小学校時代から高校まで一緒だった親友。一見、互いにタイプや性格は違うけれど、彼女とは別々の大学へ進学し、私が結婚してもずっと友情が続きました。
私にとってもそうだったように、おおらかで短気、裏表がなく人のいい彼女にとっても、私は大事な友達だったと思います。
違和感を感じ始めたのは、彼女が遅くに結婚をしてからです。
同じような近所の人や母親同士の関係のトラブルの愚痴が多くなり(彼女らしくなかった)、それは客観的にみると彼女が招いた種でもあるような話が多く、きっと地方に嫁いだ彼女にとっては近隣との密な関係は避けられなかったのかもしれません。
私はそのころ自分の子育ても一段落し、そういう母親同士のやり取りの悩みも済んだころであり、自分が渦中にいたときは独身の彼女には全く関心のない話で面白くもないと思って、一度も口にしたことはなかったのですが、しんどくてやり切れなかった当時を感情を思い出さざるを得ず、どうどうめぐりの彼女の話はしんどかったです。
彼女は正直、学生時代から勉強をしておらず、本を読んだりすることもなかったと思うのですが、そういう彼女だからこそ?出る、シンプルな情にあふれた言葉や行動力に、私はどんなに助けられてきたか。でも今は彼女のシンプルな思考が、互いにいい年になってきたので疑問に思うことが多くなり、それを反論するのもはばかられ、違和感を持つようになりました。
たとえば彼女の親御さんが破算し色々大変だったとき、親御さんの取った裏ワザを話されたり(ちょっと怖かったです・・)、またずっとご両親が健康保険や国民年金を払ってきていなかったから仕方がないのに、「年金をもらえないなんて不公平だ」「健康保険を国がちゃんとしてくれなかった」と、理屈にならない短気を起こし、結局はそこに見えるのは彼女の知識の浅さと世間のせまさでした。
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