私も山崎豊子のファンです。運命の人読みました? よかったですか?
もう、読んでいるかもしれませんが、有名なところで宮部みゆきの"火車"とか"理由"とか、横山秀夫の"クライマーズハイ"とか、東野圭吾の"手紙""天空の蜂""秘密"などでしょうか。

ああ、でもどちらかといえばお二人ともサスペンスですよね・・・？

水上勉さんの作品。
山崎豊子系？と言われると微妙ですが、でも社会派。
（もしかしたら絶版かも）

あとはやはり、松本清張でしょう。

社会派、というより経済小説になりますが
高杉良の作品はおもしろいですよ。
実在のモデル（経済界の重鎮や有名企業）がいるので、
へぇ～そうだったんだ、と勉強になります。
「金融腐蝕列島」などが有名です。

海猫　谷村 志穂さん。
イメージは違いますが、根底に流れている何かが共通してるかも。

（今、「二つの祖国」読んでるとこです♪）

山崎豊子さんは大地の子・二つの祖国を夢中になって読みました。
作風が似ているかは疑問ですが、海外が舞台のものでよろしければ
最近読んだこれらはかなりの参考資料を元に書かれ、臨場感にあふれていました。

元外務省職員だった春江一也さんの　プラハの春・ベルリンの秋
ウィーンの冬・上海クライシス
プラハ～はまだ文体がこなれてないのですが内容は面白いです。
個人的に一番のおススメは上海クライシスです。

あと米原万里さんのオリガ・モリソヴナの反語法
ユン・チアンのワイルドスワンというところでしょうか。

よろしかったらどうぞ

もう松本清張氏の社会派小説はお読みだと思いますが。

松本清張　1950年ごろから「点と線」などを。
山崎豊子　1963年ごろから「白い巨塔」などを。


他にも柳田邦夫（航空機事故、医療問題、児童少年問題など）。
鎌田慧、（企業と労働）など。



小説ですが、日本社会の一部の歴史的記録としても
読めます。　　梁石日（ヤン・ソギル）『血と骨』。

歴史的事件と自分の家の歴史について：
遠藤誉　「チャーズ」