先日WOWOWで放送していた、タイトルに書いた映画がとても面白かったです。
語学の学習に適しているのかどうかわかりませんが、
主人公は９歳の女の子ですから、
２０数年前に第二外国語で学んでいた私にも聞き取れた箇所が、ほんの少しありました。
７０年代のフランスでプチブル的生活を送っていたのに、
両親が左傾して彼女の生活が変わってしまって、というお話です。
世界と個人、といったことを考えさせられました。
それに、主人公の服がかわいくて眼福でした。
大昔のオリーブ少女のなり損ないとしては、娘に真似させたいセンスでうっとりしました。

“アメリ”を撮ったジャン＝ピエール・ジュネの“デリカテッセン”なんてどうでしょう。核戦争後のパリの肉屋が舞台です。ブラックユーモアが効いてますが、ラストシーンは妙な爽やかさがあります。

こんにちは

私のおすすめは｢パリ、ジュテーム ｣です。
オムニバス形式の映画ですが、見ているとほっとできます。

私はフランス語は本当に少ししか分かりませんが、色々な映画を見て
自然に身に付いたらなあと思います☆

聞き取りのためなら、最近の映画よりも古い映画をおすすめします。

最近の映画は、セリフを言うスピードや、やり取りがとても速いし、
俗語や移民系の役者のなまりがあって、聞き取るのが難しいなーと
思いました。吐き捨てるようなきついしゃべり方も多いですし。

最近の映画でも、宮廷ものなどの古い時代を扱った映画なら、
丁寧な口調（日常会話には慇懃かも？　汗）や、きれいな発音が
聴けるのでは。リディキュール、グレースと侯爵とか。

内容を楽しむ映画でおすすめなのは、コーラス、今日からはじまる、
猫が行方不明、モンド、アメリ、天使が見た夢、８人の女たち、
女はみんな生きている、ペダル・ドゥースなどいかがでしょう。

あと、NHK衛星で放送しているフランス２（国営放送）のニュースも
聞き取りにはよいのでは。キャスターの口元や映像、字幕から
内容や聞き取れなかった部分を想像しやすいと思いました。

イヴ・ロベール監督の「プロヴァンス物語」おすすめです。
原題は「La gloire de mon pere」「Le chateau de ma mere」の２部作です。
２０世紀初頭に子ども時代を過ごした　この物語の著者マルセル・パニョルの回想録です。
美しい自然と、家族の愛情。
使い古された言葉ですが、フランスの古き良き時代の雰囲気が堪能できます。
そして、南フランス独特のアクセントも。
（時々入るナレーションはスタンダードなフランス語なので、比較できて面白いです）

そして、出演の子どもが子どもらしいところが特に気に入った映画でした。

映画は好きですが、フランス映画は実は苦手です。

そんな私ですがいくつか…。
ルイ・マルの『地下鉄のザジ』、Ｒ・アンリコの『冒険者たち』は好きですかね。
ベタですがゴダールのものとか。

ペットの犬が人間になっちゃうコメディ
「ディディエ」がお薦めです。コメディといっても
ドタバタではありません。
ミュージカルですけど、シェルブールの雨傘は素敵です。

ビデオで何回見たことか、オペラ好きの郵便配達人なんてさすがおフランス。

フランス映画に出てくる警察ってとことん無能ですがこの映画の中の刑事はなかなかいい味出していました。

とにかくすべてが好きでした。

なので、学習に向いているかはわかりませんが、すごく古いけど
「天井桟敷の人々」がよかったです。

映画ではなくて大変申し訳ないのですが、この海外ＴＶドラマは面白いです。

フランスでの放送が1992年～2008年と、長寿番組なんだそうです。
ですので日常会話程度の勉強にはなると思います。

ＤＶＤレンタルがあります。ただし、置いてある店舗は少ないかも・・・。