トピ主さんと似たようなこと、私も常々考えています。
私の考えは「継子育て」は「義親介護」と近いのではないかということ。それぞれ養子縁組でもしなければ本来”義務”は発生しないにも係わらず、一方的に嫁が背負うことを期待されがちです。

結婚したいとまで思う愛した彼に自分の手を必要とする血縁者がいる事実を前に、悩みに悩んで、よし頑張ろう！と思って飛び込んでみたものの、どんな覚悟も吹き飛ぶ程、理性では制御が難しい感情が湧きあがってくる事実。
経験したものでないと分からないことかと思います。

当然なんがら、夫と親、夫とその子も別人格。関係が近いがゆえにどうしてと思いがちですが、価値観から習慣まで違うことだらけです。普通の人間関係と同じように、人としての相性も大切です。

小町はこんなややこしい経験のない方からの正論＝理想的な考えが多く、「子供は天使・子供は宝」という考えが根強いなと思います。よって経験者の多い嫁姑関係問題とのレスに大きな違いが出るのだと。
実際には子供であれ、幼児期を違う価値観で育てられた子を育てる毎日の辛さは言葉では言えません。

相手が保護されねばならない子供だからです。

私の中では圧倒的にちがいます。

同等に据えるとぴ主さんの感覚がわかりません。

トピ主さんの最初のレスが本当の主旨ではと思うので、そちらについて。

後妻は大人で、自分の選択でその立場に立った。
一方継子の場合、自分の選択ではないのに、その立場に「立たされてしまう」、その違いだと思います。
継子が大人の場合は新しい母親を欲しがるとも思えませんし、子供の場合は判断力がなく、また家を出るなどの選択肢もありません。
決して単純な子供礼賛主義だけではないと思います。

＞自分より子供優先で生きなければならないなんて

そうでない人が多くて再婚するから、虐待などの事件が後を絶たないのでは？
トピ主さんは、その彼と結婚しない選択も、初婚の男性に乗り換える選択もできます。
でも子供は親を選べないし、親の再婚相手も選べません。

私は後妻でも継子でもありませんが、介護は経験しています。
先が見えないトンネルの様としか・・・。
私を可愛がってくれた祖母でも、本当に辛かった。
義理ならもっと辛いと思いますよ。
継子の存在をかなり疎ましく悩む性格で、もしも介護付きなら、尚更結婚については冷静に熟考されますよう・・・。

親であれば誰でも「わが子」優先ではないでしょうか？
自分はもとより、配偶者より子供優先がほとんどでしょう。
わが子であれば、自分（親）はどんな我慢でも辛抱でもするし、できる。
ところが、自分の血をひいていない「継子」だと難しい…

だから、後妻になる人は「継子をわが子同様に思える人」でないと無理、ということなのだと思います。
「覚悟が足りない」という「覚悟」とは、継子をわが子と思えるか？　同様に扱えるか？　自分より子供（継子）を優先できるか？　という意味での『覚悟』なのではないでしょうか？

「無理だ」と思う人は、後妻にはならない方がいいのです。
自分、相手、継子…皆が不幸になります。
親は子供を選べますが、子供は親を選べませんから。

同様の理由で、舅姑等は「子供の為に我慢すべき」と思われていると考えます。
子供＞親　と考えれば、説明がつくのではないでしょうか？

ただし、これが正しいのかどうかはまた別問題だと思いますが。

トピ主さんはやはり身近にそういう状況がある方だったんですね。

みなさんのレスも読ませていただきましたが、話の流れが継母に実母同様の「愛情と自己犠牲」がなければ再婚不可となっているようなので、その点についてもひと言。
当たり前ですが、継母は逆立ちしたって実母にはなれませんし、実親の介護は実子がと同じく、継子の養育は実親中心・主導でないとうまくいきません。
また、実際には、まだ見ぬ愛する夫との実の子をあきらめて継子を育て上げる覚悟を持ち、継子の実母同様になりたいと願う継母より、縁あって母親役をすることになったのだから、私なりにできる限り愛情を注ぎ、まずは仲良くやりましょう、という方のほうが圧倒的に多いと思います。

継子を第一優先にした結婚とは、夫となる人との夫婦関係よりも優先されるべきこととお考えでしょうか？専門家（研究者や当事者による組織）は、ステップファミリーでも初婚家族と同じように、夫婦のきずながまず一番大切であり、後妻が夫との間の実子を望むことも当然有りとしています。つづく

責任逃れや覚悟が足りない等の精神論ではなく、継子を一人の人間として認めて、自分の尊厳も失わないために、一般初婚家庭との違いを認め、その中で皆(ある程度の年齢であれば子供も含め)が少しずつ譲りあい、気づかいあって家族に近い形態を作り出していくことが理想なのです。


ここで残念ながら一般的に覚悟や知識が足りないのは、実親のほうです。
この点も本当に介護と似ているんです。
実親の十分なフォローや橋渡しなしには、継母と継子との良い関係作りは不可能といってもよいと思います。一方的に、かわいい盛りを過ぎた子への愛情を期待され求められた継親が、頑張りすぎて疲弊してしまうのも典型的パターンです。
実親やその親族は経験のない皆さんと近い感覚でいる者が多く、かわいいこの子を育てるのがそんなに嫌なのかと共感どころか、感情が先立ち侮辱だとすら思う人もおり、しばしば継親の複雑な思いを理解できなかったり、共感してくれなかったりします。この継母のストレスはとても大きく、一番頼りにしたい配偶者が、下手すれば敵です。つづく

生活全般の世話を担う継母のストレスの大きさは子のそれを超えると言われています。

人によっては、そのはけ口が弱い継子に向くこともあるのでしょう。反対に、死別再婚等では、継母を継子があからさまに後妻扱いし、亡くなった実母と親族にいつまでも実母と比べ続けられるなどの継母虐待ともいえる状態も存在します。
この場合も、やはり配偶者の配慮が足りないことが直接の原因でしょう。

ひどい虐待や、悪環境での養育などは、同居する実親が子を愛していない、ちゃんと見ていないから起こることばかりで、継親が多少理想的でなかったとしても、実親さえ子供や配偶者としっかり向き合っていれば、そこまでおかしなことにはなりえないはずです。

長々と偉そうにすみませんが、私もこんな結婚をするまで知らないことばかりで、たくさんたくさん泣きました。
トピ主さんも、結婚は慎重にね。
彼が子供にとってどんな父親なのかをしっかり見極めてくださいね。

横ですが継母やってますさんのレスにとっても共感しました。

私はあまりのストレスでとうとう心療科のお世話になってます。
頭で解っている事と、心が上手く混じりません。
こんな結婚って何度も泣きました。こんなに大変な事だとは覚悟はしていたものの自殺を考えた程です。

我が子は絶対に愛せるのに、継子は夫との関係次第。
夫婦間が上手く行かないと、継子も憂鬱な存在で、夫との関係が良い時にやっとなんとか上手く家族が回ります。


トピ主さん、バツ１でもいいですが、子供は居ない人と結婚した方が幸せかもですよ。