私も平成版を見てかなりはまってました！
特に私は財前又一が好きでした。ずらネタがおもしろかった。シリアスなのにホッと和みました。

私はまずは平成版のテレビを見て興味を持ったので、本を読み、そしてさらに昭和版を見ました。
久しぶりに引き込まれてしまいました。
まるでそこに本当の現場があるかのように。
おもしろいサイトがあるのでよかったらみてください。
http://kodansha.jp/webgendai/shiroikyoto/index.html

余談ですが、砂の器もはまってました。で、ビデオで加藤剛さん版を見ました。こちらも断然昭和版がよかったです。３回も見てしまいました。涙涙涙。作品に忠実に描かれ、なにより親と子の宿命を感じる作品でしたよ。

昔の白い巨塔にハマってしまいました。
すでに主人の勧めで田宮二郎版を見ていたので、唐沢版はあんまり見ませんでした。
里見教授、愛人の女性（役者さんの名前忘れた！）中村玉緒とか他の出演者もみんな良かったですよね。
ぜんぜん違いますが、主人お勧めのドラマで昔の「子連れ狼」にもすっかりハマってしまいました。
以来、ケータイ待ちうけ画面は拝一刀です。
昔のドラマの方が重厚な感じがしますね。

昭和版の白い巨塔は、あまりに完璧だったので、リメイク版はみていません。あれ以上のものはない、と思っているので。

田宮次郎の本名が、財前教授と同じ、「五郎」だったのは、ただの偶然かと思っていたのですが、原作者は、この本を書いた時、始めから、主人公のイメージを田宮次郎に重ねていたそうです。

母子家庭で、勉強がよく出来て、母親は息子を大学へ行かせる為に養子に出した、という話も、実際の田宮次郎の生い立ちだそうです。最初はテレビドラマではなく、白黒の映画が先だったのですよね。当時、田宮氏はまだ３０台前半で、その約十年後にテレビドラマとして復活したのです。

ご存知の方も多いと思いますが、田宮氏は、このドラマの収録を終えて、最終回のオンエアを待たずに自殺してしまったのですよね。
彼の作品をもっともっとみたかったです。

昔の「白い巨塔」といえば、放映されてた頃も既にこの世にはいましたが（笑）、当時は「子供は寝る時間！」だったので見ていないんです。

そんなにいいんですか～。ぜひ見てみよう！

もう最高ですよね！
医者が患者に対して上から物を言う言い方。
やたらと喫煙場面の多さ、など時代のギャップを感じますが。
曾我廼家明徴の演技は最高です。
太地喜和子の色気と豪快さは黒木瞳では出せません。
そして田宮二郎のいろんな顔。
妻子への顔、医者の顔、里見に見せる顔（会うと嬉しそうにするんです）・・全部違うのですが全部財前五郎なのですね。
これだけの役者が揃ったドラマはもうないでしょうね。
家族全員ではまっていた昔を思い出しました。

昔のが好きです。
すごすぎる。
じりじりと心に迫るものがありました。
いわゆる心理描写。
最高でしたね。田宮二郎さんすごい俳優さんだったのですね。
私はリアルタイムでは見ていなくて、１５年ほど前に
専業主婦になりたてのころ関西で再放送を見ました。
はまりにはまりました。
それだけに今回のはそれなりに評価はしていますが、なんとなく興ざめの部分があったことも事実です。

前のものがあまりにも名作だったと思えるのです。
もう一度みたい！

“風と共に去りぬ”の “クラーク・ゲーブル” の “レッド・バトラー”、 “白い巨塔”の“田宮二郎”の“財前五郎”は、そもそも小説を書いた作者が、彼等を主人公に見立てて書いたと言います。

レッドバトラーを、今後誰がやろうと、又、財前五郎を誰がやろうと、クラークゲーブルと田宮二郎よりは、見劣りするのは当然でしょう。 私は田宮二郎版を見ていますので、最初から最後まで、唐沢寿明の財前五郎には、違和感を感じていました。

私は子供の時に見た元祖「白い巨塔」のインパクトがすごくて、特に自殺した後の最終回は、家族で固唾を飲んで見た覚えがあります。
原作も読み、映画も見ました。
あれを超える迫真のドラマはないと思っています。

平成版「白い巨塔」は、初回で、唐沢君の軽い演技にめまいを感じて、次からもう見ませんでした。平成版を先に見ていたら、昭和版が濃く感じられるんでしょうね。

母と近所のおばちゃんが、「田宮二郎のほうがよかったー、よかったーー。」と言いながら、今回の白い巨塔も一生懸命見ていましたよ。

はじめまして。私も田宮版のほうが好き！　音楽は、平成版の方が、すばらしいけれど。

皆さんのように、田宮二郎と唐沢を比べるのもいいですが、私は山本の「里見」こそ、田宮版の重要要素と思うな。　だって、この里見が居るからこそ、田宮の財前の葛藤と慟哭が透けませんか？　

平成版の里見は、下手をすると馬鹿正直で、人間に幅がありません。　その薄っぺらな平成版里見の比較対照たる財前の姿も、空回り気味。　その結果、唐沢のあり程度の好演も、ますます田宮と水をあけられてしまったと思います。

さて、山本の演じる里見は、葛藤も哲学もある人間なので、非常に深みの有る人物です。　里見の兄が居るところも、彼の魅力を映す鏡ですしね。

里見の妻が小枝子に嫉妬するときでも、「美千代、これは君が僕を信用できるかどうか、そういう問題ではないかな」と厳しい一言。　証言に立つときでも、「僕だって、大学に残りたい」　「研究が認められることは、長年の夢だった」　と妻に語りつつ、彼の「決意」を語ります。　そういう所から、里美が愚直だけの男ではない面が透けてきます。

里見こそ、昭和版の功労者ではないでしょうか？