博士(後期)課程ですよね？
かなり専門性が高い研究をされているのだと思います。
その場合、指導できる教員が限られるので、現在の指導教員が、専門が近い別の教員に引き継ぐことはよくあることです。

トピ主さんが、その新しい教員に指導を受けたくないなら、関連の論文筆者などに、直接あたってみたらいかがでしょう。
その場合は大学を移動する可能性も高くなるでしょう。
社会人ドクターのようなので、自由に移動などはできないのでしょうか？

大学をうつっても良いなら、自分で別の指導教員を探すしかないでしょうね。

トピ主さんの現在の専攻がよくわからないので、とりあえず一般論を申し上げます。

基本、学生は研究科に所属しているわけで、その研究科の教員が指導教員となります。
誰を指導教員にするかは、教授会で決めますが、
学生が希望するテーマを指導できる教員が担当することになります。

トピ主さんが、何を基準に指導の可否を決めているかがわからないのですが、
どうしてもご所属の研究科や専攻で指導を受けたくない（もしくは受けたい教員がいない）のなら、
今のところをやめて、他に入りなおすしかないと思います。
逆に、今のところで指導を受けたい先生がいるなら、
可及的速やかにその先生に依頼し、内諾をもらってください。
イレギュラーな対応をお願いする場合、必ず、その「イレギュラーを引き受ける」先生に負担がかかりますし、
イレギュラーをされる方も、あまり気持ちの良いものではないでしょうから。

指導教員を学生の希望で変更できるのか、その条件は何か、は大学院の規則を見れば良いと思います。

大人なら筋を通して、主指導教員に言えばいいのです。
その教員に聞く耳が無いのなら、副指導教員に言う。
副指導教員も聞いてくれなければ、来年指導教員になると言われている先生（多分、今の副指導だとは思いますが）に言う。

上手くいって、変更して良いとなっても、受け入れ先となる教員から断られる可能性もあります。ですから、今の主指導・副指導教員の頭越しに専攻科の教務担当委員の先生にいきなり変更をうったえるなどの強硬手段は避けた方がいいです（行先が無くなり退学せざるを得なくなりますね）。

にしてもだ、社会人で博士課程の方がココにこういう質問をするとは、院生のレベルも落ちたものだ、と思いました。

　希望の先生が既におられるのでしょうか？
　まずは、自分の専門を見てくれそうで且つ受け持ち学生に余裕がある教員を探します。その先生の授業に出席し、ある程度自分がどういう人間かを理解して頂き、コネクションを作っておきます。かなり親しくなっていけそうなら「実は私の指導教官が退職するのでなって頂けないだろうか、指導教官には伝えますので」と打診までして仮OKをもらっておきます。

その上で指導教官に○○先生なら私の専門が同じなのでお願いできればと相談します。そのような雰囲気がないならば、副査か学科代表か教務担当の先生など、誰でもいいので相談にのってくれそうな先生に相談します。できれば現在の指導教員より年上且つ権力がある人のほうがいいです。若い先生でも親身になってくれればうまく根回ししてくださる先生もいらっしゃいます。

この場合、指導教員の考えが絶対なので説得先は指導教員ですが、トピ主さんの言うことを聞いてくれない場合は根回しすればいろいろ方法はあります。

　

学生といっても、博士は別ですよね。
そんな「権利」は実際にはないと思います。

その指導者が、大学内でも指折りの問題教授！とでもいうなら別ですが、それでも穏便に希望の指導者につくのは難しいですね。一応は大学教員さんも書いておられますが、「イレギュラーを引き受ける」先生に負担がかかりますし。

　お返事をありがとうございます。トピ主表示がでないかもしれません。
まずは指導者と具体的に話を詰め、お願いしたい方にも根回しをするしかなさそうですね。
　指導者をかえたかった理由は、倫理的に問題と思われることが発覚し、指導者としてついていけなくなったからでした。金銭関係のトラブルをお持ちで、被害者が元教員や元院生でした。
貸した人は自分だけだと思っていたので、発覚が遅れました。
指導面でも？と思うことがあったなと今はよくわかるのですが、学位を取るということの厳しさを、わかっておらず、楽に流れてしまいました。
表に出せない事情もありますが、研究という原点に戻って、ベストな選択をしたいと思います。
　ありがとうございました。
　
　

退職教員、転職教員の大学院生の扱いは常に頭を悩ませます。基本は学生が出来るだけ不利に成らないような道を探るということです。また、制度や学則上の制限があり、学生が何年目であり、博士取得まで必要と思われる年数により扱いが変わります。

通常は最短で博士取得までかかる修業年限中に指導教員が定年になることは避けますので、あと1、2年という所ですね。

私の所では、このようなケースでは専攻主任が学生の形式指導教員になり、実際には最適な人に指導委託を出すということが多いです。全員をつかせようという教員は専攻の責任者ではないですか？

トピ主様があと2年くらいで学位取得が難しいならば、研究科内で最も適切な人を指導教員として指定することが多いでしょう。これは指導委託上の制限からきます。

いずれにせよ、話し合う相手は退職する教員ではなく専攻の責任者です。アポイントメントを取ってすぐに相談してください。

なお、博士課程学生は自立して研究することが本来は求められています。研究の成否についてトピ主様は指導教員に依存しすぎている感じがします。もっと自立しましょう。

　手取り足取り教えてくれる先生―途中で犬のように捨てられたら終わり、博士取得後自発的にやっていけない
　ほったらかし先生―自分で道を切り開いていくしかない

　私の場合学問体系がしっかりしているほったらかし先生で、先生はいつも私のことは「へっぽこ博士さんは一人でできるから」と言っていました
　そして取得後の就職もほったらかしでした（泣）
　でも自分で道を切り開くしかなかったので、それはそれで良かったのかと思います。
　
　（でも今から考えると先生はちゃんとするべき指導はしてくれたと感謝しています）
　
　　とりあえず性格が合えばそれでいいんじゃないでしょうか。
　
　　お金を学生に要求する先生ですか・・・？　それは公になったらものすごくマズいことになっちゃうことじゃないでしょうか？　
　　この先生に指導されたくありませんとかいう問題でなくて・・・。
　　　
　　下手するとまた指導教官が変わるかも。