港町では猫は船の守り神だったり、大漁の招き猫だったりするので地域の人から可愛がられたり、魚を開く時に出るワタをえさに貰ったりしているのを見ます。
こうやって日ごろから猫たちを満腹にさせておくことで、商品への被害も防いでいるのではないでしょうか？

でもご近所の野良猫はそうもいきませんよね。
餌をやったら余計に居ついたり増えたりしそうですし。

大抵、漁師さんから生の魚をもらったりしているので、食べるものが欲しかったら猫が行くのは船着場です。
水揚げが少ない時期なんかは、猫と共存している感じの港町ではカリカリとかちゃんと餌あげてるところも多いみたいですよ。

猫嫌いさんとしては猫が近づいて不衛生とかも気になるのでしょうか？猫は大抵、獲物を持ち去って自分のテリトリーで食べるのでその場で食べ散らかしたりはしませんよ。
（その上、港にたくさんいる猫がみんな干物に手を出していたら、毎日かなりの数もっていかれることになるので商売にならないと思います）

私は逆に、人がいたずらしないのか、鳥が持っていったりしないのかのほうが気になりますが…

今はもうすでに住んでないのですが、祖母が海女をしていて海草を天日干ししてました。
確かに浜辺周辺は野良猫多いですね。漁業が盛んなら、なおさら食事にありつけますし。
でも、私の記憶をたどると、猫よりも鳥の被害の方が多いような記憶があります。カラスが山ほどいました。

天日干ししてるうちは、どうしてもお日様に当てなきゃダメなので、あまり対策っぽいことはしてなかったと思います。
乾いたら網をかけて、ビニールシートなどかぶせてましたよ。

旅先の干物屋さんで聞いたことがあるのですが、
残念なことに、人間のほうが要注意みたいですよ。
さっと盗んで行く人がけっこういるらしく、
大体は普通の善良そうな人達が犯人だそうです。

畑でもネギがごっそり抜かれたり、食べごろの果実が盗られたりと大変みたいですよ。

猫対策ですが、漁港や加工場付近の猫達は、新鮮な雑魚やアラをもらって食べているので
目だった被害はあまり無いそうです。
対策のつもりは無いみたいですが、捨てるところを食べさせた結果なのでしょうね。
野良猫なのに加工品よりも美味しいものを食べているので憎らしいほど丸々と肥ってますよ。

実家が港町なので、家の近くに干物とかイカとか
色々見かけます。

母に猫の被害について聞きましたが、ないそうです。

猫は違う所で餌をもらっているようで、干物等には
手を付けないようです。

ちなみに、一番の被害は[人間]だそうです。
どろぼう…です。

むかーし良く行っていた魚屋さんでは、猫を飼っていました。
でも、食べ飽きているのか、売り物見てもしらんぷり。
今なら衛生的にどうなのかという意見が出そうですが、40年くらい前の話なので、苦情言う人もいなかったんでしょうね。
今ではもう商売をしていないようですが、いまだに妹と「あのお店、猫いたよねー。魚屋なのにねー」という話になります。
猫好きなので。