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    教えて!『細雪』

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    松子
    話題
    私は、43歳の主婦です。
    ふとしたことで、谷崎潤一郎『細雪』にはまっています。

    舞台は昭和11年。
    何気なく読んでいて、びっくりしたのが
    時折、点綴される、蒔岡家の暮らしぶり、雑貨の類。

    上巻、冒頭に、悦子がお土産をねだるシーン
    『お土産分かってるなあ、姉ちゃん』
    『こないだ見といた御飯の炊ける玩具やろ』

    この時代、実際に炊飯できるおままごと道具が
    量産されていたのでしょうか。
    すごい!

    また中巻では、昭和13年の大阪水害が描かれていますが
    さらっと『電気冷蔵庫が役に立たなくなっているので』

    え?70年以上も前に電気冷蔵庫があったの?
    果たして、どのメーカーが出していたのか、
    勿論、買えたのは蒔岡家のような都市部の富裕層だった
    でしょうが。

    同じく中巻の銀座の「ローマイヤァ」で
    『ウィンナ シュニッツレルがあったで』との台詞、

    その他(順不同)『クロームライカ』『資生堂の美容室で、ゾートスという新しい薬液を使うパーマネント』『クラブハウスサンドイッチ』『一目で英国製と知れる殆ど白無地に近い明るいホームスパンの上衣に鼠のフランネルのズボン』『白葡萄酒とチーズの小卓』…

    70年前の日本。
    戦争直前の『暗い世相』とのみ、ぼんやりと捉えていた時代に、必ずしも
    そうではなかった豊かさがあり、人々の気持ちにもなにか「暢気さ」を感じています。
    勿論、登場人物らは、あと数年後には、豪奢な生活が根こそぎ戦争に奪われるとは予想してないのでしょう。

    そこで!
    谷崎ファンも多い!と思われる小町の方々。

    『細雪のここが面白い!』
    『こういう研究がある!」』
    など、情報をくださいませんか?

    当方、国文学とは全く縁の無い専門を学び、門外漢もいいところですが
    『細雪』に相当はまっています。

    トピ内ID:1424266692

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    戦前って豊かなんですよ

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    ひろひろ
    太平洋戦争が始まってしばらくして貧しくなったり、輸入物が禁止されたりで生活レベルがものすごく落ました。
    戦後、生き残ったひとびとの中でその前の豊かだった時代の記憶が薄れていたり、知っているかたが亡くなってしまったりしてしまい、結果、
    現代人の感覚だと、
    戦前=貧しい
    明治・大正=もっと貧しい
    みたいなイメージになってしまっていますが、
    戦争の間と戦後が貧しいだけなのです。
    戦争の前の日本は、かなり豊かでしたよ。
    あまりに豊かで「吹き上がって生意気」なので、欧米諸国にケンカ売られたわけで(笑)。
    もちろん、貧富の差が激しかった時代でもあるので、お金のない階層は本当に大変だったとは思いますが、
    江戸から戦前にかけてのわが国の優雅で華やかな文化、国民全体の教養レベルの高さなどについては、きちんと認識されるべきだと本当に思います。

    トピ内ID:3649919977

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    創作余談

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    ピョートル
    中央公論刊「谷崎潤一郎全集」第21巻にをさめられた「創作余談」といふ随筆の冒頭十数行ほど、「細雪」に触れた中で、

    あの小説はあの倍くらゐの長さにして、もつといろいろな人物や事件を織り込み、醜悪な暗い方面をも描くつもりであつたのが、時局に遠慮して明るい甘い方面ばかりを扱ふやうになつた

    と谷崎は述べてゐます。しかし私は、四女妙子の描写に「暗い方面」の片鱗がうかがへ、三女雪子も、見やうによつては非常に奇怪な女性であり、一筋縄ではいかない、大変深い面白い小説であると思つてをります。

    トピ主さんの指摘した風俗描写もまことに貴重です。台風の場面の迫力も初読の際、感銘を受けました。お蔭様でまた読み返したくなりました。

    トピ内ID:0175713993

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    ラストは衝撃

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    🙂
    のんきめがね
    もう本は処分してしまいましたが、
    この小説のラストは、未だに覚えています。
    お腹を壊したまま電車に揺られ、これからの結婚生活を想い憂う。
    こんなシチューエーションで終わる小説ありません。

