いにしえの理系男子です。
秋の夜長に計算した事をまとめてみました。
1.新聞紙を100回折ると、宇宙の果てまで行ける
3回折ると(=8枚重ねると)1mmの厚さになる巨大な新聞紙があれば、100回折ったら1.585×10の29乗mmになります。
秒速30万kmの光の速度で150億年かかると言われる観測可能な宇宙の果てまでの距離は1・419×10の29乗mmくらいです。
新聞紙を数えられる回数折っただけで、宇宙の果てまでの距離を超えちゃいました。
学生時代の家庭教師バイトで、指数関数の凄さを伝えるために計算してみました。
2.夕方のぞみに乗ると、進行方向で日の暮れる速さが違う
日本の緯度での地球の自転速度(=日暮れが西に進む速度)は時速1350kmくらいです。(のぞみの5倍の速さ)
のぞみで東に向かうと夜を迎えに行くことになるので、6/5=1.2倍の速さで夜がやってきます。
のぞみで西に向かうと夕闇から逃げることになるので、4/5=0.8倍の速さで夜が訪れ、東に向かう時と比べると実に1.5倍もユックリになります。
のぞみに乗っていたら、なんだか日の暮れ方が違うので計算してみました。
3.人類の発熱量は原子力を凌駕する
人間一人の発熱量は基礎代謝+アルファで約100Wです。一日に必要なエネルギー摂取量の2100kcalと、計算が概ね合っています。
世界には72億人くらいの人がいるので、合計の発熱量は約7.2億kWです。
日本原子力産業協会の報告によると、2013年1月現在での全世界での原子力発電による発電量は3.9億kWくらいなので、ほとんどダブルスコアです。
職場で一人になると、一気に寒くなるので計算してみました。
どれもこれも、何の役にも立たない計算ばかりです。
こんな役に立たない計算をされた方がいらっしゃれば教えて下さい。
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