昨日実家の母から電話があり、祖父のその後について報告を受けました。

一昨日母が病院に行ったところ、医師から「退院に向けて経管栄養の量を増やす」と言われたそうです。現状でもすでに消化できる量を上回っており、逆流してむせたり誤嚥しているというのになぜ？と思い「どうしても増やさないといけないのですか？逆流しているように思うのですが。」というようなことを聞いたところ医師は明らかに怒り「では減らしましょう。その代わり体力がなくなって肺炎も治らないでしょうけど。」と言って病室を出て行ったそうです。

単に摂取量の多い少ないだけでなく、本来何kcal必要で、現在何kcal入れていて、減らすと何kcal足りないのかを聞いてみたら？と母に言ったのですが、母は「患者や家族の話を聞こうともしない先生だし、第一素人がそんなこと聞いてもよく分からない。不謹慎だけど栄養不足で徐々に衰弱して老衰した方がお父さん（祖父のこと）も楽じゃないかしら」と弱気になってしまっています。私も何が祖父にとって一番良いのか分からなくなってきました。

皆様の経験、ご意見などお聞かせ願えないでしょうか。
お願いします。

皆様、貴重なご意見ありがとうございました。
何度も読み返して祖父の為にできる限りのことをしようという気持ちを新たにしました。転院した方が良いというご意見が多く、私もそうしたいと思っています。

個別にお返事する前に、転院に関してこれまでの経緯と状況を説明させて下さい。

数ヶ月前に脳梗塞にて公立の急性期病院（Ａ病院）に入院→退院後肺炎を起こしＡ病院に再入院。その後も肺炎を起こしＡ病院に入退院を繰返す→期間が長くなりＡ病院にはいられなくなり現老人病院（Ｂ病院）を紹介され転院。

Ｂ病院は地元でも悪名高き老人病院です。しかしＡ病院では治る見込みの薄い高齢者患者はＢ病院に送るシステムになっているようです。そしてＢ病院の次にはＣ病院が待っています。Ｃ病院は精神病院ですが、地元では高齢者が最後に送られる病院ということになっています。最近まで祖父と同室だった方も数日前に突然Ｃ病院への転院を指示されて転院していったそうです。

祖父もいつかはＣ病院への転院を指示されるでしょう。Ｃ病院の医療の質は不明ですので転院先を決めるるにあたっては十分検討したいと思います。

ひよひよ様
「高齢者病院相談センター」を教えていただきありがとうございます。調べてみたところ、地元の県にも「高齢者総合相談センター」というところがありましたので相談してみようと思います。良い病院に転院させてあげられるように情報収集いたします。ありがとうございました。

へっぽこSE様
やはり転院を第一に考えるべきですよね。
今は家族が頻繁に訪れて、言葉は悪いですが「見張って」いないと何をされるか分からない・・・という状況なのですがそういう疑念を持つことは病院のスタッフにも失礼ですし、何より信用できない病院に家族を預けることはできませんよね。
転院に向けて病院探しをしてみようと思います。ありがとうございました。

おっとっとおじさん様
専門的なご意見ありがとうございます。
不足分をなぜ静脈栄養で補わないのか、という疑問は私も感じています。
胃ろうからの経管栄養を始める前は末梢静脈栄養でした。それでは足りないということで胃ろうを作ったのです。中心静脈栄養にすれば摂取エネルギー量を上げられるはずなのになぜしないのか、と思いましたが、残念ながら私がその話を聞いた時はすでに胃ろう造設後でした。
でももしかすると今の病院では中心静脈栄養という医療行為ができない可能性もあるのですね。
その辺について家族もももっと勉強しなければいけませんね。

皆様へ
今回の件で一番つらいことは、私が正しいと思って発言したことが必ずしも皆の想いと一致しないということです。狭い田舎町で暮らす祖父・祖母にとっては、街に数件しかない病院で「面倒な患者と家族」扱いされることが何よりつらく、病院の言うなりになっていた方が良いと思っているのです。実際に付き添っている叔母と、たまに見舞う程度の私の母との間でも想いは微妙に異なっています。難しい問題ですね。祖母、叔母、母の意見を優先しつつ転院に向けて頑張ります。