私は10代で母を亡くしました。
母のいない毎日に耐えられなくて、すぐに涙してばかりいました。
ある時、スーパーで仲良く化粧品を選んでいる母娘を見て、悲しくて悲しくて落ち込む私に、当時 彼氏だった主人が言ってくれました。

「俺がお前のお母さんになってやるよ！」…と。

救われましたね、本当に嬉しかった。
そんな主人と今でも仲良くいれることを本当に幸せに思います。

もう四半世紀くらい前の話ですが、母親の入院や会社の仕事やいろいろな問題が重なり人生のドン底みたいな時期がありました。
平日に会社を休んで何気なく見ていたお昼のバラエティ番組のゲストが、その女性モデル兼タレントさんでした。
特に彼女のファンということもなかったのですが、ボーッと見ていたらトークの最後に
「よかったらこの本読んでみて～」とある翻訳本の名前を言われました。

すぐＣＭになったので、その本がどんな内容か、著者は誰か全くわからなかったのですが
強い直感で「これは読まなければいけない」と思い題名を書き留めました。
大型書店に行って導かれるようにスーッとその本の前に辿り着いたのも不思議でしたが
読んでみたら本当に心が救われて、生きる希望が湧きました。
今でもテレビでご活躍されていますが、本当にその節はありがとうございました。

　飲み会を終えて、２２時台の電車で、１時間かけて帰宅する途中でした。
　急行に乗りましたので、止まる駅は３つです。
　１つ目の駅についたときは、多少気分は悪いものの、まだ電車に乗っていても問題なさそうでした。
　２つ目の駅の手前で、ふらっとしたかと思うといきなり嘔吐。
　ドアの近くだったので、出来るだけ下を向いたものの、あちこち汚してしまった上、こちらは気分が悪くて、また吐きそうです。
　四方八方から、ちり紙やら新聞紙やら、嘔吐した物を始末する物がたくさん降ってきました。
　口を拭き、ドアを拭き、床を拭き、汚物を端に寄せたところで駅に到着。
　また吐きそうになっていた私は、さっさと電車を降りました。
　困っていた私に手をさしのべてくださったみなさん、ありがとうございました。
　鉄道会社さん、余計な掃除をさせてしまって、すみません。
　あのときから、通りすがりの自分でも手伝えることがあれば、何でもしてます。　

まだ家に迎えたばかりの１歳になっていない仔猫がマンションのベランダから外へ脱走してしまった事がありました。

平日の朝、ご飯をあげようとした時に気付き、すぐに探し出せぬまま出勤。
会社でも仕事が手につかない程動揺していた私に気付いた猫好きのパートさんが「上の人に言っておくから、早退して探してきなさい」と背中を押してくれました。

でも、それだけじゃなかった。

その日昼からずっと探し続けて夕方になり、「もうダメだ」と諦めたその時、突然携帯がなったので出てみると・・・そのパートさんからでした。
「気にしてくれたんだな」と思ってたら、なんと「今猫だるまさんの家のそばまで来てるの！」と！

そのパートさん、ご主人を連れて探す手伝いを申し出てくれたのでした。
申し訳ない気持ちと嬉しさで泣きそうになりながらも探したら・・・
見つかったのです！パートさんのご主人が「まだその辺りにいるはず」と仰ったとおり！

今でも思いだすと涙が出ます。感謝してもしきれません。

二人目の男の子が生まれてすぐに一生寝たきりの障害を負いました。
私も廻りも現実を受け入れて行くのに必死だったころ、
主人の祖母が「それで、popoちゃんは大丈夫なの？」

私のことを心配してくれる人がいるんだ！ってそれまで張っていた糸がぷつんと切れました。

今の職業に就きたいと頑張っていても芽がでなかった時、今の事務所のHPにコンテストが載っていて、社長の画像を見た時　フワーッと　これは私の為のコンテストなんだ！と強く惹かれました。

結局そのコンテストは落ち、選ばれたのは他の6人。

でも落ちた人は有料でその6人と一緒にプロになる指導をして貰える　という勉強会があり、迷わず参加しました。

私は選ばれなかった身ですし、作る物も他の人と雲泥の差。。
しかし、その画像に載っていた社長さんが一点作品を指して、「こんな物が作れるなら、このクオリティの物がいくつも生み出せるようにもっと必死に頑張りなさい。」と一言アドバイスをくれました。

そして、半年頑張り続けた後その勉強会で作り上げた物に外部から仕事が来たのは私だけ。

他の6人は結局仕事が来ずに事務所に所属出来ませんでした。

コンテストは続きましたが落ちた人も参加が出来る勉強会は、後にも先にもその時だけでした。

それからもう12年、今では夢が現実になった日々の中で忙しい毎日を過ごしています。
ひょっとしたらトピ主さんも私の作品をどこかで目にして下さっているかもしれません！

「俺がお前の父さんに、、。」は誰か言いそうだけど,

「俺がお前のじいさんに、、。」じゃなくて、「俺がお前のばあさんに、、。」でもなくて、「俺がお前のお母さんになってやるよ。」どうしたらこんなすごい発想が出来るの？感動したわ、私。

ドイツ在住です。

震災の年に日本の両親が相次いで、闘病・逝去。ほぼ１年間、家族をドイツに残し、両親の元で過ごしました。
ぼろぼろ状態で家族の元に帰り、少し落ち着いてきた去年の春、ドイツ人の夫から突然別れたいと言われました。
問い詰めると、なんと、私の日本人ママ友と不倫してました。
彼の言い草は「自分の人生に後悔したくないから、君とは別れたい。」
あまりに突然のことで、わけがわからず、家を飛び出しました。
泣きながら歩いていると、ドイツ人のおばちゃんとすれ違いました。
彼女が連れに「あの女の子、泣いてる」と言ってるのが聞こえました。
その声に振り返ると、彼女は私を見ていました。私は思わず彼女の胸に飛びこんでしまいました。
彼女は泣きながら話す私に耳を傾け、優しくハグしてくれました。

あれから１年以上経ち、今までいろいろな人に励まされ、支えられてきました。感謝、感謝です。
今でも彼女のことを思い出すと涙がでます。
彼女は私のことなど忘れているでしょう。でも私は一生、彼女のことは忘れません。

「私は貴女に救われました。本当にどうもありがとうございました。」