志摩ようこさんのなかよし掲載「星のひとかけら」だと思うのですが。
でもこれは別にドロドロしてなかったしなー。
病弱で留年してわがままに育った義妹に対して、実の母が主人公の少女に譲歩することを求める。

何年も会いにもこず、誕生日の贈り物を贈ってくるだけだった母なのに、それでも、たわいない星のかけらの思い出だけは忘れずにいた。
その思い出を義妹に笑われて、つい突き飛ばしてしまう。母に泣きつく義妹。謝るように言う母。母親は星のかけらの話を覚えていなかった。

と、なかなか切ない主人公なんですが、実に大人で、昔のことは封印し、さぁこれから新しい家族とやって行こうと決心するのです。

やっぱ、違いますかね？

私が「なかよし」を読んでたのって、２５年以上前ですが。私もその作品のことかと思いましたよ。読みきりの作品でしたよね？
で、主人公の女の子はおじいちゃんおばあちゃんと島に住んでいたのではなかったでしたっけ？
で、意地悪な妹にタバスコを薦められて、知らずにたくさんかけてむせちゃう、みたいな。

確かキャッチ・コピーに「珠玉の名作」とついてて、私はそのとき初めてその表現を聞いたと思います。