子供が特別支援級に通学しており、また数人特別支援学校に通っているお子さんをお持ちの保護者と知り合いです。

まずは、学校公開日など利用して、実際の授業をご覧になってください。
いかに大変かがわかります。
まず、普通級は「45分座って口頭での指示が聞け、行動できる子」が対象です。つまり、それが難しいから特別支援が必要なんです。

教科書も事実上ありません。子供１人１人の段階が違いますから、すべて先生方の手作りでの授業です。
また、保護者の学校への要望・関わりも普通級以上です。

総じていえば、「普通級で指導する以上の能力」を期待される、とお考えください。

ちなみにうちの子のクラスだと、算数は文字どおり個別です。同じ学年でも、分数のかけ算をやっている子の横では１桁の足し算をやっている子がいる、そういう感じです。
すべての教科・学年でそんな感じですね。

たとえ非常勤であれ、障害児教育に関心があり、親と共にがんばっていただけるような先生を親は希望します。がんばってください。

養護学校の臨時講師をしたことがあります。
産休に入られる先生の裏づけです。

養護学校は、学校によってというよりか、生徒の障害によって
研修することは常にあります。

最寄の教育委員会で講師登録していれば
話があると思いますので、養護学校希望とおっしゃったらいいと思います。

が、県によっては養護学校教員免許が必要なところもあるので、
ある程度の知識があったほうはいいとおもいます。

実際に勤めた感想は
正直普通の小学校よりも
精神的にハードです。命がかかっています。

その分、子どもたちは素直で癒される部分もありました。

希望がかなうといいですね。

姉が養護学校教諭です。体はきついです。教室から出て行ってしまう子供を追いかけて連れ戻したり、ケンカの仲裁をしたり、力仕事も多いですよ。他の方が仰るとおり、一人一人、オーダーメイドの指導法・教材・間違いのない対応が求められます。保護者との問題も大変な現場です。養護教育に熱意があって、専門に学んだ人に勤務して欲しいと思います。

＞普通の公立小学校で算数ＴＴや低学年の補助の非常勤の経験がありますが、正直スキルもなく、自分の存在意義が分からずやりがいも感じられず精神的にキツかったです。向いていないと自覚していますが、生活のため、一番都合のよい講師の仕事を探すつもりです。
このような方に先生になってもらうのは不安です
低学年の補助ができないのに特別支援学級の先生ができるんでしょうか
ベテランの先生、新人でも自分でよく勉強してきたきちんとした先生に見てもらいたいです

今年度初めて、養護学校の非常勤講師をしています。中学部なので小学部のことは詳しくありませんが参考になれば・・・
普通校の経験しかなかったので最初はずいぶん戸惑うことが多かったです。先生方の研修会に参加させてもらったりしましたが、非常勤は自腹ですから多くの研修は無理です。特殊な用語の意味もはじめはわからなかったです。
とにかくわからないことあやふやなことは、聞いて回ることです。週に１回しか行かないので、連絡がうまくいかないこともありました。
普通校なら「ま、こんな日もあるさ」と思うことも、常に「なぜこうなったのか？」と考えるようになりました。勉強をさせてもらっています。

生徒たちはとても素直で、こちらも笑顔で授業ができます。少人数ですから指導しやすい面もあります。

育休中の小学校教諭です。
特別支援学校（養護学校）で非常勤って正直あまり聞いたことがないです。常勤（担任）なら聞きますが。支援がいるから特別支援学校なんですよね？普通校よりも特別支援学校の方が教師と子ども、保護者の関係は蜜なので、非常勤って短時間しか関わりを持たないから、そもその非常勤の仕事自体が少ないかと思われます。

普通校の個別支援クラスはどうですか？こちらも常勤が多いと思いますが。
個別支援クラスを持ちたい先生って少ない（子どもからの暴力があったり、下の処理があったり、普通級のようなスピードで成長できないことが多かったりといった理由らしいです。）ので初任や講師にやってもらうことが多いそうです。

だから特別支援学校（養護学校）の非常勤よりも仕事は多いと思います。また普通級担任よりも早く帰ることができますし、手当てがつくので普通急よりも給料も高いです。それに保育園にお子さんを預けるなら常勤の方が有利です。

私は普通校の個別支援クラスをもったことがありますが、他の方も書かれているように支援のいる子を教える方がスキルや経験がいると感じました。自分に教師としての力や知識がなく、私よりも実力のある先生ならこの子をもっと成長させてあげられるのではと子どもに申し訳なく思ったことがあります。

＞正直スキルもなく、自分の存在意義が分からずやりがいも感じられず精神的にキツかったです。
普通校の個別支援クラスは楽しかったですよ。子ども達が本当に純粋で癒されました。また、交流のときに普通級の授業を見ることが出来て勉強になり、スキルのない私には嬉しかったです。

非常勤は職員室での居場所がないんですよね。非常勤で初任補佐や少人数TTや家庭科専科をしていたときは、存在感を出そうと普段よりもテンション上げて明るく元気な私を演じていました。非常勤のときも先生方の授業を見せて頂いたりできるのはメリットですが、やりがいを持ちたいのであれば普通校の個別支援クラスをオススメします。

自分自身の話でなくて申し訳ありません。

友人が非常勤講師として養護学校に勤めていたとき、最初の仕事は生徒の「下のお世話」でした。
介助なしではトイレに行けない生徒もいます。
小学生でも体格の良い子の介助は体力的にキツいようです。
おもらしした子のパンツを洗うのも日常茶飯事で、私は教師なのよ、と妙なプライドがあれば続かなかったでしょう。

愛情表現で殴りかかってくる子、噛み付いてくる子・・・
知的な障害はなくても命に関わる持病がある子もいて、そんな子や保護者を見ているのはとても辛かったと。

でも子供たちは純粋で、いわゆる普通学級の子のように塾や習い事など、学校以外の世界を持つことが困難な分、学校では真剣にぶつかってきてくれるのでやりがいもあったそうです。

その後、専任として採用してくれる私立学校があったので今は普通学級勤務ですが、いずれまた試験を受けて養護学校で働きたいという希望もあるようです。

私は、アメリカの発達障害児の教育に携わって居る者です。
日本の教員免許の仕組みは分かりませんので、
一応、現場に居る者からの声を書き込みします。

特別支援教育の現場は普通学級と全く違うシステム、教授法が必要です。

ちなみに、アメリカの養護学級の教師は、それ専攻で学士を取り、養護学級での教育実習と養護学級指導専門の教員免許の取得が義務付けられています。
それは、現場にいる教員、保護者にとっては当然のことと理解できます。

色々な障害の知識や対応に限らず、生徒個別の障害の種類や度合いが違うように、個別の指導方法をあみださなければなりません。クラス３０人一緒に同じ教科書を使って授業なんてないです。

それに加え、痙攣などの発作が起きた時の対応、自傷行動や他害行動があるときの対応策、言語や機能の発達遅れのある生徒の指導方法。。。あらゆることが普通学級と違います。

普通学級で非常勤した経験だけでも、”精神的にキツイ”とおっしゃるトピ主さんには、難しい現場ではないでしょうか。
それに、まずは専門知識と、専門的な訓練が必要かと思います。