すごいフツーの日本語です。

私もすごく気になっていました。
少し前はテレビでも、「すごい美味しい」と言っていても、テロップでは「すごく美味しい」などと直していたのに、最近はそのままですね。
タレントでもキチンと使い分けている人は、ほとんど見かけなくなりました。
それどころかうっかりするとアナウンサーでも使っていますね。

ら抜き言葉、さ入れ言葉同様、もう戻らないのかなとさびしくは感じていますが、せめて私はちゃんと使い分けようと思っています。

「ら」抜きと同じで耳障りです。
しかし迷惑を被っている訳ではないので指摘はしていません。

美味しい、楽しい、多い、安い、はすべて用言。

「すごい」は(終止形、連体形)なので、用言に接続するときは「すごく」(連用形)にするのが正しいですね。

しかし、いつでもこの手のトピがたつと、言葉の変化に鷹揚か厳格かの考え方の違いしかないような気がします。

だいたい「すごい」という言葉自体が改まった場や知的な文章にはそぐわないもので、仲間内の砕けた会話にこそ相応しい。
そのような言葉は変化も早く、“それなり”の使い方で構わないと思います。

テレビに出演する芸能人、評論家がよく使っておりますね。
『新明解国語辞典』（三省堂　１９８７年）によれば、すごい（形容詞）、すごく（副詞）と記載されておりますが、「ららら」さんがご指摘の主旨とは逆の、つまり是認する国語学者、作家もおられるようです。

『問題な日本語』（北原保雄編　２００４年）では：

　活用語の連体形は普通、名詞の類を修飾するのに用いられますが、
一部、連体の形が動詞や形容詞などの修飾に用いられることがあります。～中略～
形容詞でも、「　～　い」の形で連用修飾をなすものがあります。

　「えらい」は「えらいきつい性格やな」のように、関西方言では副詞のように用いられますし、「おそろしい」も「恐ろしい沢山書いたね」（夏目漱石）や「恐ろしい長い物を捲り上げる」（樋口一葉）、「恐ろしい利く唐辛子だ」（泉鏡花）、「可恐（おそろし）い光るのね、金剛石（ダイヤモンド）」（尾崎紅葉）のように、副詞的に用いられていました。

　「すごい」も、「ものすごいまずい」（野坂昭如）、「すごい立派な干菓子」（曽野綾子）のように、副詞的に用いられることがあります。
　～続く～

すごい違和感！？って…トピ主さんも使ってるじゃないですか！？

見たまま言うのだろうなと思います。
本当に「すごい」と思って言う。実質、

「すごい」背が高い　「すごい」かわいい
「すごい」綺麗　「すごい」やさしい
「すごい」好き　「すごい」頭いい

こんな感じですか。

「すごく」と言いたいのだろうと思いますが、「すごい」と言う方が、言いやすいから。
そして実際、本当に「凄く」の特徴をあわせもつ人間を見たため、実質、「すごく」の「く」をのんで、「すごい」に変化した言葉として、音として出たのだと思います。

なのに！
ってことですよね。

気にはなりますが、他人のことはどうしようもないので自分は使わないようにしています。

あまり良いとは思えませんが、会話に限り、その場のノリで、自分でも使うことがあります。

同じような違和感を感じるものに『ヤバい』があります。

すみません、普通に使ってますし、聞いても違和感感じませんでした。。
「ら抜き」ってなんですか！？気になります。。
後で調べてみます。