    余談ですが、この他に卍、刺青など、衝撃的でした。

    また、この当りの時代背景では、
    芥川、尾崎一雄、川端康成、太宰、室生犀星などが好きです。
    いろいろ読むと時代が分ってまた面白いと思います。

    トピ内ID:7748359240

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    その前に

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    オーソレミヨ
    日本近代史を勉強なさってはいかがでしょうか。
    地方と都市部の格差、富裕層と庶民の格差は今より格段に大きいでしょうし、
    そんなお金持ちがお土産にねだる玩具、つまり特別な品を量産品と考える不思議さ、日露戦争から30年後、大正ロマンを経た昭和10年を戦争直前の暗い時代という感覚、国文学はもとより専攻なさった学問が何かに関係ない知識だと思うのですが。

    トピ内ID:0667734364

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    なつかしいですねえ

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    家出中の冷蔵庫
    そのころって今よりも格差が大きくってお金持ちは本当にお金持ちだったんじゃないですか。昔私が東京ですんでいた借家にも住み込みのお手伝いさん用の部屋がありましたよ。(私は物置にしていましたが)

    なんとなく英国の同時代の小説を連想しますね。細雪のいちばん下のお嬢さんは彼女なりに自立を図ってはいるけれど、なんとなくお嬢さんの域を一歩も出ていないし。仕事をしてはいるけれど庶民の仕事とは全然意味が違う。古き良き時代のお話です。

    私がびっくりしたのは「Bたらん」の話です。少し体調が悪いとビタミンBが不足ということにしてしまって、自分で勝手にビタミン剤の注射をする。今ならありえない話ですね。昔の注射信仰がよくあらわれていますし、裕福な家庭の人たちであるのにビタミン不足というのもなんだかおかしいです。

    トピ内ID:1674570012

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    私も大好き

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    🐧
    キリキリ
    他の作品はともかく、『細雪』だけは何度も何度も読み返しています。
    ただ好きなだけで、全然詳しくはないですが。

    生活の描写が細かくて飽きないんですよね。トピ主さんのおっしゃる人々の「暢気さ」と、文章に漂うユーモア。食べ物の描写も好きです。
    でも、数年後に戦争に突入する訳で、あの豊かな生活をしていた人々はその後どうなったのかなあと気になります。

    昔とある雑誌で評論家が、「あの女たちは結婚のことばかり考えてて全くくだらない(詳細忘れましたがそんな意味のこと)」と述べてて、人によってこうも受け取り方が違うのかとびっくりしました。

    トピ内ID:6982520903

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    映画をご覧になっては?

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    悦ちゃん
    細雪は今まで何度も読み返しています。
    古本屋に売っては買い、売っては買いをくり返し、初めて読んだ中学生から数えると、何冊買ったか分りません。

    私も詳しくはありませんが、細雪は谷崎の妻である松子夫人の四姉妹をモデルに書かれた、と何かの文献で読んだ記憶があります。
    また、物語は次女・幸子の家を中心に書かれていますが、元は長女・鶴子が守っている大阪の船場が蒔岡家のルーツです。
    船場には独特の伝統や地域性もあったようなので、そのあたりの理解を深めればまた違った見方が出来るのではと思います。
    時代背景は違いますが、山崎豊子さんが船場を舞台にした小説をいくつも書かれています。私も細雪から派生して、山崎さんの小説をいくつも読みました。

    映画化は3度されており全て観ていますが、私は一番最初に映画化された物が好きです。昭和25年頃の制作ですが、高峰秀子さんが妙子を演じています。戦争を経てはいますが、街の風景や家の調度品なども小説の雰囲気に一番近い作品だと思います。
    その後の京マチ子さんが幸子、山本富士子さんが雪子を演じた映画も、女優さんがとても美しくて素敵ですよ。

    トピ内ID:8940422196

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    追加

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    ピョートル
    「細雪」は映画化されてをり、市川崑監督、岸恵子、吉永小百合さん等出演のものは有名なやうですが、見てをりません。先入観ですが、吉永さんの雪子では所詮綺麗ごとで終はらせてしまつてゐるのではないかと思ひ、あまり食指が動きません。どの程度なんでせう?

