付合って７年、結婚して4年、風邪らしい風邪を引いたことのない夫が週末調子が悪くなり寝込みました。　体調悪い夫は心配だけど、私は｢ついにキター！これは憧れの＜体調悪く弱った夫を看病する献身的な妻＞をやるチャンス、私の出番よね！｣と張り切ってしらす雑炊を作ろうと出陣。　

一回目はレシピ通りに作ったハズなのに、夫の嫌いなご飯べちょべちょ状態になり却下・・・。　2回目はしょっぱすぎで却下。　3回目に何とか私にしては美味しく出来たので（既に一時間近く経過していたけど・・・）夫が寝ている寝室に運び、サイドテーブルを引き寄せようとした瞬間、｢うわっ！｣とお盆から鍋がするんと滑り見事に毛布の上にぶちまけてしまいました。　し～んと一瞬時が止まったものの、夫は｢マンガみてぇ～！｣とげほげほ咳き込みながらヒーヒー笑いだし、私は唖然。　何か情けなくて悔しくて私は部屋から逃走しそうになりましたが、｢まだ材料あるか？　もう一度作ってくれよ。　な？｣と言われたので、悔し涙を堪え４度目の正直とキッチンに戻りました。　夫が結局起きてきて毛布を洗濯し、雑炊もダイニングテーブルで食べてました。　弱ってベッドで寝ている彼に｢はい、あ～ん｣をしたかったのに・・・。　夫は余り食欲がなかったらしく｢美味いなしらす雑炊｣と言ってはくれたものの結局私が半分以上平らげたし・・・。　

夜にはケロッとしていたので、張り切って買ってきた看病グッズも（各種風邪薬、冷えピタ、のど飴など）活躍する場を与えてもらえず寂しく棚に収納されました。　｢私って休もうとしていた夫を結局邪魔しただけ・・・？　仕事ではこんな失敗しないのに・・・｣とちょっと凹みました。　すみません、愚痴でした。　夫が火傷しなかっただけ良かったと思うことにします！
　
しらすさん無駄にしてしまってごめんなさい。

最後まで読んで頂き有難うございました。