最初にお断りしておくと日本とは全く文化も事情も異なるので、日本をベースにした感覚では恐らく正しく理解できないと思います。

現地の方に専業主婦は少ない。というよりも大人は働くべきという意識が定着しているので日本で定義される様な「専業主婦」は少ない、むしろ奇異にすら受け止められるでしょう。庶民レベルでは基本的に好まれませんし、現地人の夫が妻が働かない事を理由に離婚を申し入れるケースも珍しくありません。人によって言い分はあるでしょうが「専業主婦」という選択肢は基本的にないと思っていた方が認識を誤らなくていいと思います（くどいようですがセレブは除く）。

根本的に求職しても職にあぶれている人が非常に多い（高失業率なのは新聞を読めば明らか）のでフルタイムとパートのどちらが一般的かと言われても答えにくいです。また、男女問わず自営業を好む向きが強い。しかし、非正規雇用の方が「求職の機会」という観点では多いと思います。必然的にそれにつられてパート従業者が好みに関わらず多いと思います。

日本人が夫ならば主婦に理解がありますが現地人夫ならまず働く事を前提にした方が間違いがないです。

ただ漠然とこの様な質問をされたところで掴みどころが無いのでは無いでしょうか、
何処の国でも家庭事情、女性の専門職、それぞれと思いますよ。

ドイツ在住です。
地域にもよると思いますが専業主婦もそこそこいます。

産休育休制度は充実していますので、妊娠したからといって肩たたきにあう心配はありません。
それでも保育園があまり充実しておらず尚且つ高額なのでよほどのポジションで稼ぎがなければフルタイムで復帰するのは難しく、時短勤務が一般的ではないでしょうか。

学校も半日のところがまだまだ多いです。

ベルギーに駐在しておりました。
ベルギーでは、男女問わず就業義務があるので専業主婦の概念がありません。
このため日本とは社会構造が全く違います。
子育て環境では、産休半年取得し6ヶ月から赤ちゃんを公的ベビーシッターに預けられます。シッター費用は無料で実費のみ請求されます。その後保育園、小学、中学、高校、大学も無料です。
つまり育児のため専業主婦となる必要がありません。

その分年金や税金が高額で収入の半分は天引きされます。
また消費税も２１％なため、共稼ぎしないと生活維持は大変です。

フルタイムかパートタイムかは、スーパーのレジで働く人や、レストランのウエイトレスなどはフルタイムではなさそうでしたので、パートタイムの人もそれなりに居ると思います。

というのは、子供に掛かるコストがEU・米国内で飛びぬけて高く、世帯年収の40％（エコノミスト記事より）かかり、「共働きだと片親分の収入がとぶ」と言われるそうです。

地域によって違うかもしれませんが、学校は週4日で給食がない学校が多く、家で食べるとなると送迎4往復必要（朝、昼食前後、授業終了後）となると、親がやるにしてもベビーシッターがやるにしても、コストも時間もかかります。

それに保育園も常にいっぱいで、1年待ちか、1日1万円以上の私立に入るしか選択がなかったり。
ベビーシッターも非常に高いです（物価が高いから？）。

有給産休についても4ヶ月くらいじゃなかったかしら（うろおぼえです）。

そうなると、子供が一人で通学し、お昼も一人で食べられるようになるある年齢までは、結構フルタイム共働きには厳しい状況という印象です。

夏休みの他、スキー休暇やら何やらが2週間くらいで年に何度かありますしね・・・。

なので、専業主婦、パートタイム兼業が意外に多いのでは、と思った次第です。

子供がいない場合はきっと働いている方が多いんじゃないかな？

スイス在です。

その３つだったらスイスは専業の割合が一番高いような気がします。１０年くらい前、６割が専業というデータを友達から聞きました。
ドイツ・フランスは他の方もおっしゃるように、専業主婦の概念が一般家庭ではなくなっていると思います。
フルタイムはきついので、男性女性のいずれかがパートタイムをしている家庭が多いです。
（日本でいう社会保障のないパートではなくて、正社員の時短です）
私は現在北欧にいますが、父母フルタイムは子供がある程度の年齢になってからです。賃金の職業差が少ないので稼ぎが少ない方ややりくりのつく方が時短勤務してますね。

専業主婦に対する風当たりの強さは北欧が一番かなーと思いました。独仏ではわずかにいた肯定派がこちらでは皆無。日本女性が軽蔑されてしまうので、こちらの女性が思い込んでいる「日本は男性社会で女性の社会進出がさまたげられている」を日本の専業主婦の多さの理由にあげてます。専業希望の女性がいるなんていえる雰囲気ではない（笑）日本の男性ごめんなさい。

ドイツ人の夫とその家族や知り合い、そして私の職場や友人たちを見わたして、
働いていないのは。

産休または育休中（３年まで普通にもらえます）の母親
病気などで働くことができない人
言葉やビザの関係で働けない人
働きたいけど仕事が見つからない人

くらいで、子供がいないのに専業主婦っていうのはまず聞きません。
子供がいる人は、正職員のまま時短で働いてる人が多いです。
でも、保育園も学校も半日のところがほとんどなので、
仕事との兼ね合いが難しく、渋々専業主婦という人は割りといるかもしれません。

ものすごいセレブな知り合いはいないのでわかりませんが、
旦那様の年収が余裕で１千万円超えている富裕家庭でも、
奥さんは仕事続けてる人が多いです。

少し古いですが、女性の労働力率の国際比較データです。これを見ると日本女性の労働力率は30代で15～20ポイントぐらい低いですね。

また婚姻状態別のデータもありますし、大体の状況を把握することができるとおもいます。

http://www8.cao.go.jp/shoushi/kaigi/ouen/kihon/k_2/19html/s2.html