母を亡くして、一ヶ月が過ぎようとしています。
16年間、特にここ数年は何度も挫折しそうな
逃げ出したいような連続でした。
私たち親子を知る方は、
みなさん感心して褒めて下さいます。
でも、私は心のどこかで「早く楽になりたい」
と思うこともよくあって、
いつも優しく母に接していたわけではないのです。
寝たきりになってからは、
子供の様に私の名前を呼びました。
とにかく、不安で寂しがるので
リビングの横の部屋にベッドをおき、
私も、ソファベッドで寝起きしました。
母が眠りにつくまで、
体をさすり昔話に付き合いました。
これ以上はできない、、、そう思うほど。
それは
亡くなった大好きな父の遺言だったからなのです。
「母さんが、わがままを言っても
それは病気が言わせてるんだから許してやれ」
腹が立って、もう知らんと思っても
この事が戒めになってやってきました。
なのに、今、母を亡くして、
あんなに欲しかった自分の時間が、
毎日、途方もなくあるなかで、後悔ばかりしています。
もっと、もっと優しく心から接してあげればよかった、
母が私を呼ぶ声を、もう一度聞きたい、
「ちょっと待って、後でね」なんて言わずに、
すぐにしてやればよかったと、
熱いタオルで、また体を拭いてやりたい、
氷川きよしのCDを、もう一度聴かせてやりたい、
大好きな梅干しを
制限なんかしなければよかったと、、、
今さらながら、私が母を看ていたのではなく、
全ての日常が、
母に与えられ生かされていたんだと、、、
何もすることがないのです、、、
母がいないという事が、
こんなに寂しく辛いなんて
思いもよりませんでした、
ほんとうに、時間が何とかしてくれるのでしょうか、
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