重松清作「きみの友だち」
は如何でしょうか。

内容はアマゾン等の書評、感想欄を見て頂けるとより分かりやすいと思いますが、丁度女の子の小・中時代から大人になる過程の心の動き、他人との関係を描写しています。

秋元康の「君はそんなに弱くない」　読んでみてください。

この本は自分が高校中退しひきこもりだった時に
兄に貸してもらって読んだ本ですが、まさに目から鱗でした。
こんな考え方とかモノの見方があるんだーって。

そしてすごく救われました。
読み終えた時には心が前向きになり、
それと同時に自分はなんてネガティブだったんだろう、
こんなんじゃダメだ！って思いました。

印象に残っている一文は、

「最近の若い子の人間関係は野球のポテンヒットみたいなもので、
お互いに遠慮しあって結局どちらもボールをとらずに
ボールが地面に落ちてヒットになってしまう。
ほんとは自分も相手も、お互いに仲良くなりたいと思っているのに、
傷つくのが怖いから自分から踏み込めない」みたいな文章でした。

たぶん思春期の中高生なら誰しも感銘を受けるような
そんな内容の本になっていると思います。

30をすぎた今でも自己啓発本が大好きな私ですが、
そんな私の原点がこの本なので是非中学生の娘さんにおすすめします。

サッカー日本代表、イタリアのセリエＡインテル所属
長友佑都選手の書いた
「上昇思考 幸せを感じるために大切なこと」
はいかがでしょう？
サッカーファンでなくても励みになると思います。

重松清さんの小説が大好きなのですが
実話のもので、という限定なので

みんなのなやみ　
みんなのなやみ２

がおすすめです。

中学、高校生の悩みに重松清さんが答えるというものです。

　幻冬舎から９５２円で発売されています。エッセイに分類されるのだと思います。著者は、ノートルダム清心学園の理事長でシスターの渡辺和子先生です。　

短いエッセイが４０編で構成されています。あっという間に読めて、心に響く本でした。

　ぜひ一度、手にとって見てください。お嬢さんが挫折を乗り越え、逞しく成長されますように応援しています。

　

乙武さんの五体不満足。だいぶ昔の本ですが、読んで元気がでました。

自分のマイナスをプラスに変えてきた彼の半生は中学生にもわかりやすいですよ。お母さんが読んでもおもしろいと思います。

とりあえず　笑顔が見たいから
『魁！！クロマティ高校』作：野中英次さん
をプレゼントします。

優等生なのに　なんでか不良いっぱいの高校に入学してしまい、
最初は違和感いっぱいだったのに、気がつけばすっかりなじんでしまう主人公。
まぁ、似ている境遇と言えば境遇でしょうか？


同じ学校だったお友達と　今は交流はないのでしょうか？
学区が　混ざると　みんなそれなりに　悩むかと思います。
高校なんて　もっとバラバラだし。

部活動とか、きっかけはありそうですけど。

実話じゃないけど、香月日輪の話はお勧めです。
主人公は、中学生や高校生で妖怪や魔女が出て来るあり得ない話です。
ですが、周囲の大人が悩める学生に「周囲がどうであろうと、自分が自分らしく生きることが大切」と発破をかけてくれます。「少数派であることを恐れるな。自分がどう生きたいかだ」と投げかけてくれます。
あまりお説教臭くないので、さらっと読めますよ。
逆に重たくないので、「この本を読んで頑張りなさい」とプレッシャーをかけないのでいいんじゃないでしょうか？
お勧めは「妖怪アパート」シリーズと「魔法の塔」シリーズです。

「中学時代にしておく50のこと」　もしかしたら、物事を新しい角度でとらえるきっかけになるかもしれません。