思うに、仕事の遣り甲斐とは仕事を通して得られる満足感ではないでしょうか。

何が満足感を満たすか（＝何を遣り甲斐と思うか）は人それぞれ。
給与の額だったり、営業成績だったり、お礼を言われることだったり、褒められることだったり。

医療系、介護系に遣り甲斐を見出している人の多くは患者様やそのご家族から「ありがとう」と言われることに遣り甲斐を感じているのかも。
かく言う私も医療事務の仕事をしていましたが、「あなたの顔を見るためにこの病院に通ってるのよ」とか「あなたが受付にいる間は転院しないわ」なんて言われると嬉しくて遣り甲斐を感じたものです。

一方で他の職種では、売上げ成績が数字で明確になるので、それが遣り甲斐になっていました。

「遣り甲斐」は個人個人で実感する物で、職種によって決まる物ではありません。
どんな仕事にも遣り甲斐はありますし、それを見つけられるかどうかで仕事の楽しさは決まると言っても過言ではないでしょう。

しかし介護の仕事は苦労の多い仕事と聞いております（姉が介護の仕事に従事しております）。
歳を召された方々への気遣いや、理不尽な要求、やってあげたいけど法律上やっちゃいけない事がある等、話を聞くだけでも「大変だなー」と感心します。
また、仕事量に見合っていない報酬の問題などもありますよね。
そう言った問題を我慢するための方便として、自分自身に「遣り甲斐があるんだから頑張ろう！」と暗示をかけてるんだと思いますよ。

また、介護のお仕事は人とダイレクトに関わるので、感謝の言葉や喜ぶ表情を直接受け取れるので「遣り甲斐」をわかりやすく感じられるのだとも思います。
そういった「見返り」に遣り甲斐を感じる方は少なくないと思います。

ちなみに私はデザインの仕事をしていますが、困難な要求を出された時に遣り甲斐を感じます。

やりがいは職種では決まりませんよね。
やりがいのとらえ方は人それぞれ違いますし
いろんな仕事のどういう部分にやりがいを感じるかも人によります
車の営業マンが｢頑張れば頑張っただけ数字に出て、収入も増える。やりがいがある仕事だ｣美容師さんが｢自分の技術でいろんな人をきれいに変身させられ、喜んでもらえる。やりがいがある仕事だ｣お医者さんが｢苦しんでいる人の不安や病気を取り除き、元気にしてあげられる。やりがいのある仕事だ｣…どれも変じゃないです。いろんな仕事があるので、感じるやりがいも様々だと思います。
体が不自由な人たちや高齢者に寄り添って、そのひとたちがより良く生きられるように手をさしのべるというお仕事ですから、介護される人たちがひとつでも多くのことをできるようになったり、不自由さから解放されたりすれば、私ならやりがいを感じるだろうと想像します。
仕事によっていろんなやりがいがあるというのは間違いないですよね。
そしてどんな仕事にも大なり小なりやりがいはあると思います。


という言い方だったら、いいんでしょうかね？

私も中堅の年齢になり、偶然ありつけた今の仕事を惰性で続けていいんだろうかと思っている今日この頃です。

「遣り甲斐」ってなんでしょうね。個人的には自分の労働に対して「ありがとう」といってもらえる仕事、自分の学んだことが生かされていると実感できる仕事、特殊技能で人に必要とされる仕事、金銭的報酬に満足できる仕事などが遣り甲斐に繋がりやすいと思いますが、これはもう本当に人それぞれでしょう。

私自身は自分の仕事は好きですが、天職だとは思っていません。常々、天職にありつける人は夢と行動力が伴っているのだろうと思っていましたが、先日観た「塀の中の中学校」という映画の中のセリフで、そうではないのかもしれないと思い始めたところです。現職を夢実現までのつなぎだと思っている息子に対し、冴えないサラリーマンとして働き続けた父親が言うのです。「どんな仕事でも肩で息するまで一生懸命やれば面白くなる」と。

私はラテン系の国在住なので、こちらの価値観に較べるととても「日本的」だと思いますが、自分にはしっくりきました。うだうだ考える前にまずやってみろ！ってことですよね。

他のレスも楽しみです。

本人が何に喜びあるいは苦痛を感じ、またはどんなことに熱中できるか、だと思います。

人に喜ばれることにやりがいを感じるっていう人は割と多いですけど、求める人がいないことはそもそも仕事にならないし、自分がやりたくないことやものすごく苦痛なことをやって喜ばれても微妙でしょう。

職種とは関係ないですよね。
というか、

一生懸命やれば、どんな仕事にもやりがいが見えてくる気がします。

＞遣り甲斐は、自分の実感ではないのですか？

その通りだと思いますよ。建設であれ介護であれ何であれ、自分がやってみて手ごたえがあると感じるならば、その感覚を「やりがい」と呼んで差し支えないと思います。

それと同様に、「介護の仕事はやりがいがあるから志望した」という人の言っていることも、当然のことだと思いますし、トピ主さんのやりがい観と矛盾はしないと思いますが。
そりゃ直接困っている人をサポートする仕事なら感謝もされるでしょうから、「やりがい」は感じやすいでしょう。

そしてもう一つ思うことは、やりがいの感じられない仕事に就くことだって決して蔑まれるようなことではない、ということです。たとえやりがいをかんじられない仕事でも、仕事として賃金が発生するということは、世の中で求められていることであり社会に貢献しているということです。

主さんがなぜこのトピを立てたのかが分かりませんが、建設はやりがいのない仕事だと誰かに言われたのなら、「やりがいがあるかどうかなんて大した問題ではない」と、私なら言いますね。