    三島由紀夫が「いつも谷崎氏の仕事とともに生き、氏と同時代人たることを誇りにしてきた」と最大限の賛辞を呈し、ささやかな作品論をいくつか書いてをります。「細雪」については、谷崎の全集に添へた短文で「戦時中の食料欠乏時代にも、美食に親しみながら『細雪』を書きつづけ」と記し、また、「新潮日本文学6谷崎潤一郎集」の解説で、「『細雪』は、又、今後、日本文化の様式を記録した傑作として、永く世に伝はるであらう」と10行ほど触れてをります。もつとも三島は、より頽廃的趣味を打ち出した作品の方に筆を割く傾きがあります。

    小林秀雄も「花は桜、魚は鯛」といふ月並み趣味の描写に、不思議な深さを持つに至つた、と述べてゐたと記憶しますが、手元に見当たりません。

    しかし私は、単なる日本文化の陳列場以上のもの、人間性の「暗い方面」のドラマをこの小説に感じます。

    トピ内ID:0175713993

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    倚松庵もお勧め

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    庄吉子
    ご存知でしたら申し訳ないですが倚松庵。
    谷崎潤一郎が実際に住んでた家ですが、細雪のモデルにもなってますね。
    HPでも伺えますが実際に行って見ると更に感慨深いですね。

    >B足らん
    裕福層だから尚更なるんじゃないでしょうか。
    ビタミンBが十分の食材(玄米・赤身の魚等)は当時のお金持ちは好みませんし
    実際鯛が好きだって描写がありますよね。

    トピ内ID:9969397739

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    ありがとうございます!

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    トピ主の松子です
    今回初めてトピを立てましたが、顔も知らない方々が
    様々な声を寄せてくださいましたこと,感激いたしました。
    お一人お一人に御礼申し上げます。

    さて…

    改めて、私の勉強不足と共に、戦前の日本について
    いかに誤ったステレオタイプな捉え方をしていたか実感…
    まさに汗顔の至りです。

    『戦前は豊かだった』件につきまして、
    かつて山本夏彦さんの談話に
    『昭和10年代ってのは、何でもあった時代。
    戦争のおかげで全てが消えていった。
    その速度は速かったんだよ』という趣旨の文を
    読んだこと思い出しました。
     
    ただし、『何でもある時代』を享受できない層もあるわけですね。
    私は、昭和七年の東京での地下鉄争議を調べたことがありますが
    争議団要求項目に『女子の最低賃金を1円15銭とする』が挙げられています。しかしながら、同時期に『蓄音機(ビクター)』が32円。
    こういう高級品をこともなげに買える富裕層と
    『その日暮らし』の貧困層、さらにその中間層が
    混在していたのですね。

    トピ内ID:9575485160

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    細雪大好きです

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    😀
    おぱた
    いいですよね、細雪。私は兵庫県なので出てくるお店や通り、街の名前などを「わかるわかる、あそこやわ」と喜んでしまいます。
    同じ時代で岡本かの子も好きですが、やはり谷崎の方がしっくりきます。谷崎も東京出身ですがね…
    使われている言葉の選び方も流石に谷崎!です。
    婉曲なものの言い方や、人とのお付き合いの仕方は今でも息づいている感覚もあります。

    確かに縁談話が主になりますが、当時の女性は「良妻賢母」になる事を理想とされていた上に、妙齢の良家のお嬢さんなのですからその話が多くても自然だと思います。

    冒頭の優雅で豪奢な生活が、進むにつれ時節柄派手な催しは…と自粛がちになったり、防空訓練でクタクタになったり、禁令に引っかかるので衣装をあつらえる事が出来なくて呉服屋の手持ちで探したり、国産の薬しかなくなったり…と暗い時代に突入していくのが何とも言えません。

    雪子の見合い相手が何人かいましたが、私なら最初のフランス系企業に勤めている方がいいなと思ってしまいます。
    どうにも嫌なのは女ギャングに連れて来られた人ですね。そつのない人なんですが、苦手です。
    トピ主さんはどうですか?

