小学校のイベントで、立志式がありました。
山へハイキングをして、頂上の広場で10歳の決意(事前に作文)を発表とお弁当。
保護者も参加していた気がします。

ちょうど家の長女も10歳です。
この間、参観日だったのですが、
クラスで「二分の一成人式」やりましたよ～
私も、そんな風に言うのは全く知らなかったのですが。

子どもたちがそれぞれ、手紙を書いて発表しました。
育ててくれてありがとうとか、自分の夢とか、
日ごろの感謝の気持ち・・・なんかを。
その間に、家から持ってきた小さいころの写真をスライドで映しました。
子どもたちの役割がちゃんとあって、交代で行いました。
それから、保護者代表から子どもたちに賞状を渡しました。

手紙を読んでる子どもたちが、思わず泣き出して。
親もそれを見て涙ぐむ・・・温かいものでした。
なかなか良かったですよ。

長女が書いてくれた手紙は、大事に大事にとっておこうと思います。

おじいちゃん、おばあちゃん、かわいい孫のためにお金を使ってね
と、小売り業界が旗振りをしている「孫の日」みたいなものでしょうか？

節目節目のお祝いですし、10年と区切りがいいですから何かしたいお気持ちは
わかりますが、成人にかこつける必要はないのでは？
2分の1成人なんて、「半人前」って感じですね。

私は手紙を書いて渡しましたよ。
我が子が10歳なんて、感慨深かったですね～。
手紙を読んで涙ぐんで感動してくれましたよ。

学校でも1/2成人式というのを、保護者を呼んでしてくれました。
ビデオにも納めてあります。

１６歳と１３歳の子供が小学４年生の時に学校で２分の１成人式をしてくれまた。
当日は授業参観日で、毎年４年生は２分の１成人式です。

担任の先生によって多少の違いはあるようですが、我が子達の時はどちらも
先生が親に「当日子供に渡しますので、子供へのメッセージを書いてください。」
と秘密裏に依頼があり、こっそり書いてしっかり封をして提出しました。
ノリのいい先生で、子供たちへのサプライズにしたかったみたいです(笑）
授業参観中に先生が渡してくれて、それぞれに子供が読みあげるのですが、
皆親も子も涙、涙でしたね（笑）

逆に子供から親への感謝のメッセージも頂きました。これは家に帰ってからじっくり読みました。
涙ものです。将来反抗期になったら出して見せようと思いました。大事に取ってありますよ。

あと、「自分のミニアルバム」を作成をしました。０歳～１０歳まで各歳１枚のお気に入り写真
を台紙に貼り親と子供自身のコメントを入れて。

特別なプレゼントはしませんでしたが、当日は子供の大好物メニューとケーキでプチお祝いをしました。

10才は成人とはまったく関係ないでしょ。
たまたま年齢の数値が、成人の半分だってだけなのを
なんとか消費者にお金を使わせたいお子様ビジネス側が
最近打ち出したイベント？
お子様写真スタジオあたりの戦略ですかね。
5才でクオーター成人式とかそのうち流行るかも。
あ、七五三とかぶるからそれはないか。

お子さんの成長を喜ぶ気持ちはわかりますが、
安易に歴史も意味もない、商業戦略に乗せられたなんちゃって儀式を
やりたがる教養のないスイーツな親になりませぬよう。

小学校の学年全体で1/2成人式をやりました。
子供の誕生日は、普通にいつもの誕生日会をしただけです。

学校で、自分史を1冊にまとめました。
名前の由来・生まれてきた時の気持ち、その後、1歳、２歳・・どんな出来事があったのか等、親からヒアリングしてまとめていました。
写真も貼って、10年後（20歳）の自分へという作文も書いていました。
そして、最後に親と先生からのメッセージが書いてあります。
その冊子は、大事に取っておいています。

当日は、学校公開の日で、2/1成人式は親も見ることが出来ました。
子供から親に、「ここまで成長しました。今まで育ててくれてありがとう。これからも頑張るので、見守っていて下さい。」そんな趣旨の会でしたよ。

成人、という言葉を使うことには商業的な意図を感じます。
ダイヤモンドの指輪みたいに、親にお金を使わせるための
キャッチコピーでしょうね。

１０歳という言葉に確かに感慨深いものを感じるのは分かります。
ちょっと特別な何か、というのもわかります。
今まではあまり連れて行けなかったレストランに
もう小さな子供じゃないから、と連れて行くのもいいかもしれませんね。

ただ、「二分の一成人式」という言葉が、すごく引っかかります。
成人式は、二十歳まで待ちましょうよ。私の友人は難病のお子さんの
余命を慈しむ余り、その言葉を使っていたので悲しいイメージなんです。

クラスのお母さんの一人が「やろうよ」と言い出して先生と相談し、先日PTA行事としてやりました。

最初は「面倒だな」「わざわざいいのに…」なんて思っていたのですが、やってみるとなかなかどうして！とても良かったですよ。

子どもたちから歌のプレゼント（先生がサプライズで練習促してくださいました）、将来の夢や親への気持ちを綴った手紙、親からの手紙…親も子も涙でしたね（笑）

１０歳って、ちょっと反抗的になる時期。そしてこれから本格的な反抗期に突入。小さい頃は「大好きだよ！」と抱きしめていたものですが、１０歳（５年生）にはなかなか…気が付けば、勉強などの事で小言ばかりなんです。子どもも素直になれなかったり。

でも、手紙なら素直になれます。子どもは、私からの手紙を大事に引き出しに仕舞っていますよ。私も大切に仕舞っています。子供の態度にムカッとした時は夜読み返していますよ（笑）

もう「児童」はおしまい。子どもは自立していくし、親もそれを見守ろう、という自覚が持てて良かったです。機会がないとなかなか難しいですからね。

物より手紙が良いのではないかと思いますよ！

業界発信ビジネスではありません。
鹿児島や福岡の一部地域で行われて来た「半成人式」がもとになっています。
で、学校(４年生)単位でやるところが殆どのはずです。
だから最近の成人式や七五三みたいに着飾り(花魁やきものドレス)写真を撮って、お祝膳食べて…
とは全く違います。
多くの子供が10歳になる４年生は勉強に友人関係、肉体的・精神的成長と、今までに無い変化が多く見られる学年だそうです。
その年に、一度今までの自分が、学校や友人や家族の中でどう成長して来たのか？
それを振り返る「授業の一環」となっているわけです。
私の子はまだ先ですが、二分の一成人式に出席したお母様方は一様に「良かった…」と、仰られています。
踊らされてる訳でも無理やり感動する行事を作ってるわけで無い。
手作りの温かな行事です。
息子の担任の先生も、最初は訝しげに思っていたそうですが、
自分が担当したり、担当外でも見に行ったりして行くうちに
とても深い意味のある行事だと思う様になった。
お子さんが４年生になったら楽しみにしてて下さい。
と、断言されていました。
でも、その時の担任の先生のモチベーションに左右はされますが…