すみません、アドバイスでもなんでもないんですが
私も３５年振りにおととし同窓会に参加しました。

実行委員での打ち合わせを数回やったため、本番より先に会った人たちで何度も
会議と称して賑やかに飲み会やら食事会やらやりました。

昔のように「○○君」「○○ちゃん」と同じ呼び方をして学生時代に戻っている自分と
ああ、３５年も経ったんだ～、皆年取ったな～という寂しい気持ちが交互に
やってきますね。

３５年は重いですね。
その間いろんなことがありました。
でも、みんなに会えたことで一瞬で昔に戻れました。
本番が終わって２年・・なんやかんやで数ヶ月に１度の割りでまだ飲み会が続いています。
たぶん皆このまままた離れてしまうのには抵抗があるんだと思います。

トピ主さんも久しぶりの同窓会に参加できてよかったですね。

喪失感ですか？
これで終わりじゃないんだからまた会えばいいですよ。
でもそれよりも、それと引き換えに大事な家族を手に入れたでしょう？

同窓会などのきっかけがなくても、普段からよく感傷的になります。
こんなんで、同窓会になど行ったら一体どうなるんだろう？と思います。

私の場合は、季節の変わり目の風のにおいや、木々の感じ、空の色、
そいういう感覚的なことでブワッと記憶が蘇って切なくなります。
マウスさんの言葉を借りるなら、まさにタイムスリップしたような感覚ともいえますが、
それと対局の、妙な現実感というか、あぁ同じ場所にいてもこれは過去ではないのだという
自覚みたいなものも同時に感じます。

そして、私の感じる切なさは、皆とまた会えば解決されるものではなく、
逆に幼なじみや学友と会えば会うほど当時の郷愁が募るような感じです。
トピ主さんのおっしゃる喪失感と同じかもしれません。
あぁ、あの頃にはもう戻れないんだ、もう全ては終わってしまったんだ…というような。

私の場合は、いま現在が幸せでもそうでなくても、どちらでも感じます。
ですので、『昔はよかった、あの頃に戻りたい』というのとも違います。
我ながらヘンだよなぁと思います（苦笑）

トピ主さんのお気持ちは何となくわかる気がします。

学生時代、俗にいう「ティーチャーズ・ペット」、先生のお気に入りだった生徒は、いつまでもその時代を引きずります。
体育会系のクラブでもいい成績を残し、後輩にも同級にも人気者。
人間は成長過程で望んでも手に入らない物を諦める事を学びますが、彼らは学生時代の自分を諦める事は出来ない。
でも卒業したらただの人。
もしかして、主さんはティーチャーズ・ペットだったのでしょうか。
そして、凡人じゃなかった「スター」だった自分を思い出したのでしょうか。
私は学生時代、学業は落ちこぼれで、親は不仲で離婚し、本当に惨めでした。
今では努力した結果が実り、ある程度名が通った会社に勤め、仕事も乗って毎日がイキイキしています。
学生時代には頼まれても戻りたくありません。
上記のティーチャーズペットの同級が居ますが、彼女は未だに率先して同窓会の幹事を引き受け、ほぼ毎年開いています。
私は彼女を「永遠に卒業しない人」だと思っています。
涙が出る程せつない思いは、学生時代の自分が今の自分に向かって「十数年後こんな生活をしているつもりはなかった」と密かにささやいているせいかもしれません。

２０年ぶりに実家に戻って、
親の介護をしています。

長年実家から離れていたので、
懐かしくなって、散策していたら、
高校生のころのボーイフレンドの家の近くに
ついつい行ってしまいました。

それをきっかけに、当時の記憶が鮮明に戻ってしまいました。
昔のボーイフレンドのことが頭にいっぱいひろがって、
抜けないのです。
本当に昔の恋心そのままなのです。
苦しくて、切なくて。
通りの向こうから、
その時のボーイフレンドが走ってくるような
幻想にかられてしまうほどです。

ずっと忘れていたことなのに。
とても不思議なんです。
すでに20年の歳月が経っているのに、
その現実が受け入れられないのです。

どうしてなんでしょうか。
自分がどうかしてしまったのかと悩むほどです。

親の介護が大変なので、
脳が快楽物質を分泌して、
バランスをとっているのでしょうか。
だれか教えてほしいです。

トピ主さん、その後いかがお過ごしですか？
私はあれからこのトピがきっかけで、自分の中の得体の知れない
この感情がいったい何なのか？とずっとぼんやり考えています。

あらさんの書き込みを見て、思い出したことがあってまた出てきました。
実は、私が昔読んで泣いてしまった小説があるのですが、
悲しくて泣いた、とか感動して泣いた、というより、
思わず号泣してしまったという感じなのです。
そしてその感情の溢れ方が、例の郷愁めいた感覚にとても似ていることに
今更ながら気づきました。

その小説は、角田光代さんの『だれかのいとしいひと』という短編集の中の
『ジミ、ひまわり、夏のギャング』という小説です。
元カレの部屋に合鍵を使ってあるものを取り戻しに行くという話なのですが、
その中で主人公は、昔の自分の幻を見るんです。
別れた彼と、ありふれた日常を生きていたあの頃の自分の幻。
そのくだりを見て、涙が溢れてとまりませんでした。

私のこの感覚は、これに似ているかもしれません。
あの日、あの時、あの場所にいた、あの頃の自分。
その幻をここから見ているような錯覚。

よかったら、読んでみてください！

幹事をする立場になって気になるのは、主婦の人の非社会性・・・。すぐに子供の受験を言い訳にするんです。

私自身は仕事でひと月の半分以上家にいませんが、電話攻撃や往復葉書やメールFAXなどでを駆使して、不完全ながらも同窓会を実現させています。

いつも思うのは出る出ないにかかわらず、連絡の中心になってくれる幹事がいてくれればということです。そんな時、主婦で「わたしに任せて！」という人がいれば、みんなすっごく喜ぶと思うんです。

次に実行する側に立てば良いですよ。

私も数年前久しぶりの同窓会に出かけましたが
トピ主さんみたいになれませんでした、残念。

だから、このようなお気持ちをもたれたトピ主さんがとてもうらやましいですね。
懐かしく、切ないお気持ちを、
どうか壊さずに、そのまま、大切に大切に、充分に味わっていただきたいですね。

いいなあ。

お気持拝見しました。私の気持ちとあまりにも同じなので共鳴し、書き込みいたします。私は先週３２年振りの高校の学年同窓会に参加した５０歳男子です。今は遠くに住んでいるので、終了後夜行バスで帰るべく、駅へと向かう途中で昔あこがれていた女性から声を掛けられました。その子とは中学時代には同じクラスでしたが、高校時代に同じクラスにはなったことはありません。でも運動会で彼女が走ってる写真を私が贈ったことで憶えてくれていました。高校のアルバムは震災で失ってしまい、私が贈った写真が唯一の記念なのだそうです。私は感激。結局そこでさよならしてしまったのですが、その直後から後悔と切ない思い、胸を締め付けられる思いに陥り、夜も寝られず苦しんでいます。初恋のときの気持ちみたいですね。今年で結婚２５周年を迎えるいい年をした男ですが。でも１週間が経ち、こういう気持ちが味わえるのは自分が幸せな証であると思っています。。