ゲーム感覚で競争すると子どもは、楽しんでできることもありますよ。

計算カードをお母さんと競争してみませんか？
（もちろん，お母さんはハンデをつけたり、負けたり、勝ったりしてあげてください）

タイムが縮まったら、おやつのご褒美
優勝の賞品（お菓子など）をかけて競争などなど。


トランプを２枚ずつめくって、足し算、引き算（大きい数字から小さい数字を引く）。

足し算なら答えの大きい方が勝ち
引き算なら答えの小さい方が勝ち

などルールを作って遊ぶのも楽しいですよ。

我が子に徹底しているのはこの二点だけです。
小学校の六年間で「わからない」を作らないことと，生活のリズムをしっかり整えることだけです。
学習に関しては基本干渉しません，さりげなく観察し困っている時に助け船を出す程度です。
「勉強しなさい」は絶対に言わないようにしてますね。
四人子供がいます。スピード型の子もゆっくりのんびり派の子もいますが，どちらも同じようにしています。
成績は先生方に絶賛されるので良いのだと思います。
やる気が出る方法というより「学びを嫌いにさせない」ことが大事なのではないでしょうか。

特に低学年の時は丁寧に観察しています。
他のお母さん方から「何か秘策はあるのか」といった質問をされます。
何か魔法のテキストが，とか塾は？とか聞かれますが，特別な事はしていませんよ。
息子さん計算カードのどこがどんな風に苦手なのでしょうか？
そこに解決のヒントがあると思います。

計算カードが苦手と考える理由はどこにあるのかを探してください。

まだ数字の認識がうまくいってないのか
（例えば「３」が○○○と同じ意味合いを持つのが認識できていないのか）

同じような感じで
３＋２とカードだと答えられないが、
○を書くことで（○○○に○○を足して書いて丸の数を見て答えられるのか）

○で分からない場合おはじきなど物の操作で足し算の意味が分かるのか

あとは、何分何秒かかったと計時をしているのがプレッシャーになっているのか
（学校ではどうしても早くできるのが良し、みたいな指導になっていますが、
時間がかかってもちゃんとできる方が大切だということを伝えてあげる）

時間がかかっても、まずはお子さんに合った方法を探して、
まずは確実に数をこなせるようにしてください。
速さはあとからでもついてきます。

他には、日常の中でも数を意識させること
１年生の今の時期だとまだ10は越えないので
買い物に行ったら、じゃがいもは袋に何個入ってる？とか
数字で考える機会を増やすことで速さも身についてくると思います。

参考になれば幸いです。

ウチの娘が１年の時、
一桁同士の足し算全部のカードを式から全部言って１分半切れという課題が、
とんでもない早口言葉大会になって大変でした。
引き算は式が少ないから（８－６はあるけど６－８はないので）、同じ１分半でも割と楽でしたが、
舌の回りの良し悪しなんて算数とは何の関係もないっつうの。

と、自分ちの計算カードに対する恨みつらみを言ってみましたが、
計算カードタイムトライアルなんて好きな子いるんすかね。

計算は、嫌いなのがいい方に転がったりもしますがね。
ウチの小娘（現小５）は、その計算カードのゴタゴタも引きずって今でも計算嫌いですが、
お陰で「計算の工夫」には命をかけます。
分配法則は天からの恵みだそうで、ズラズラと小数や分数の並んだ厄介そうな中受問題も、
美しくまとめまとめてなかなか大したもんです。
ただし、工夫が効かずにひたすら力業で押すしかないと分かったら怒りますが。

カードに関しては
「こんな所でひっかかってたらこの先落ちるばかり」
とかは思わなくてもいいような。
嫌いでも義務だと観念してやってるなら良し、でいいんじゃないですかね。

足し算や、引き算が苦手なのは、数を量として把握できていないためと思われます。計算カードだけでなく、補助的にレゴブロックなどを使って、位取り記数法を理解させながら、練習させることがたいせつだと思います。