ウェブの掲示板などのヘビーユーザーも沢山いる時代です。
現実の世界で悩みなどを相談できない人が、トピを立てているのだと思います。

私も現実の世界での友人や知人に、悩み相談はしなくなりました。
重い話は、相手の迷惑や負担にもなりますし、内容によっては今後の付き合いにも影響があるので・・・。

依存してしまうのは、時間的に余裕があるのではないでしょうか。
仕事などが多忙になってしまうと、メールする時間もなくなると思います。

というのも、私がそんな感じで数年、結果ちっともラクになれなかったから。
身内には話せないけど他人になら話せる、それはフツーだけれど、
｢弱みを見せることができない｣状態を維持しつづけるのは、どこか
自分に自信がないからじゃないかと思っています。

本当に頼れる友人の２番目をつくる感じで、
オフラインでも知らないひとと話す機会（レジのひととちょっと無駄話するとか）をもうけてみてはいかがでしょうか。
声を出す機会って普通に過ごすとなかなか無いから（ひっこんでるときは）
練習になりましたよ。

ネットの向こう側にいるのは人間です。
目の前の人間は信用ができないけれど、目の前にいない人間は信用する。

なんか変ですよね。

漫画やアニメのキャラクターに妄想で相談して、妄想で心地いい答えを自分で用意しているのと同じです。相手に求められればネット上では何にでもなれる。こちらの人間性は相手にはわからないので、聖人君子にも、悪人にもなれます。

現実の人間ではないので簡単に励ますこともできますし、絶望に追い込むことも、相手の表情が見えないだけに安易にできる環境です。
嫌になれば電源切れば終わり。言葉にずっと責任を持つ必要もない。アドバイスをもらっても、実行するかどうかもネットの向こうには伝わりません。だから居心地がよいし、依存しがちです。

目の前の相手だった場合、嫌になっても逃げるのに一苦労。嫌われたかなと言う思いを抱えて向き合うこともしばしば。だから面倒くさいし、弱い自分を見せるのも怖い。でも本当はそういう葛藤をみんなが抱えていて、すり合わせて生きているだけなんです。

何かおかしいのかなと思っているなら、たまには現実の相手に甘えてみては？