こんにちは。本当にこの業界は弁護士次第です。

学歴で言えば、短大卒以下を採用し、安く人件費をあげている（事務は短大で十分と豪語する）人もいれば、大卒を採用している人もいます。結婚したらいらないという人もいれば、長く勤めてくれる人を求める人もいます。美人が好きな人がいれば、弁護士が使いやすいように「とりたてて普通の人」を選んだ人もいます。

業務内容は、裁判で使う文書のチェック（作るのは弁護士）、資料のコピー、判例を調べる、英文も時々書いたり訳したりする･･･という感じでしょうか。うちは小さい事務所なので、大きなところはまた違うと思います。

弁護士会に頼んだりすると、裁判所の弁護士の控え室に履歴書を貼ってもらったりもできるかもしれません（場所によります）。法律事務員などで検索してみると、いろいろＨＰが出てきますから、参考にしてみてください。

都内の法律事務所に新卒で入所して、今年で４年目になります。トピ主さんと同い年です。

私が法律事務所に勤めたのは一般企業に入れなくてコネを頼るしかなかったからです。実際私の事務所で働いている子は殆どコネで入ってきています。

待遇・職場の雰囲気は事務所によってかなり変わります。大きければ（弁護士の数１００人レベル）一般企業っぽい雰囲気で、小さければアットホームな感じです。

秘書の学歴も事務所によって違います。特定の大学からしかとらないところもあります。

一般企業と変わるか変わらないかといえば、基本的に法律事務所は「弁護士」か「秘書」で構成されているところでしょうか（実際は他の職種もあるんだけど）。

つまり「使う側」と「使われる側」が明確で、一般企業のように頑張れば偉くなれるという世界じゃありません。わがまま言いたい放題の弁護士たちのお世話をする仕事です。

トピ主さんが秘書業務経験者かどうかわかりませんが、この世界に入る前に、なぜ自分がこの仕事をやりたいのかよく考えたほうが良いですよ☆

私の義理の妹が大学３年の時に秘書になりたいって言っていたので、現状を説明してあげたら進路を変えました。

トピ主さんがあまり向上心のない方ならこういう仕事も良いかもしれませんが、キャリア志向の場合はこの仕事には不満を感じると思います。

トピ主さんが実際に検討している事務所の規模など教えていただければもっと具体的に説明できるかもしれません。

一口に「法律事務所」と言っても、本当に千差万別です。
個人客相手の小規模事務所と企業相手の渉外（国際）法務事務所では、雰囲気も全く違います。
渉外事務所は大手になると職員が数百名位いて、一般企業とあまり変わらないと思います。

仕事内容は、自分の担当弁護士の裁量次第でしょうね…。
法律知識を活かしてバリバリ働く方もいますし、ハズレ弁（笑）の担当になると、その家庭の使用人のような扱いを受けることもあります。
こればかりは運ですが、小さい所なら面接時に弁護士の人柄をチェックした方がいいですよ～！
まあ、基本的には一般的な秘書業務で、特別な経験も要らないと思います。
（渉外事務所では英語力が必要です。）

ちなみに私のいた大手渉外事務所では、秘書は名門私大やお嬢様女子大出身者ばかりでした。女性から見ても清楚な可愛い人が多く、お嫁さん候補って面もあるんでしょうね…。
トピ主さんが将来のためキャリアをつみたいとお考えなら絶対にお勧めしません。
でも待遇も悪くないし、おっとりした良い人が多いので、数年勤めるには悪くないと思いますよ。
頑張ってください☆

同じようなレスが沢山つくかもしれませんが、「秘書」さんが書かれている「向上心の無い人なら向いている」というのは間違いです。「秘書」さんの事務所がそういう方針の事務所だったのでしょう。

事務所によって職員のやる仕事は違います。私の事務所では六法や弁護士用に書かれている本などを熟読して勉強しないと仕事ができません。訴状のドラフトを事務職員に書かせる事務所もありますよ。

「事務員なんてコピーや入力だけさせておけばいい」という弁護士もいれば「事務職員に経験を積ませて少しずつ知識を持たせ、弁護士の右腕になるように育てたい」と思う弁護士もいます。

