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    山本周五郎の事

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    🐧
    案山子
    話題
    トピを開いて頂き、ありがとうございます。
    季節はまごうことなく冬へと足取りを早めていますね。

    こんな寒い日の夜は山本周五郎の小説が心に沁みます。
    以前別のトピで山本周五郎の言葉を書いた時、私も大好きだという方がいらして、とても嬉しく思いました。
    周五郎の本を初めて読んだのは、40年程前中学生の時、姉から渡された「さぶ」でした。最初はさぶにイライラしたり、栄二が格好いいなあ、などと思っていましたが、段々とさぶの持つ本物の優しさに心惹かれるようになって行きました。
    私は本(特に小説)がとても好きで、年間120冊位読みます。様々な作家を読みますが、周五郎と北方謙三だけは特別な位置にいます。
    「柳橋物語」の幸太のおせんに対しての哀しいまでの一途な優しさ。「絶対にお前を死なせはしない」と言い、その通りおせんを救い、自分は亡くなってしまった。究極の時に人は普段、何を考え思って生きていたかが試される。厳しく、切なく、悲しく、でも読後感が何とも言えず、人を信じてみたくなる、そんな小説です。周五郎の話をすると尽きぬ思いがありますね。
    山本周五郎の小説が好きな方
    宜しかったらレスお寄せ下さい。

    トピ内ID:2824838213

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    きっかけは

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    花杖
    ドラマでした。高校生の時にNHKで”赤ひげ”が一年間
    放映されました。 原作は数編ですが、他の短編もいれ、
    一話完結だったかと。

     そのドラマがきっかけで本を手にしました。

     私が一番好きなのは、”ながい坂”です。
    三十路に入るころまで愛読しておりました。
     
     妊娠・出産の時期でしたか、細かい字が
    駄目になり…。文庫本購入をやめました。
    (周五郎さん、ごめんなさい。)

    基本本は図書館で借りるようになっていた
    こともありましたし。 購入は中断しまし
    たが、”泣き言はいわない”だけは購入
    しました。 時折目を通します。

    (私は50代半ば、たぶんトピ主さまと
    同年代です。)

    トピ内ID:3080410505

    ...本文を表示

    私の人生の道標です

    しおりをつける
    🙂
    アジサイが好き
    案山子様のお気持ちよく解ります。
    先日来、「さぶ」「柳橋物語」・・久しぶりに読んでおります。

    あの世界観・・大好きです。なろう事ならあの時代に生きていたいと言う位です。
    愚鈍な「さぶ」と栄二の織りなす人生模様・・・不器用な「さぶ」の生き方は今の時代には、「負け組」に移るかもしれません。しかし、表面的な勝った負けたがいかにつまらない事かが、この本を読めばわかります。

    「柳橋物語」・・・最後、おせんが「これでいいわね、幸さん・・これでようやく幸さんと御夫婦になった気持ちよ、あんたもそう思ってくれるわね、幸さん」・・という所は何度読んでも涙腺が緩くなります。

    案山子様のおっしゃる通り、冬の寒い時期に読みますと身内から温かさが湧いてきます。常に弱者に温かい目を注いでおられる文章に畏敬の念を持ちます。
    人それぞれの読書感は違って当たり前なのですが、実体験で同じような思いをしておりますだけに、余計感情移入し文章の行間にある思いまでが胸にしみます。

    こういう良きものと多感な青春時代に、巡り合えた事は本当に幸せです。
    老眼に鞭うちながら他の本もよんでみたいです。

    トピ内ID:4880076060

    ...本文を表示

    私も中学生でした。

    しおりをつける
    blank
    エカテリーナ
    山本周五郎、さぶ、そして

    40年ほど前の中学生の時(笑)、全て同じだった為出てきました。

    「さぶ」を読んだ時のじんわりした感動は今でも強く印象に残っています。

    その後周五郎作品を幾つか読み、時代小説も面白いゾと開眼した私は藤沢周平へ
    しか~し、思った程面白く無かったのです。

    やっぱり、周五郎ちゃんだわ・・・と今思えばアノ藤沢周平先生に対して何と恐ろしく生意気な中学生。
    中学生だから良くわっかていなかったのかも知れません。(周平ファンの方、ごめんなさい)


    また、「さぶ」から読みたくなってきました。

    トピ内ID:3816900346

    ...本文を表示

    ファンです

    しおりをつける
    blank
    歌手のさだまさしが山本周五郎の小説を紹介していたことから、私も読み始めました。
    もしかしてトピ主さんもさだまさしファンでしょうか。

    20年くらい前に片っ端から読んでいた時期があります。
    文庫本で出ているものは8割くらい読んだでしょうか。
    「桑の木物語」という短編が妙に気に入った記憶があります。

    10年くらい前に近所の古本屋でまだ読んだことのない本を見つけ、
    レジに持っていったらレジのおじ(い)さんが
    「君は山本周五郎を読むのか。若いのに珍しい」と言い出し、
    20分くらい捕まった覚えがあります。
    いや、すでにそれほど若くはなくなっていたんですけど。

