話題の40歳前後世代のバブルの余韻と申します。
NHKドラマ、コンカツ・リカツ、とても興味深く観ました。
大学時代・院時代の同級生の3人に1人強は結婚しておらず、年収1本前後の男女未婚者の山です。
40歳を前にして独身主義が揺らぐ者多数・・・というのも、ドラマの設定通り。
親の介護・自分の老後の生活を考えると、競争の中で守り抜いた職業を捨てられないのも、設定通りです。
そろそろ結婚を・・・・と、婚活市場に出れば、同級生(男)は60人もの女性から申し込まれるほどの
商品価値(旧知の友人から見れば騒ぐほどの価値ある商品とは思えないのに?)なのに、
「家事は自分でできるから、経済的に依存しない同レベルの女性と結婚したい」から、婚活は難航中。
同級生(女)は、大病院の息子(医者)と結婚しながら、苛烈なリカツに追い込まれた梨香子もどきあり、
部下を100人を抱える梨香子もどきも、大手商社の事務職七海もどきも、身近に何人もいます。
最終回、七海さんは「介護と事業継承問題で離婚を経験した」けっこう賢い(甘そうに見えて甘くない)
男性にあっさりふられてしまうのですが、このラストは現実的でとてもよかった。
男性も40歳にもなると、「好き」といった感情だけでなく、「経済力が少しあって」
「若くて」「老いた父を大切にしてくれそうな」女性を、シビアに選んでいましたねぇ。
「30歳前後の女性たちは、確かに我々世代よりもオトシドコロを知っている分だけ、現実的だなあ。」
とか、「離婚活動のアドバイザーは、アドバイスが具体的で活用すべき存在なんだなあ」とか、
いろいろ考えながら楽しく観ました。
それにしても、社会の厳しさを知り、様々なことを考えるようになればなるほど、
結婚って大変ですねぇ。ドラマ「コンカツ・リカツ!」について、おしゃべりしませんか?
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