    トピ内ID:4643177396

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    その2

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    トピ主の松子です
    一億総中流の風潮の中、育った私には
    想像できないほどの『身分の差』が厳然とあった…

    確かに蒔岡家のルーツは『商人の貴族』の町、船場で、
    雪子も実際、華族の子弟に嫁ぎますね。
    こういう上級社会からみると『身分制度』の存続を願うのは
    至極、当然のことであり、
    妙子が『強靭なる肉体、腕に職を持ち、自分を心から愛してくれる』人として板倉を選んだ経緯が、どんなに破天荒であったか、実感として迫ってきます。

    ピョートルさんの、妙子の描写に『暗い方面』の片鱗が見えるという観方
    、大いに賛同いたします。
    身分がどうのこうのと言ってられない時代の変化が、すぐ近くにせまっているのですから。

    トピ内ID:9575485160

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    その3

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    トピ主の松子です。
    オーソレミヨ様

    ご指摘の通り、もっと日本近代史を学ばなければ、と
    痛感しております。
    その反省を踏まえた上で、いささか、反論を述べさせて下さいませ。

    >お金持ちがお土産にねだる玩具、つまり特別な品を量産品と考える不思議さ、


    『量産品』ではないかと類推したのは
    『外出先でお土産にねだる』点です。少なくともオーダーではなく商業ベースにのって『販売』されているのでは?と考えられるのでは?

    実際、昭和2年に、日本のセルロイド玩具は世界総生産の8割を占め、生産額に至っては昭和12年、ドイツを抜き、世界一になっています。

    戦前の日本は、屈指の玩具大国であった背景を鑑みると
    『量産』のいう類推はあながち間違いではないような?

    >昭和10年を戦争直前の暗い時代という感覚、

    大雑把に『暗い時代』と括ってしまい迂闊でした。

    しかし。

    本作は昭和11年から16年までの物語であり
    日本は、既に、事変という名の戦争を始めています。

    背後にどうしても避けられない『くら闇』を
    感じるのは的外れに過ぎますでしょうか。

    トピ内ID:9575485160

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    その4

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    トピ主の松子です。
    果たして、この時代、クラかったのかアカルかったのか。
     
    上巻、昭和12年9月。
    幸子と貞之介の会話に
    『…今朝は珈琲が特別強う匂うてくるように思いなされん?』という箇所があります。しかし、この直前には『我が艦上機が仙頭と潮州を空襲した記事を読んでいると…』とあるんですね。

    確実に戦争があり、戦死者も出ていながら
    『台所で沸かしている珈琲の匂い』が夫婦の会話になる位、のどかな秋の朝の描写ですね。

    なにかが起きている。
    しかし、正確な情報からは『細雪』の人物達は遮断されている。

    情報の遮断。
    身分という考え方。
    旧時代の諸々が、戦争によって粉砕される『前夜』なのでしょう。
     
    上記の『明るいか暗いか』という私の愚問に対しては、そのどちらも内包している…としか答えようが無いのかもしれません。

    トピ内ID:9575485160

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    その5

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    トピ主の松子です
    『家出中の冷蔵庫』様。

    たしかに『B足らん』にはオドロきますね。

    病の面から『細雪』をみても非常に興味深いです。
    『B足らん』から『雪子の口の端にできるシミ』
    『神経衰弱』『腸カタル』『チフス』『黄疸』等等。
    そして『中耳炎』に端を発し死に至る板倉。

    薬も、彼女達はビタミンBを『取り寄せ』る他、
    下巻には、幸子が、出産する妙子に
    『コラミンとプロントジール、ベタキシン等の注射液を持って出かけた』
    という描写があります。

    薬事法、医学の歴史から、『細雪』を読み解くのも
    非常に面白そう。
    板倉の死因も、現在の医学から見ると、別の病名に
    なるのでしょうか?

    えっちゃん様
    映画のお勧めありがとうございます。

    84年の市川昆監督のものは見ました。
    本作の『気分』は良く出ていると思いましたが…

    小百合さん=雪子、というのがピンとこなくて。
    他作品での『明るく前向き』のイメージが強すぎ
    『一筋縄ではいかない』雪子の陰影が消されているような
    気がします。

    今度、1959年のものも見てみます。
    ありがとうございます。

    トピ内ID:9575485160

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      東京紅團

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      ばたこ
      こちらのHPに、いろいろ出ていますよ。


