安直な答えで申し訳ないのですが、
「１０分で読める名作　○年生」というシリーズがあります。
子供の音読の宿題で、先生の指定がない時のネタに困って借りてきて読ませています。子供は国語が苦手で積極的に読書するタイプではありませんが、うまく選んであるらしく、これは気に入ってよんでいます。

まずはこれで学年向けの難易度と１０分間の感覚をつかんでから他の児童文学を探すと良いかもしれません。

あと、私が好きで小５の子供が気に入ったのが
「ねぎを植えた人」（岩波書店）という韓国の昔話集です。
自分は高学年の頃は子供向けの「聊斎志異」が好きでした。これもオチのある面白い短い話が多いと思います。

おしっこやうんち　おなら系　がめちゃくちゃ受けます

読み聞かせボランティア、いいですね。
子供たちにいっぱい本を読んであげてください。

うちの子供たちが小さい頃、夜寝る前に本を読んであげてました。
たくさん読みましたが、そのなかでも気に入ってくれたのが、
アーノルド・ローベルの作品。
がまくんとかえるくんが出てくる「ふたりはともだち」「ふたりはいっしょ」「ふたりはいつも」はおすすめです。
あと、「ふくろうくん」もおもしろいですよ。大笑いします。

小学校低学年向きですが、中学年でもOKでしょう。

グリム童話は語り聞かせ活動が盛んで、
色々な学年に読む時の実践の仕方について書かれたものも読んだことがあります
（こぐま社『こどもに語るグリムの物語』に付属の小冊子）。
小さい子向けと思いがちですが、高学年にこそ！という考え方もあるようです。
日本の昔話も結構オールマイティーにいけると思います。

さて、低学年向きはまあ色々ありそうなので、高学年向けを考えてみます。
星新一ってどうでしょうね。
自分で読むのは、高学年ならもう読めます。
理論社の総ルビの本なら、中学年からバッチリ読んでます。
が、読み聞かせに向くかどうかは、やったことがないので分からない…。
でも、短いし、いけるんじゃないかしら？

あとは、宮沢賢治の諸々。
『よだかの星』なら中学年でもいけそうな…10分で読めるかどうかは微妙かなあ。
『注文の多い料理店』や『オッベルと象』等の方がとっつきやすいかな。
芥川の『蜘蛛の糸』とか『杜子春』辺りもどうでしょうかね。

低学年には　一休さん　吉四六さん　曽呂利さん　あたりが　ポピュラーですが

高学年には　外国のとんち話はいかがでしょう

「エジプトの　ゴハおじさんの話」　「トルコのホジャおじさんばなし」
「韓国のトッケビばなし」はいかがでしょう。
それぞれの国で親しまれている　一休さん的面白アイドルの話です。

福音館書店の「かがくのとも」も良いですよ。
絵がはっきりしているものが、学校など大勢の中でも読み聞かせには
向いていますね。
図書館で借りて、色々読んで、自分が好きな絵本が良いかと思います。
あとは、季節には気をつけて、季節感を感じられる絵でしたら、
その季節に読んであげてほしいです。
良い絵本は、絵本の力が有るので、助けられます。
好きな作家で選ぶのも良いかと・・。
昔話なら、赤羽末吉さんの絵・高学年でも良い絵なので良いかと・・。
ジョン・バーニンガムさん・佐野洋子さん・谷川俊太郎さんなどが
個人的に好きです。
他には・・「ゼラルダと人喰い鬼」「ストライプ」「光の旅かげの旅」高学年でも喜びます。
比較的新しい本で最近喜んでたのは「まるまるまるのほん」低学年でやりました。
楽しんで子ども達からパワーをもらって私は、ずっと続けてます。
細く長く続けましょう！（子どもはもうとっくに小学校卒業しましたが・・
未だに仲間に入ってます。今はもう大学生になった息子の学校で・・）

既に子どもは中学生ですが、小学校時代は学校での読み聞かせによく
参加していました。

グリムやアンデルセン、日本昔話などは最近案外きちんと原作を
読んでいないことが多いようで（以前、いただいた昔話絵本が完全に
アニメ調の絵で、結末も不用意に御姫様オンパレードで目が点になった
ことがあります）、話自体も短いので読み聞かせには向いています。