昔、貧しい男がいた。子供ができたが育てきれないので殺してしまった。その後何度目かに子供ができたとき、生活がよくなってきた男は今回は育てることにした。ある晩、男は赤ん坊を背負って庭で月をみていた。美しい満月だったので、思わず「良い月だ」とつぶやくと、背中の赤ん坊が「お前が最後に俺を殺したのも、こんな月の夜だったな」と言った。男は僧侶になった…。
うろ覚えですが、こんな話です。もう一度読みかえしたいと思うのですが、タイトルも著者もわかりません。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
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