同居していた祖母が亡くなりましたが、悲しみを共有できる、親族がいません。独立し別に所帯を持って何十年も経つと、肉親の死も生活に影響が少ないらしく、むしろ介護の手伝いなどの煩わしさから開放されて明らかにほっとしており(実際に助けを求めると意識がない状態で入院中なのに、自分達の旅行すらキャンセルせず上手く逃げていた。頼まれるだけで鬱陶しかったようです)、次男の嫁は葬儀中手伝いもせずお客様然としてはしゃいですらいました。考えてみたら、次男である叔父のように年を取っても核家族ならば、上手くいけば家族の死という悲しみに一生遭わずに済む人がいて、しかも結構多いんですね。実際、同じ核家族の遠縁のおばも、実親を亡くしたが悲しみは薄いのが正直な気持ちだと告白してくれました(この人は、親の世話を手伝っていたが)。これから祖母の思い出話をする相手もおらず、落ち込んでいます。故人だけでなく、同居していた家族も取り残されてしまうのを痛感しました。
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