何だか懐かしく、嬉しくなるトピで思わず微笑んでしまいました。

今でも思い出すのは、子供の頃、夏休みになるとカードを首にぶら下げて早朝に広場や校庭に皆で集まり、体操が終わると参加した証のハンコ（今はスタンプと言うのでしょうか）を日付の欄に押してもらいました。
休まず全部の欄がハンコで埋まるのが楽しみで、姉妹や友達と毎朝通ったものです。　最後に何か褒美をもらったのでしょうが、その辺の記憶は定かではありません。　
なにしろ６０年余り前の事ですから。

今でもあの軽快な音楽を聴くと自然に体が動きます。　短時間なのに真剣にやると結構いい運動になりますね。第一、第二と続けると息切れがします。

こんな良い体操をアメリカ人にも勧めたいと常々思いつつ、残念ながらチャンスがない儘で、もし教職にでも就いていたら絶対に子供達に広めてたでしょうね。

幸い日本のチャンネルで毎日“テレビ体操”をやるので今朝もＴＶの前でやりました。　
年が年なので余り無理しないように気を付けながら…。

ここ韓国では国民体操(クンミンチェジョ）と言う号令を伴った体操があり、子供の学校の運動会などでよく見ます。調べたところ、１９７７年に始まったそうです。

小学生時代の夏休み、放送に合わせて体操をしてカードにハンコを押してもらった記憶はウン十年たっても鮮明に残っていますね。
昼間と違う朝の気持ち良い空気も好きでした。家に帰ると朝食で本当においしかったです。

今でも音楽が掛かったら動きは忘れていないでしょうね。

　ラジオ体操のような集団体操はかつて、明治時代の末頃にドイツから学んだもので、ドイツはデンマーク、スウェーデンの軍事学校で行われていたものを輸入した、と習ったことがあります。

　アメリカでもやるところはやっています。　私の長男が通っている学校はニューヨーク州にありますが、始業前に全員が運動場へ出て　ワン、ツー、スリー、フォーと　やっています。　他の学校でもやっているのを通りがかりに見たことがありますので、珍しいことではないのではないでしょうか。

中国にもあります。「広播体操」つまり「ラジオ体操」…そのままですね。

調べてみると、面白いことが分かりました。

そもそも中国のラジオ体操は日本のものを真似たもので、しかも体の部分（首やお腹など）や動作の方向を表す言葉が当時の中国語になかったため、日本語の体操用語を真似して作り上げた、とありました。

さらに興味深いのが、初期には「広播体操」とは呼ばれず「辣椒体操」と呼ばれていたそうです。「辣椒（la jiao）」というのは「トウガラシ」という意味ですが、この発音が日本語の「ラジオ」に似ているため、こう呼ばれたそうです。確かによく似ています。

三児の母さま、失礼しました。
やはりアメリカにもあったんですね。３０年以上も住みながら認識不足でした。

日本全国、子供達、老若男女、皆知っていて昔から続いているという意味に解釈して、この広いアメリカにあるかなあ？　と考えてしまいました。
歳と共に思い込みが激しく困ったものだと反省してます。

　制服や団体行動が関わる事は明治維新以降に欧米から伝わった物と考えるべきです。それ以前の江戸時代では武士は武士らしい町民は町民らしい姿かたち立ち振る舞いをするのが絶対の掟で、身分によって衣食住全てが違っていました。町人が武士の（逆に武士が町人のような）恰好や生活をすれば、最悪の場合、武士なら切腹、町人ならお手打ちも有り得ました。皆が揃って同じ服を着たり行動をしたりする事は無いと言うよりは有ってはならない天下の御法度でした。当然ラジオ体操もまた欧米（この場合はラジオの故郷アメリカ）から伝わった物です。