      谷崎潤一郎の「細雪」を歩く
      http://www.tokyo-kurenaidan.com/tanizaki-sasameyuki-1.htm


      細雪は、谷崎の三番目の婦人、松子さんの姉妹の話をもとにしています。
      雪子のお見合い話も、そのままのようですし、末の妹 妙子の恋愛→結婚も
      あの通りの、子供が出来てからの結婚。


      妙子さんのモデルの信子さんは、お子さんを出産時に亡くされたのち、結婚するのですが、
      それからお子さんに恵まれないまま、夫婦ふたりで暮らしていたそうです。

      戦後は、ゴルフ練習所を経営して、繁盛していたようです。


      雪子さんのモデルの、重子さんは「細雪」の通り結婚するのですが、戦後早々にご主人に先立たれます。
      胃がんだったそうです。


      松子さんの孫の、渡辺たをりさんが、詳しい本を書いていますよ。

      トピ内ID:3876097233

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      市川昆版もいいですよ

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      minmin
        一部の人のみが享受できたとはいえ、戦前の生活レベルは高かったようですね。このレベルに戻れたのは敗戦後昭和三十年代末頃だった、というのをどこかで読んだことがあります。村上もとかの漫画「龍」の主人公は関西の財閥の跡取りという設定なのですが、村上氏がこの作品を書こうと思った理由の一つが両親から聞いた戦前の生活レベルが意外と高かったから、ということでした。特に前半は、映画では再現できない昔の京都の魅力が感じられる傑作です。よろしければ読んでみてください。

       映画化の市川版もお勧めです。吉永小百合が、三女の不思議さを見事に演じています。また、番頭だった人の息子が戦死したり、提灯行列のシーンが出てきたり、戦争の影もしっかり映し出されています。

      トピ内ID:5442649382

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      玩具って・・・

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      ままごと道具でなくて炊飯器のことだと思いますが。
      普及品(量産品)になるのはかなり後ですよね。
      実際に釜戸で炊くよりも簡単だから玩具と言ったのでしょう。

      トピ内ID:1314822801

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      冷蔵庫

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      kaz
       1928年(昭和3年)に三井物産が米GE社製電気冷蔵庫の輸入し、東京電気(東芝の前身)を通して販売を開始しています。また、1933年(昭和8年)に芝浦最策所(東芝の前身)が国産電機冷蔵庫(GE製のコピー)の販売を開始しています。

      トピ内ID:2945930642

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      わたしも、好き。

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      😀
      こなつ
       昔のお嬢さんは、30まで結婚できなくても、周りがなんだかんだお見合いを整えてくれて、実家でお金出してくれてニートでも良いのか。その上、結婚後の生活も、相手の男性にお金がないと、その親戚のお金持ちのひとが生活費の保障するっていう約束までさせてしまうのか。
       現代の日本でこんなことやってたら、甘やかしも良いところだって言われるよな~~。まるで子どもじゃないか。

       なあんて、庶民な考えをどうしてもしてしまいます。

       それにしても、面白いお話ですよね。わたしは、この頃は渋谷の真ん中が、どうしようもない田舎だったんだな、って、あたりまえなんだけど、ちょっとびっくりします。
       おばあちゃんは江戸っ子なので、若い頃の話を聞くと、土地勘などがちょっとかぶります。
       でも、こちらはもっと下々の庶民ですが。

      トピ内ID:3509347189

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      映画版 細雪

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      水玉
      本は長い間読んでいませんが、映画版「細雪」市川崑監督 のビデオは所蔵しており、何回も観ていますが飽きません。

      私は吉永小百合さんの雪子が『雪子』だと思っており、それ以外は考えられません。
      使用人に対する横柄な態度。
      えっちゃん(姪っ子)への母性的な優しさ。
      のらりくらりと都合の悪いことを受け流しながら、ここぞという時にはテコでも動かない。
      無口で大人しい外見の内側にある強烈な自信。
      いかにも谷崎氏が好みそうな悪魔的な女性です。

      終盤で姉婿が一人酒を飲みながら雪子を思うシーン、それに続く四姉妹のお花見の映像が、観る者に(四姉妹と共に過ごした時間)を感じさせてくれます。

      本で読むのとは印象が違うかもしれませんが、機会があれば映画もご覧ください。

      トピ内ID:9766057242

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      船場という場所

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      春日 
      大阪育ちです。
      若い頃仕事で船場の繊維関係の企業のオーナーの方々とお話をする機会がよくありました。昔の船場の話もいろいろ、伺いました。若気の至りでいい加減に聞き流していたことが悔やまれます。もったいないことをしたかも。

      そのなかで、印象的だったのは息子より娘のほうがいい、という考え方。
      息子にあとを継がせるよりも娘にいい婿さんもらう方がエエ。
      その娘には子供の頃からお金をかけて、食べ物も着る物もいいものを与える。
      貧乏な男と駆け落ちされたらかなわんやろ?

