30数年前、高校で写真部でした。
高1のときは家にあった旧い自動露出ではない一眼レフとそれについていた50mmF1.8で撮りまくり、暗室現像も覚えました。その後貯金で28mmF2.8を買い足し、さらにアルバイトして自動露出の新しいボディと中古の100mmF2.8を買い足し、この3本で撮影したものを全紙大への引き伸ばしなんかもして楽しんだものです。懐かしい。
オートフォーカス一眼レフ時代には社会人になっていて忙しく、カメラを持ち出すこともなく、30年近く過ぎてしまいました。
ふと数年前、デジタル一眼レフ・ボディを新品で購入し、合わせて中古レンズを何本か入手し、デジタルでの写真撮影を楽しむようになりました。あたりまえですがフィルム巻き上げレバーは無くなっていて、電気仕掛けの精密機械の様相で、作法も変わっています。
30年ほどの間にズーム性能は向上し、レンズ専業メーカーの評判も良くなり偏見も薄れ、マウント縛りというのはきつくなくなってきてもいるようですし、中古マーケットも充実したのと、財力のあるユーザーも多いようで、ホイホイとボディやレンズを買い換えたりするのが一般化した世界になっていますね。35mmフル以外にAPS-Cや1インチや、レフのない一眼や、EVFや、マウントアダプタでなんでもありなどカンブリア大爆発のように多様化していてびっくりします。
ブログにアップされた写真など、ウデの確かな写真が多く、レベルの高いユーザが多いんだなと驚かされます。
スチル写真を趣味にする人には今はいい時代なんだろうな。
でも、人物をテーマにして味のある写真をものにしようとすると、肖像権だとか難しいものもあって、ましてや子供を撮影しようとするとアブナイ人扱いもされかねないということで・・・
そういう意味ではいい時代ではありませんね。
最近写真趣味を復活させたおっさんの戯言でした。
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