４０代既婚男性。

我々の社会の最小単位は家族です。社会の合意である法律も家族に扶養の義務を科しております。それを放棄すればあっという間に社会の安定は崩れ、弱者は生きていけなくなるでしょう、生活保護や介護保険もそれを前提として組み立てられます。

と言っても

＞誰かを助けるということは、誰かを助けないということにしかならないのでしょうか？

これは程度問題でしょう。百パーセントじゃなければゼロと言う事も無い訳ですから、もちょっと具体的に質問いただければ答えようもあると思います。

キリスト教徒ではありませんが、私の考えを参考まで。

私は、誰かを幸せにしてあげられない事よりも、誰かを不幸にする事の方が罪深いと考えます。
家族はあなたとは別の人間です。他人です。あなたの考えであなた自身を犠牲にする事はあなたの自由ですが、家族に負担を強いる事は、家族の納得がなければいけないと私は思います。

誰かを幸せにする為に全力を尽くす事で、誰かを不幸にするのであれば、それは良くないことです。

私は、夫の幸せを第一に考えていますので、夫がボランティア精神を発揮して誰かを助けたいと思っているのなら、多少の負担は喜んで受け入れます。
実際に私も結構ボランティア精神旺盛なタイプです。
奥さんと子供がどの程度あなたの考えに賛同しているかではないでしょうか？

でも妻としては、「アフリカの難民を助けに行きたい」「戦争中の国へ助けに行きたい」などと危険の中に飛び込んでいくのを見るのはとても辛いので、私なら反対します。
そういう事がしたいなら、同じような考えを持つ奥さんと結婚するか、結婚しない選択をするべきではないかと思います。

大丈夫ですよ。
妻と家族を幸せに出来る人間なら。

ミスチルの歌でヒーロってありますね。
アレも同じ様な事を歌っています。

神様なんかいませんから、人間が作り上げた神様が言った言葉は、
つまり「ほどほどで良いんでないかい」って事です。
神様の言葉より、そばに居る妻や子供の笑顔に答えがありますよ、きっと。

キリスト教をきちんと理解してくださいね。宗派によって違いますから。

まず、家族を愛してください。
残りの余力で周りのために尽くしてください。
それで十分です。

家族を崩壊させてまで人に尽くせとは神様も思っていませんから。

すべての人間を救えるなんておこがましい考えはお捨てください。
自分の出来る範囲の善意を皆が行えば平和になるのです。

お金や時間は有限です。お金を家族以外に使い続ければ、家族が貧乏する。たくさん稼いでもそれは有限です。時間も有限。

しかし情報はどうでしょうか。例えば地震が起きて津波が来るぞー、とツイッターで情報を広めれば、たくさんの人の命を救うことができます。こんな方法で、幸せになれるよ、お金がたまるよ、といった情報とか教育とか放送は、無限の人を幸せにできるのではないでしょうか。無限の価値のあるものは、たくさんの人に分け与えられると思います。

発言小町も、世の中の役に立っているのでしょう。

ノーベル平和賞を受賞したときのインタビューで
世界平和の為に私たちはどんなことをしたらいいですか？
と問われてマザーテレサはこう言いました。

「　帰って家族を大切にしてあげて下さい　」


私の親戚に老いた祖父母に子供を預けてボランティアにいそしむ夫婦がいます。
祖父母は大変な思いをして小さな子供の面倒をみていました。
それを見て何だかな～と思いました。

私の家族は体質的に長生きするようなので私も
１人になったらできることをしようかなと思っています。
それまでは身近な家族や愛する人たちを大切にしようと思っています。

＞家族以外の他人を助けることで
＞他の誰かのために全力を尽くすことができない

具体的にどんな事ですか？

家族崩壊するほどに、他人を助けてたら
本末転倒ですよねぇ～！？

＞誰かを助けるということは、誰かを助けないということにしかならないのでしょうか？

・・・なぞなぞクイズですか？
「玉子が先か、ひよこが先か」みたいな感覚？

トピ主さんは、自分1人で全世界の人を助けたい、救いたいと思っているんですか？
もしそうなら、ある意味“傲慢”ではないでしょうか！？

手を貸すことはできても、人を幸せにする・救うなんて大それたこと、自分には考えも及びません。

幸せになるのは「自分」ですし、自分をダメにするのも救うのも「自分の心ひとつ」だと思うからです。

プロの歌手や芸術家はその歌声・作品で、数万の人を魅了し、心を慰めることができます・勇気づけることができると思うんです・・・、
でも・・・それによって元気になるのは受け手自身です。

また、愛を振りまいてそれで結果として周りが不幸になるとしたら、受け手側の責任だし、偽りの愛あるいは、
与え方が適切じゃなかった場合じゃないかと
思うんです。

発展途上国に金銭を与えるよりも、生産性とお金の稼ぎ方・知恵を与えることこそ有効である・・・と似ていますね。

『天は自ら助くものを助く・・・』
馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない、飲むのは馬の意志、自助ですからね。

