バラの種類の事ですよね？

バラの香りは大きく二種類に分けられます。
ひとつが、甘くゴージャスな香りのダマスク系（ヨーロッパの花）。
もうひとつが、紅茶に似た上品で優雅な香りのティー系（中国の花）。

18～19世紀頃にヨーロッパへ、中国の園芸品種が渡りました。
それにヨーロッパの園芸品種を交配して作られた、当時の新しい品種群がティーローズです。

トピ主さんの予想通り、もともとは「紅茶のような香りがする薔薇」なのでティー・ローズと命名されました。

ブルボンロースの系統のバラと
「ヒュームズ・ブラッシュ・ティーセンテッド・チャイナ」や

「パークス・イエロー・ティーセンテッド・チャイナ」といったバラが交雑されたものが起源で、
「紅茶の香り（ティーセンテッド）」のする一連の系統を指します。

紅茶の香りは、原種のひとつ、ロサ・ギガンティアに由来するもので、ジメトキシメチルベンゼンという香気成分が主成分となっています。