      なんとなく「細雪」を思い出しました。織田作之助の「夫婦善哉」にもそんなくだりがあったと思います。

      二十年以上前のはなしですが、「今もそういう考え方は同じなんだ」と軽いカルチャーショックを感じました。

      トピ内ID:5874628264

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      芦屋に

      しおりをつける
      🎶
      夕陽丘高女
      谷崎潤一郎記念館があります。機会があれば一度行かれてみては?

      関係ないですが、「細雪」に出て来る夕陽丘高女という学校が、私の母校の前身でした。昔はお嬢さん学校で、今は公立の共学高校ですが。
      高校生の頃、よくそれを先生にも言われ、アルバイト先の上司にも「ああ、あの細雪の?」と驚かれ、誇りに思っています。

      大阪と芦屋に住んでいたことがあるので、つい懐かしくてまた読みたくなりました。トピ主さん、ありがとう。

      トピ内ID:9211272063

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      お父さん、人に後始末押し付けるな

      しおりをつける
      空木
      細雪の時代は、明治大正と近代化に驀進した結果が
      国民の生活レベルに反映し始めた頃だったのでしょうね。
      この後の事を考えると「燃え尽きる前の蝋燭」の状態かと。
      敗戦後国の再建に際し、当初政府が目指したのは
      確か「昭和8年の生活レベルの復帰」だったそうです。
      細雪は高校生の頃に一回読みその後トピ主さんとは逆に戦前
      (太平洋戦争突入前まで)の生活に興味を持った際に
      再読。感想はタイトルの通りです。
       
      戦前の本で参考になったのは  
      ・文春新書 誰か「戦前」を知らないか 山本夏彦著
      ・講談社現代新書 月給百円サラリーマン 岩瀬彰著
      ちなみに月給百円というのは、戦前のサラリーマン
      の給料の基準だそうで
      …雪子の見合い相手の一人は、そこそこの高給取りなのね。
      両方とも巻末に参考文献が載っているので調べものにもいいです。

      トピ内ID:2362959142

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      結婚の話

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      🐧
      しか
       「細雪」、はるか昔に読んだきりでしたので、もう一度読みたくなりました。この「結婚話」から派生して・・・先日、テレビで「プライドと偏見」をやっていました。数年前にこの話を読んで、ただの「結婚相手を見つける話」なのに、面白かったので映画も見ました。やはり面白かったです。「細雪」もこの「結婚相手を見つける話」が縦軸となって話がゆっくり進みますよね。「結婚相手を見つける話」は世界中で普遍的なものなんだなあ・・・と思いました。現代も「婚活」という言葉がよく見聞きされますが、現代からも名作が生まれるといいなあ。

      トピ内ID:9863950682

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        また読みたくなった♪

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        🐱
        粉雪
        久しく読んでいませんでしたが、また読みたくなりました。
        桁はずれのお嬢様暮らし~ってところが大好きです。
        映画は市川監督のしか見ていませんが、私は下の2人はどうでもよくて
        上の姉妹が大好きです。その2人の配役が良かったと思うし、姉たちの
        会話から想像される「雪子」の不思議ちゃんぶりは、吉永さんの美貌が
        ぴったりはまっていたんじゃないかと思います。
        古ーい方の映画も見たくなりましたが、レンタルされてますかね?

        トピ内ID:5909377136

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        その6

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        トピ主の松子です
        たくさんのレス
        ありがとうございます。
        20日粉雪様まで読ませていただきました。
         
        kaz様

        電気冷蔵庫の歴史、参考になります!
        早速『東芝電気冷蔵庫75年の歩み』というところで
        国産1号の写真を見てまいりました。
        昭和10年には、圧縮機などを下部に埋め込んだ『フラットトップ型』が
        同じく芝浦製作所から販売されているのですね。
        蒔岡家の台所に鎮座していたのは、どのタイプだったのか
        気になります!

