読めるとは、行書・草書のような崩した文字を読めるようになりたいということですか？
そうだとすれば、五体辞典を購入して覚えるしかないです。
書道を習っても覚えることに変わりはないですし、書けるようになるまで上達するには時間もかかりますから。

古文書は中世と近世では、くずしが違うものもあります。
中世のものは、残っている資料自体が少なく
ほとんんど活字化されていますので
江戸のお家流といわれるくずしを読むことが出来れば
まず不自由はないと思います。

かなを読みたいのか漢字を読みたいのかでも
勉強の始め方が変わると思いますが
古文書のかなはおなじ「あ」でも色々な文字を当てるので
慣れるまで少し戸惑うかも知れません。

お習字はよく判りませんが、古文書は古文書で辞書がありますので
ひたすら辞書をひきながら、どれだけ数多く読むかが勝負です。

お近くの博物館・古文書館・資料館等で
古文書を読む会等はありませんか。
読める人と一緒に読むのが一番上達すると思います。

掛け軸だけは判読が大変難しいものがあります。

また、字の綺麗なものを読んだ方が良いと思います。
現在でも字の汚い人の手紙は読めないものもありますよね。
古文書もそれと同じで、古文書だから読めないのではなく
字が汚くて読めない物がたくさんありますよ・・・

私は理系なので、古典は？？

文系の旦那は習字も我流から通信講座でやり始め、古文書も初級が終わり中級？をやっています。

古文書のコピーを解読して送って、添削されて帰ってきています。

平行して、地方なので公民館的な所の古文書講座に属して、地域の歴史的建物廻りや月一の読み合わせ(地方の古文書課題を)しています。

(国語の先生とかを)退職された方々が多いので、40代半ばで入っから若手だそうです。

書道歴はムダに長いですが、漢字専門なので
私も古文書や細字の掛け軸は読めません(笑

書道の作品展など自分でも書いた事がある行書や草書などは読めます
（時々、何て書いてあるのかと聞かれるので答える程度）

willさん同様　＞五体辞典を購入して覚えるしかないです

一つの字でも書き方は多様です
書道を習っても果たしてどれだけ覚えられるでしょう

かなり大変ですよー

カルチャーセンターとか各自治体の公文書館なんかで、
「くずし字解読講座」「古文書解読講座」
というような講座が開かれてます。
最初はそういう所で教わった方がいいんじゃないかなあ。
とっかかりが何も無しでいきなりは難しいんじゃないかと。

古い書や古文書の、「ひらがな」は、「変体仮名」です。
今のひらがなとは、ずいぶん形が違います。
ひとつの音に複数の文字があり、平気で同じ文章内の同じ単語に、違う文字を使ってきます。
漢字をそのまま音だけ使って、かなとして使っていることもあります。
案外と「変体仮名」はネックになります。

まあ、ひらがな読めても崩した漢字読めないと結局ダメなので
両方覚えないといけないのですがー。

日本史学科で、そういう学問をやったそうです。
そこで学んだ知識を元に、
古文書整理のバイトをやったら、かなり読めるようになったとの事。

ただ、卒業と同時に理系の職場へ行っちゃったもんで、
今はあまり読めないそうです。

書道に関する本や辞書で勉強して覚えるしかありません。

あと、資格とかに興味があるようでしたら文部科学省の硬筆検定、毛筆検定があります。
勉強になると思いますよ。

書道の教室ですが、やはりその先生の字を好きになって習いに行くのが一番良いのではないでしょうか？
カルチャーセンターなどの曜日と時間だけで書道を習っても良いですが、やはり先生によっても字が違いますし、後々「こんなはずじゃなかった」ってことにもなりかねません。

書道の展覧会などを見て、ご自分の習いたい字、好きな字を書いていらっしゃる先生のご指導を受けるのが、長続きすると思います。

実家を新築した時に、母のご縁で額縁にキチンと装丁された「書」をその道の先生からお祝いで頂きました。

額縁は横に長く、文字は、上がかなりあいた状態のレイアウト（この、上下は正しい位置で、です）

家人の誰もが、文字がつまっている下が上だと。読めなかったので…


当時、中学生か高校生だった私が、額縁を壁にかけようとしたその瞬間に、
「上下逆だ！」と叫びました（初めて見た）


額縁には与謝野晶子の

【　清水へ　祇園をよぎる　桜月夜　】

と書かれていました。（気付いてよかった）


多分、母のイメージで書いてくれた書

書かれそうなものを片っ端から勉強するしかないようです。