小学１年生の時です。
相手は６年生の人で、週に何度か１年生の教室や廊下の掃除の手伝いに６年生が来てくれていました。
そんな中に居た、あの人…
どうやって仲良くなったのかは覚えていませんが、下校も、その大好きな人とその友達数人と、私で一緒に帰っていました。
途中で皆とは道が別れるのですが、彼は私の家の方向に来てくれたりしていました。彼は私の気持ちに気付いた様で、そんな2人きりの時に「花子は俺の事が好きなんだよな？」なんて恥ずかしい事を聞かれた記憶があります。
そうです。大好きでしたとも～！！
私は顔を赤らめながら、(赤面症です)うん。と頷くので精一杯でした。
そして、「俺の事が好きなら、ほっぺにキスしてみ？」と言われました！ですがもちろん、恥ずかしくてできませんでした。
今思うと、ちょっとした不審者？いやいや、そんな風にあの人の事を思いたくない。思えない。あの人も私の事を好いていてくれたのでは？と思っています。

１年しか一緒に居られなかったけど、大好きだったな～。
その後の小学生生活では、彼以上に好きになれる人は居ませんでした。

クラスの男の子。先生が使った後の色画用紙を園児が自由に使えるようにストックしてあって、その紙にラブレターを書き、その子のお道具箱に入れてしまった！
困ったような半笑いのような顔をして、冷静に「なんだよこれ」と言われたので、穴があったら入りたい気分になりました。
周りの女子に、◯◯君何か言ってた？と探りを入れたりしていた私でしたが、周りにいた男子ですら冷やかしとか噂とか何にもなく… 独りで恥ずかしかったです。

となりに座っていた男の子。遠足も運動会も遊ぶのもいつもその子でした。ちがう子がとなりになり、私が大泣きし先生が慌ててまたとなりにしてくれたのを覚えてます。
手を握った感触がなじんでて、今もたぶんその感触が基準だと思います。
小学校に入り、クラスが別々になり、私が転校して初恋は終わりました。