        松様

        『炊飯器』のことでは?とのご推察
        しばらく考え込んでしまいました。

        松様のおっしゃる炊飯器は
        いわゆる実用品でしょうか?
        その場合の熱源は?

        実際『電気炊飯器』の本格的な開発は戦後ですね。
        戦前は、陸軍で開発された『97式』(家電にあらず)
        或いは、『ガス式炊飯器』なるものがあった、らしいのですが
        いずれにせよ、10歳の少女がお土産にねだるにしては
        興ざめな気もいたします…

        私は、実際に使う『羽釜』を
        やや小ぶりにしたものではないかと想像しているのですが…

        トピ内ID:1424266692

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        トピ主のコメント(8件)全て見る

        その7

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        トピ主の松子です
        のんきめがね様
         
        たしかにラストが衝撃的です!
        美しきヒロインが下痢をしたまま、終わる小説なんて
        あるでしょうか!

        (なんて書いた後にすぐ『暗夜行路』思い出しました。
        あの中にも、強烈な下痢に見舞われる主人公が書かれていますね)

        故・前田愛さんが、瀬戸内寂聴さんとの対談の中で
        「これまで、ヒロインと付き合ってきた読者が背負い投げをくわされる
        場面」とおっしゃっています。

        美女と下痢…並べて書くとインパクトあるなあ(笑)

        妙子が赤痢にかかった場面でも
        奥畑の啓ぼんが『便器の消毒』を手伝うシーンが
        あります。
        「陰翳礼賛」にて、和式の厠の美を讃えた作者としては
        排泄描写にためらいは無かった?

        いずれにせよ、本作でも『ワカモト』等々の整腸剤が登場し
        当時は今よりもずっと『お腹の調子』が脅威だったことがしのばれます。

        トピ内ID:1424266692

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        トピ主のコメント(8件)全て見る

        阪神間の暮らしは豊かだったそうです

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        ミケコ
        夫の祖母は生きていれば102歳、神戸の生まれで雪子のモデルとなった
        渡辺(森田)重子さんと同じぐらいの年齢ですが、90代まで元気で頭も
        しっかりしていたので、細雪の時代の昔話はずいぶん聞かせてもらいました。

        あの時代の阪神間の中上流クラスの生活は豊かで、女性は大事にされ
        食事に行ったり芝居に行ったりで派手に暮らしていたようです。
        祖母は結婚して東京に来たのですが、食べるもの、着るもの、何もかも
        質素で、男性優位で嫌になったといつも言っていました。
        嫁ぎ先も裕福な家ではあったのですが、関東風は神戸とはまるで
        違っていたそうです。

        細雪にも出てくる隆新(ロンシン)テーラーでオーダーした祖母のコートは
        今でも形見に持っています。上等のウールで素晴らしい仕立てですが
        おそろしいぐらい重いです。

        トピ内ID:2643969727

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        その8

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        松子
        きりきり様、こなつ様、しか様、水玉様

        皆様と同様
        雪子の縁談、いろんな意味で興味深いです!
         

        私は縁談を持ち込んでくる人々の
        佇まいに惹かれます。
        美容院を経営する井谷、陣場夫人、菅野(夫を亡くした人)、
        再び井谷&丹羽夫人の『女ギャング』そして、三度、井谷。

        それぞれ、思惑やら、
        必ずしも悪い意味ではない計算高さを張り巡らし、
        「何とかうまくもっていく」あたりに
        何ともいえない関西の風土を感じています。

        それにしても、周囲がやっと纏めた御牧との縁談にも
        決して礼を述べない気位の高さ、『中姉ちゃん夫婦』への
        全幅の信頼と依存…
        でも、それでも、ヒロインとしての香気を失わない人物…
        本当に雪子さんというのは、庶民の私を
        悩ませてくれます(笑)



        また、何人かの方が「高慢と偏見」を挙げてくださり
        私の細雪連想が、広がりました。

        ダーシーと御牧。
        ああ、書きたい!けど
        とても書ききれません。
        またいずれ、触れたいと思います。

        トピ内ID:1424266692

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