『私、編集長に愛を誓ったのに
やっぱり 少尉を思い続けた長い年月に勝てなかった』
ほおぉぉぉお…！
大人の人の恋愛ってこんな風に考えるんだ…！
当時小５の私には及びもつかないあまりにも、あまりにも大人なセリフ。
数多ある少女漫画の中でも群を抜いて心に突き刺さった一言です。

漫画ではなく、アニメ映画で観たのですが、

「エースをねらえ！」の最後のシーンです。

主人公の岡ひろみが試合中、必死に善戦している最中、宗方コーチが病室で、「岡、エースをねらえ！」と遺言のように言い、息をひきとるシーンです。


あ～、泣きました。

鬼コーチの教え子への愛が沁みました。

（磨けば光る珠であった、岡ひろみ、だったのでしょう～。）


蛇足ですが・・・

蝶々夫人が「ひろみ、よろしくてよ！」と時々仰るのですが、

あのお言葉の一言で、蝶々夫人は、全ての会話をしてしまう印象が・・・（笑）。


しかし、スポコン漫画って、流行りましたね。

今は「テニスの王子様」なのかな？？？

昭和五十年代前半のフィギュアスケート漫画
別冊マーガレットで連載

作者槙村さとる

それぞれシングルスケーターだった二人がペアを組んで

最高の演技をし(点数は出ません) リンクで挨拶をするラストシーン。
しばらく呆然としてページを眺めていました。


演技中も圧巻の筆致。
小学生の私は初めて漫画を読んで鳥肌が立ちました。
私の世代はジャネット・リンから始まり、デニス・ビールマン、渡辺えみ、
そして伊藤みどり、カタリナ・ビットとフィギュアスケートのスターが誕生していきましたが


ジャネットとビールマンの間が愛のアランフェスです！

もちろん今もフィギュアスケート大好きです!!

アンドレ、オスカル、アントワネット、三人の亡くなるところです！

たくさんあるなかで三つ。・「キャンディキャンディ」丘の上の王子様に会った場面。息を呑む美男子ぶりが衝撃でした。（余談ですが数年後知り合ったフランス人の男の子がまた生き写しな美男子でため息ものでした。）
・「BASARA」二人がようやく結ばれた夜。見開きで空が落ちてくる描写が端的的確で強く共感できました。
・「玄丞西域記」最後の『どこまでもいける、おまえと道連れなら』のくだり。二人の決してベタベタではない、口にはしない、お互いへの深い信頼と友情が描かれ印象に残っています。人生で一度でもはこんな気持ちを持つ相手がいたなら幸せだと思います。

サイボーグ009。

アポロンとの戦いで、「お前の武器は、まさか加速装置だけ？」

そう問われた009は、

「あとは　勇気だけだ」　ときっぱり。

惚れました。

あ、最初から惚れているから、２度惚れ、３度惚れ・・・かな。

(リアルタイムで連載を読んでいたおばさん)

近い世代です！

YAWARAの最終巻だったかと思うのですが、吹き出し（セリフ）なしで絵だけで試合の迫力が伝わってくるコマが続くところがあるのですが、鳥肌ものです。
浦沢さんのマンガ大好きです。

あと、なんだったかなぁ。オペラのマンガでも鳥肌だったのです。

絵と文字だけで鳥肌立つってすごいですよね。

レアンドルが舞台の上で死んでしまったところとサン・ジェストが処刑されるところ、最終回でマリーベルがロベールと再会するところかな。
ロベールとうり２つのジュリアンがロベールの身代わりになって死んでしまったのも悲しかったな。

「あなたをひっくるめて、響子さんを貰います」

結婚相手、響子さんの先夫の墓前で自分の決意を語る五代さん。
独り言のはずなのに、声が大きすぎたのか…
影で聞いていた響子さんの顔は、涙で濡れおり、心の中で前夫に別れを告げるシーン。
大好きなメゾン一刻の最も好きな一コマです。

流水の「私だって多くを望んだわけじゃない！望んだものは一つだけ！」というシーンです。
彼女の当麻克之を想う気持ちが、一番伝わってきました。
私はいい子ちゃんタイプの流風が嫌いだったので、余計に感じました。