    ちょっと前に「樅の木は残った」を再再読しましたが、
    孤独で壮絶でしぶとい戦いに胸をうたれました。

    トピ内ID:6386668819

    ...本文を表示

    いいですよね

    しおりをつける
    blank
    山本周五郎、いいですよね~。

    「さぶ」を読んだ時、栄二の心境の変化の書き方がうまいな~と思いました。
    どうしたら、こんな風に書けるんだろうって。

    「柳橋物語」は、一番の愛読書です。
    特に幸太の「おれは苦しかった、息もつけないほど苦しかった、おせんちゃん、おれはほんとうに苦しかったぜ」と
    おせんの「これでようやく、はっきり幸さんと御夫婦になったような気持ちよ、あんたもそう思って呉れるわね、幸さん」
    の所で必ず泣きます。

    他にも好きな作品は沢山ありますが、山本周五郎は、どうしてこんなに心にしみる小説が書けるのでしょうね。
    いろんな時代小説を読みましたが、私の中では、山本周五郎が一番です。
    お仲間が沢山いて、嬉しいです。

    トピ内ID:3974442251

    ...本文を表示

    大好きです。

    しおりをつける
    🙂
    私は失恋してから
    私は20代前半で失恋してしまい、助けを求めるように周五郎の本を読み漁りました。

    長い坂が好きですね。重い荷を背負って長い坂を上る 人生も又同じ・・・

    樅の木は残ったも名作ですね。

    周五郎の本は心が温まるようで大好きです。

    トピ内ID:0522140116

    ...本文を表示

    劇団青芸『青年の川』

    しおりをつける
    🎶
    いかが
     劇中劇として、勝手勝手だった高校生たちが、『さぶ』の上演のために協力しあうことを学んでいく作品(ただし、栄二役の方が目立っていた)があり、私自身、どん底の生活から這い上がろうとするきっかけとなった観劇でした。

     同時に、当時過ごしていたどん底生活のなかにも、自分を支えてくれた人たちの人情味を、『青べか物語』等の他の周五郎作品から読み取ったものでした。

    トピ内ID:0475935573

    ...本文を表示

    生きる教本

    しおりをつける
    🙂
    まーる
    37歳女性です。
    山本周五郎を知ったのは「閉鎖病棟」を読んだ20代後半の頃。その名を冠とする文学賞の作品に胸を痛く掴まれたのをきっかけに、少しずつ集めて読み込んでいます。

    中でも「ながい坂」が好きです。今ちょうどそういう年頃なのかもしれませんが…(汗)
    日常や人生は選択の連続で、時に流される事があっても自分を律する気持ちは失いたくない。しかし、昨日とは違う自分や相容れない事柄を受け入れた時に拓ける世界に希望を持って生きていいんだと背中を押してくれます。
    山本作品を読むことは私にとって癒しでもあります♪

    トピ内ID:0723778622

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    トピ主です。花杖様

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    🐧
    案山子
    レスありがとうございます。

    お書き頂いたように同年代です。


    ドラマの「赤ひげ」は小林桂樹が赤ひげ役でしたね。
    好きな役者でした。

    小説の赤ひげ診療潭では「鴬ばか」が一番心に残る作品でした。

    「ながい坂」は私もとても好きな長編です。
    同時に周五郎は何故この作品を書いたのだろうか?と考えています。
    実は今「ながい坂」を読んでいます。
    10回目位の再読になりますが、読む度に感じるものが変化している気がします。
    花杖様も私同様、主人公が困難を一つずつ乗り越えて行く姿に共感されたのでしょうか?

    「泣き言は言わない」は、周五郎のエッセンスがぎゅっと詰まっていますね。
    周五郎独特の厳しく切なく、暖かく、優しい眼差し。

    トピ内ID:2824838213

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    トピ主です。アジサイが好き様

    しおりをつける
    🐧
    案山子
    レスありがとうございます。

    以前も書きましたが、アジサイが好き様の周五郎の小説に対する思いは、本当に私と共通します。
    今、「ながい坂」と同時進行で、「柳橋物語」をもう一度読んでいますが、やはり読む度に、どうしてこの人はこれ程哀しく、切なく、でも生きる希望を肯定する小説を書けるのだろうかと思わずにはいられません。

    周五郎が主な小説を発表していた昭和20年代~30年代は、まだ皆が貧しい時代でした。
    貧しさはそこら中にあって、あえて小説で辛いものは読みたくないという読者も沢山いた事と思います。
    そんな中で多くの人々が、周五郎作品を支持したのは、どうしてなのかと思ったりします。
    「おしん」が流行ったのは、視聴者が、もはやおしんの時代の貧しさに戻る事はない、という安心感からの同情的な側面があると思いますが、周五郎の作品は違います。
    そこに何か周五郎の凄さがあるように感じられます。
    アジサイが好き様はどう思われますか?

    「柳橋物語」のおせんの台詞は、周五郎作品の中でも五本の指に入る、深い情感の言葉だと思っています。私も涙腺が緩くなります。

    トピ内ID:2824838213

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