私は31歳パート独身女性です。
18歳から27歳まで、重度のパニック障害と鬱になり、進学校に通いつつも、大学入学はおろか、やっと社会復帰して、全日パートとして、パートなりにも責任感を持って立派に働いていると思います。私は、最近、自分の肩書に恥じるようになりました。でも自分が怠慢な人生を送ってきたとは決して思いません。
障害者就労支援施設に通い、何年も社会復帰に奮闘したり、27歳の時に働きながら通った夜間の映画の専門学校で監督を務め制作した卒業制作は、映画祭で賞を貰ったり、現在の趣味はランニングで、仲間とマラソン後のお酒を飲むのが好きだったり、少しでも給料を上げたいと、転職活動をはじめたり…。自分が苦労した分、どんな人でもその人の人生というものがあるのはわかるから、決して人を差別の目で見たりはしません。
しかし、10年かけてパニック障害、鬱からここまで努力して、復帰できた。こんな努力、現実社会では評価されません。周りの31歳が恋愛やキャリアに勤しんだ10年間と、同じ時期のこの私の努力は、むしろ口に出すだけハンデです。今は30代女性といえば、兼業主婦で、子供がいるのが理想のかたちとされ、私みたいな肩書きの人間はバッシングの対象かのようです。
ここまで苦しんで乗り越えたうえ、今の”普通”とされる価値観に見合わない自分と、周りの女性と比べる毎日、こんな思いで毎日を過ごすのは、自分の心をボロボロになるまで殴り続けているようで、地獄です。結婚はあきらめ始めています。仕事も、この歳だと、もう満足したキャリアを歩むことはできないでしょう。60歳までのあと30年、こんな思いで過ごすのかと思うと、とても辛いです。前向きに3歩進んだかと思えば、気持ちが2歩下がる毎日、このまま1歩歩み続けられるかどうかが不安です。
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