医師に言われました。
「流産の可能性がある。安静に」不妊治療でできた子です。奇跡はもうないかもしれない…悩みました。若くもなかったし。
そこへ水も飲めずに脱水症状で入院するほどの重度悪阻。
とても仕事は続けられませんでした。
無事に産まれてくれたので後悔はしていません。

私の場合は、仕事と家事だけで毎日グッタリでした。それに育児ともなると、きっと子供に迷惑をかけると思い辞めました。
少なくとも三歳まではベッタリ子育てしたかった。
容量がよくないと思います。家事もテキパキこなせないし、そんな自分にイライラしたくない。
子供が体調崩した時はそばにいたいし、職場には迷惑かけたくない。両方いいとこ取りはできませんから。

一言で言えば仕事を続けても仕事にならないから辞めました。
勤務先までの通勤時間は片道一時間半で、子供の保育園への送迎で勤務時間短縮が必要、子供の健診や予防接種の欠勤、病気の時の急な早退や欠勤。

納期と品質を保ち、他人に迷惑をかけずに続けるのが難しいです。
社内に女性が半分もいませんでしたし、その上周りを見回しても子持ちの女性は殆どいませんでしたし、お互い様は無い環境でした。

前から辞めたくて、「やった－妊娠した！円満退社できる！」って人、いっぱいいました。

事情があって、通勤時間１時間半。引っ越しは不可。
8：30～定時は17：15ですが定時に帰れる業務ではない。
通勤電車に子を乗せて、勤務地近くの保育所？
７時前に早朝預かりのある自宅近くの保育所？
発熱などの時、急に帰れません。

という、地理的事情が要因の一つ。

次に、私自身がその仕事が好きだったのです。
続けるなら、産後も同じ情熱を持って、時間にとらわれず、果たしたい。
続けたら、多分、仕事しながら子に申し訳ないと思い、子に接しながら仕事の事が気にかかり、どちらも中途半端になってしまう。
仮に仕事のポジションを軽い業務に担当変更してもらえば
自分自身が満足しない。

そんな、自分と仕事の関係が、要因の一つ。

そして、自分は「やりきった」と感じたこと。次のステップは子との時間と決め、また次のステップで考えてもよい、と思ったこと。

前提の地理的条件が違っていても、自分と仕事との関係が変わらない限り退職したとは思います。

妊娠7ヶ月で退職します。
理由はしんどいのが一番ですが周りに気を遣わせてまで働きたくないなと思い退職を決めました。

ありがたいことに私が仕事を辞めても不自由しないほど主人に経済力があるのと一度退職してもすぐに働き口が見つかる職種なんです。

退職しても何一つ困らないからです！

恵まれた環境の主さんがうらやましいです。

私がいた職場は、早番、遅番、泊りもあり、主人も不規則な勤務で、大きな事案があれば１カ月も帰ってこられないこともざら。

頼る実家も遠く、私が辞めざるを得ない状況と判断しました。

私は、育児休暇どころか、産前・産後休暇もとれないから退社となりました。
働く女性に優しい企業だったら、仕事を続けていたと思います。

子育てはとてもやりがいのある仕事です。
会社を辞めて正解！と思えました。
でも、子供の手が離れた今は、キャリアウーマンがキラキラして見えます。

切迫流産で初期から絶対安静と医師からの指示があったためです。

まず、第1の理由は、本来妊娠（人間として当たり前の事です）しても、退職させてはいけない、と日本の法律できちんと定義されているのに、多くの企業どもは妊娠したら自動的にその女性は退職、休んだら居場所はなし、という犯罪行為をしているから、やむを得ず仕事を失う、という事になるからです。そして誰も文句を言わない。「しょうがない」で済ましているから企業どもはつけあがる。

その次に、やりたくも無い仕事を安い賃金で嫌々、仕方が無く生活のためにやっている。子供が出来たら当たり前だが仕事なんかよりそっちを優先、ということで仕事を辞める、というパターンです。これも、やりがいのある満足できる仕事になかなかつけない、という現状の裏返しです。

妊娠、結婚を事由に仕事を辞める、やめざるを得ない女性の労働環境の裏には実はこの国の労働環境の奥深い問題が眠っています。掘り起こして改善することが必要です。女性だけの問題ではありませんし、結果的に労働環境の悪さが日本の経済力の低下を招いている、という事実に早く気がついてもらいたい物です。