私の知ってる「犯人はお前だぁ～…違うかぁ」ってドラマは、堂本剛主演、「33分探偵」です。
ツボにはまると、面白いです。

シャーロック・ホームズだと「黄色い顔」。
エラリー・クイーンだと
とりあえず、「自身の推理に確証が持てるまで他人に漏らさない」、
という方針に至るまでの失態を犯した「ギリシア棺の謎」。
あと終盤に推理を覆すという点ではこちらが近い「靴に棲む老婆」など。

・33分探偵
堂本剛（KinKi Kids)主演、福田雄一脚本演出の作品。
明らかに犯人が分かっている簡単な事件を「放送時間いっぱいの33分間推理でもたせる」というゆるゆる探偵作品。
推理は迷走し、容疑者は増える一方という中で、最終的に真犯人を見つけだす（なお、ほとんどは誰もが真犯人とわかっている人間が真犯人）。
探偵は真犯人を間違えてしまった場合、お詫びの品をお渡しし謝罪している。

・私の嫌いな探偵
玉木宏・剛力彩芽主演、同じく福田雄一脚本の作品。原作は東川篤哉氏の「烏賊川市シリーズ」。
「探偵界のブラックジャック」こと金に汚い探偵：鵜飼杜夫と助手：戸村流平、事務所の大家：二宮朱美が架空の都市：烏賊川市（いかがわし）で繰り広げるゆるゆる探偵作品。
名探偵の鵜飼は犯人を結構よく間違えるが、最終的には真犯人を見つけている。

どちらもパロディーいっぱいのゆるゆる作品です。
私は大好きです…。

「新・刑事コロンボ」の「騙されたコロンボ」
（ノベライズもあります）

これは邦題がひどい。
内容バレバレじゃないですか…。

原題は「Columbo Cries Wolf」なので
「オオカミ少年コロンボ」
とかでよかったんじゃないかと思います。

終わったばかりのドラマです。コメディっぽいですが

一度この手のトピに書き込んで「それは解答ズバリなのでは…」と言われちゃったことが。

思いつくままに書くと
「翼ある闇～メルカトル鮎最後の事件」麻耶雄崇（確か「鴉」もそうだったような気が）
「ギリシア棺の謎」エラリー・クイーン（間違えたというかどんでん返しこそが醍醐味といいますか）
「僧正の積木歌」山田正紀（ただし、ヴァン・ダインの「僧正殺人事件」の犯人は正しかったのか？という視点です）
「カラマーゾフの妹」高野史緒（「カラマーゾフの兄弟」の犯人は実は？という視点です）
「愚者のエンドロール」米澤穂信（ただし犯人を間違えていたというよりも、なぜこの…なのかというホワイが大切）
「迷路館の殺人」綾辻行人（ただし作中作）

エラリー・クイーンの「シャム双子の謎」
タイトルだけにしておきます。

ぱっと思いついたのが、エラリイ・クイーンの「ギリシア棺の謎」です。
終盤に訂正が行われるという点以外はトピ主様のご希望に沿っているかと。

アガサ・クリスティのポワロ物でも、一度間違った人を犯人としていた話があったような気がします。
でも思い出せない・・。

真犯人に白状させるためにわざと
違う人を犯人としたパターンとか、間違って犯人ではない人を犯人としたまま終わったとか、
そういう小説なら思い出せましたが・・。

他のみなさんのレスが楽しみです。

アガサ・クリスティ　エルキュール・ポワロのシリーズで、
短編「チョコレートの箱」

まあ、最初に本人が言っていますけどね、
「私だって失敗したことはあるんだよ」と。

最近TVでやった山Pの「金田一耕介」。
題名も内容もうろ覚えですが、VS明智小五郎だったような違ったような・・・
確か伊藤英明が明智でした。