冊だけを取り出し 私と一緒に お嫁入りをした本があります。それは 谷崎潤一郎の <細雪> です。
    その当時の気持ちと 重なったのでしょうね きっと! いまでも 大切にしたい 気持ちでもあります。             さて 「通りすがりの旅人様」 源氏物語を一生読み続けるとお聞きしましたので この部分を どのようにお思いでしょうか? 私は 初めて源氏物語を読んだ時(高校生)とても 衝撃を受けました。世の中に こんな事が本当にあるの?<私は 母の処に飛んで行き 六条御息所の 物の怪って!!! 世の中に こんな事が本当にあるの?って!> 母は こう答えました。 「よく分からないけれども ないと思う」って 最愛の母の言う事ですから~「そうよ ねぇ~!」納得しました。私は 源氏物語を好きにはなれませんでした。 ところが 歳を重ねて 源氏物語を薦められ 読む内聴く内に この部分も含めて 多くの人が 源氏物語を愛していることに気付きました。旅人様は 六条のこの部分を どのように とらえられているのでしょうか?ご教示下さいましたら嬉しく思います。

    トピ内ID:0327450171

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    横溝正史 「蔵の中」・・・。

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    🐴
    通りすがりの旅人
    トピ主の旅人です。

     皆様ご投稿有難うございます。まずは小手調べと言う所で、皆様のお好きな作家や、耽美派の定義、解釈などいただきました。
     勿論、厳密なジャンル分けなどあろうはずもないのですが、それぞれの美学に従って愛好される作品などどんどんご紹介下さい。
     できれば「こういうところが好き」という具体例のようなお話がいただけると、未読の作品への興味が湧くと思います。

     まよいねこ様 確かに横溝文学の初期は谷崎を彷彿させる唯美的な作品が多く「蔵の中」「貝殻館綺譚」など谷崎の悪魔主義的な「おどろおどろ」に
     通い合う世界ですね。私はそこから岡本綺堂の怪異譚の世界へ踏み込み、同時に江戸川乱歩の初期作の雰囲気に取り込まれました。
     大正から昭和初期の頃の垂れ込めた館や蔵のような閉じた空間に満ちてくる、あの摩訶不思議な異様さ。
     西洋文化と和の文化の混交から生まれる、ノスタルジックな、滴り落ちるような美の快楽・・・。

     もうたまりません・・。

     皆様、又どんどんご紹介下さい。ライブラリーの横の広がりが楽しみです。

    トピ内ID:9432978410

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    トピ主のコメント(4件)全て見る

    こぶしの精さま・・・。

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    🐴
    通りすがりの旅人
     ご指名ですので、御息所について私の感想を申し述べます。
     
     源氏の世界の中で、六条御息所は独特の立ち位置を持っています。源氏の年上の恋人で冷静沈着、非の打ち所もない貴婦人。一種の文学サロンの女主人のような才媛でありながらその内面には、源氏の想い人への、怨念のような、獣のような嫉妬が燃えたぎっています。その嫉妬から源氏がランデブーに連れ出した新しい恋人夕顔を死に誘い、また正室葵の上の懐妊に際しては、生霊となって葵の上を苛むのです。しかしそれは、御息所自身には無意識の領域の振る舞いであり彼女自身はそうしたライヴァル達への壮絶な嫉妬など身に覚えがないのです。

     その複雑な心の動きの経緯を描き切っているのが紫式部の筆力です。御息所は目覚めの床で、自分の衣に染み付いた護摩の煙の匂いをかいで恐れます。その護摩は葵の上に取りついた生霊を追い払う為の、僧侶によるまじないの炎なのです。つまり彼女はその衣の匂いで、己の魂がさ迷い出て行って、葵の上をとり殺そうとした事を、後になって思い知らされて恐れおののくのです。だからこの物の怪は文学的に表現された「女の嫉妬の究極の姿」の比喩なのです。

    トピ内ID:9432978410

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