前者の事務所では「高卒短卒ＯＫ」が多いようですが、後者の事務所ではＷ大やＫ大程度の高学歴の女性を採用する傾向が強いようです。

とらばーゆの検索キーワードランキングでは、常に５位以内に「法律事務所」が入っているのでかなり人気が高いようです。

最近私の事務所でも事務職員の募集をしたのですが、いわゆる高学歴でしかも綺麗な方が沢山応募してきたので、最近ではかなりの難関なのだと実感しました。

私の卒業した大学の就職課は、法律事務所への就職を勧めていないそうです。
（法律事務所に就職した後に知りました・・・）
弁護士を多く輩出している大学であるにも関わらずです。
理由は、個人経営の事務所は何事も経営者である弁護士の一存で決まってしまうことが多いからです。
私も実際にそれで痛い目に会い、不満に思って辞めました。

ただ、よいイソ弁（雇われ弁護士）に出会い、その方とは今でも連絡を取り合ったりしています。

そして、仕事自体はたいへん面白く感じていました。
一般企業で働いたことがないので比べようがありませんが、多種多様な案件を取り扱うことで、世の中の仕組みというか（ウラの部分も含めて）法律を通して見ることができ、時には何100億という金額を扱う仕事もし、それがうまくいったときの喜びも大きいものでした。

でも、忙しい事務所の場合おそらく２～３年で一通りのことは経験してしまうんです。
そこから先はキャリアアップもなく、上昇志向をお持ちの方には続けることが難しいかもしれません。

最後に、人生経験の少ない、若くして「先生」と呼ばれるようになった方々と接するのは、
想像以上に大変ですよ～。

　法律事務所のお仕事をキャリアではないと前の方々は書かれてますが、私は反対です。小さい事務所に勤務しておりましたが、雑用からなにから法廷に立つ、相手方と交渉等以外、秘書の私がやっておりました。つまり法律事務キャリアだと私は思っております。

何が自分のキャリアになる、あるいはしたいのか人それぞれですが、法律事務所〔債権回収が主の事務所はやめたほうがいい〕は人生を考えさせられるよい場所だと思います。どんな仕事も、実際は地味なことに積み重ねですしね。

弁護士次第（事務所の規模もありますが）だと思います。もちろん一般企業でも人間関係は大事ですから同じだとは思いますが、弁護士は仕事柄、自己中心的な人が多いと思います。自分が考えていることが１番正しいと思っていないとできない仕事だと思うので、ある意味仕方の無い事ですけど。
私はとても小さな事務所（弁護士１人、事務員２人）で勤めていました。雑用ばかりの仕事でも、残業がほとんどなくきちんとお給料とボーナスがもらえるということで頑張って働きましたが、弁護士の横柄すぎる態度にイヤ気がさして辞めました。今は一般企業で事務をしていますが、同じように残業もなくお給料もボーナスももらえる上、お茶をいれれば「ありがとう」といってくれる上司がいるだけでほんとに幸せ感じます。
正直、２度と法律事務所で働きたくないです。

でも、全部が全部そうだとは思いませんよ。もちろん働きやすい事務所もあると思います。いくつかの事務所に応募してみて、面接のときに見抜ければいいですね。

私も弁護士が20人以上いる法律事務所で働いております。
色々な見方があるとは思いますが、私の意見は、「所詮弁護士の手足。代わりはいくらでもいる。」

うちの事務所には40年のキャリアを持つ事務員もいて、新人弁護士の何倍もの仕事をこなしていますが、給料は新人弁護士とせいぜい同等。どんな弁護士でも数年でバリバリのキャリア事務員の給料を抜いてしまいます。

また、弁護士の仕事の多くが「資格がある」ということが重要なので、弁護士の名前がなければできません。大きな事件の大部分をこなし、やり遂げた～と思っても印鑑も報酬も弁護士のもの(うちの事務所では、キャリア事務局には売り上げに応じた報酬を与えていますが）。

もちろん｢非弁行為｣(弁護士でなければできない仕事をすること)は法律で禁じられております。

つまり、キャリア志向であればあるほど「弁護士という資格」の壁にぶつかってしまうのです。普通の企業なら（極端に言えば）ヒラでも社長を目指せますが、法律事務所ではどんなにがんばってもペーペーの弁護士にはかないません。

かくいう私はその壁を感じながらも司法試験まではちょっと…という中途半端な事務局です。

事務員がドラフト書いているなんて、非弁行為（弁護士法７２条）に当たってしまいますよ～。お客の皆さんへの信用問題もあるんですから、そういうことは掲示板では言わないほうがいいと思いますが･･･。