本来、人には自助の力が宿っていると信じています。
そのきっかけを与えられた時、それに感応し受信する感受性と自助の意志しだいだ、と思います。

実話だそうです。あらすじだけでも目を通して欲しいです。おそらくここまでのレベルでの話は求めていないでしょうが、非常に考えさせられるテーマです。

「今すぐ家に帰り、貴男の家族を大切にしてください。
　世界中の人がそれぞれ家族を大切にすれば
　不幸な子どもはいなくなります」

「世界の不幸な人たちのために、私には何が出来ますか？」
という質問に対して、マザーテレサの返した答えです。
もの凄い皮肉ですよね。

他人を助ける事は、家族に負担を強いることですか？
電車の中でお年寄りに席を譲る、休日にゴミ拾いをする等
いくらでも出来ることはあるはずですけど。

「ノーベル平和賞」でも欲しいんですか？
他人のために全力で尽くしていきたいのなら、
そういう人はマザーのように、独身を通してください。
結婚した時点で、家族を全力で守るという義務が生まれます。
それをおろそかにした時点で、社会的には駄目人間です。

「誰かを助けるという事は、助けを求めている他の誰かを見捨てる事」と書いてありました。（今手元に本が無いため、文章は多少違っているかもしれません）


確かに、トピ主さんは家族を守るために、トピ主さんの助けを求めている他の誰かを見捨てているかもしれません。
けれど、誰も助けられないよりはずっとマシなのでは？

トピ主さん１人が守れる人数は限られていますが、トピ主さんが助けた誰かが他の誰かを助け、その人がまた誰かを助ける…。

「人の善意」ってこうやって広がっていくものなのではないでしょうか？

たとえ全力を尽くしたとしても、
誰かを100％「幸せにする」なんて、誰にもできないと思います。

そういう考えは傲慢です。

全力尽くせば、尽した方は自己満足できるでしょうが。

トピ主さんは「家族を幸せに」してる気でいらっしゃるかもしれませんが、
それは、トピ主さん自身が、家族のために行動することが幸せだからではないでしょうか。

全力尽くして助けようとしても、相手が100％救われるわけではないのだから、
それなら、家族との間で力の配分が生じても、問題ないのでは。

トピの内容がいまいちわかりづらいのですが
トピ主さんは家族以外でも、交流したい方がたくさんいらっしゃるということですか？
そういうことなら（浮気などの行為に及ばなければ）家族がいたって
多くの方と交流をもたれることは何も間違いではありませんよ。

そして本文で盛んに使用されていた「助ける（尽くす）」行為ですが
その言葉にあまり執着されない方がよいと思います。
そしてそういう愛情行為に尺度なんてないんですよ。

トピ主さんがご家族を守りたいと思うお気持ちは素晴らしい。
大そうな責任感だと思いますが
あなたが一方的に奥様やお子様に及ぼすその行為だけが家族愛とは限らない。
奥様からもお子様からもあなたが助けられ（尽くされ）ている。

ご家族であってもそれ以外の誰かであっても
人を助けるのと同じく、自分だって誰かに助けられている
そういう意識で日々過ごせば何もストレスに感じることなんてありません。

まずは家族。自分が作った家族ならなおさら。
その家族に迷惑をかけない程度で、ボランティアはあり。

横になりますが
トピのタイトルを元夫に言われました。
浮気相手を幸せにしてあげたかったようです。
「俺は一人しか幸せに出来ないのか？
　お前だけ幸せになんて、どこまで傲慢な女なんだ」
と言われました。
私はこの時点で幸せではなかったので
「私はもう良いから彼女を幸せにしてあげる方法を」
と離婚しました。元夫は
「俺がしたいのはこんなことじゃない。みんなが幸せになれる道だ」
と言ってましたが、それはありません。
（このケースはトピ主さんの言ってることに当たらないと思いますが
　思い出したので書かせていただきました。）

それと同じで家族が我慢して成り立つ他人の幸せは有り得ない気がします。

人の幸せと言うならゴミ拾いでも何でも出来ますよ。
それだけでも人を幸せにし社会に貢献していると思います。

なんだ、不特定多数の「恵まれない人」ではなく
貴男の「友人」の事なんですか。
最初からそう書き込めば良いものを、
奥様を言い負かすネタが欲しいばかりに、具体性のない書き込み内容になったということですね。
答えを言えば、「家族＞友人」は当たり前です。
友人を一番大切に人生を生きたいなら、他人様の娘を貴男の人生に巻き込むような真似（結婚）なんかしないでください。
「食べさせている、着させている、住まわせている」くらいで「充分幸せにしている」なんてお考えは実に滑稽です。
それに既婚の友人の「結婚生活」に支障をきたすような人間は、もはや友人ではありません。
「毒友」とでも呼びましょうか、縁を切った方が身のためです。