最近、生きているのが楽しくなかったり、人生の意味がわからずにつらい思いをしていたり、倦怠と虚無のなかで生きているような人が増えてきたような印象を受けます。
先日ふと考えついたのですが、そういう人は、人生の肥満に陥ってしまっているような気がするのですが、皆さんはどう思われるでしょうか。
例えば、からだは使わないでいると、その部分がたるんできます。
顔の肉だったり、お腹の肉だったり、あるいはお尻の肉だったり。
若い頃はまだしも、年をとるに連れ、鍛えなければたるんでくるのは自然のことです。悪いことではありません。けれど、肥満までいってしまうと、健康の面からも改善が必要になります。
人生にも、同じことがいえるのではないかと思ったのです。
たとえば夢に向かって努力している人、などは、からだに例えると筋トレしているような人で、人生をスマートに無駄なく生きている、周囲からみても輝いていたりして、憧れるような人が多いと思います。
かといって、じゃあ毎日をただ自然体に生きている人が駄目なわけでもなくて、それはそれで年相応のからだつきになるのと一緒で、自然な優しさと美しさが生まれて、あったかい存在だと思います。
けれども、ある限界を超えて人生がたるんでくると、肥満の人が動くのがつらかったりするように、生きていることが面倒になってきてしまうように思います。そうすると、余計に肉がついて、余計動きたくなくなる、悪循環。
生きることだけに精一杯の頃、生きる意味なんて考える暇もなく、毎日が過ぎ去っていったと思います。いまはゆとりが出来すぎた結果、肥満気味の人が多いのかもしれません。
ここまで書いておきながら、解決策は思いつかないのですが・・・
目標がないからダメってことはないと思うのです。あればあったでいいと思いますが。自然体でいいんじゃないかと思います。
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