会社員のオヤジです。

過度の体罰は論外ですね。

一般の事業会社のビジネスと教育を同一視するのことが妥当とは思えない。
そういう思考の持ち主がモンスターペアレントになるのでしょうか。
また、教師と生徒は対等ではない。

同級生達は、年頃になると、先生に向かって、主様みたいな事ばかり言っていました。

私、その考え大嫌いです。

だって、通ってくれって頼まれたんでは無く、受験をして受かった人しか通えないんです。
学校だって、他にたくさんありますし。
本当に通いたかった人だって、私が受かって無かったら通えてたかもしれないのになぁ。

ってか、そもそも親の金であって、私のお金ではありませんしね。
親は多額のお金を払って「教育」して欲しいんですよね？
教育する為には上下関係必須ではないでしょうか？

教育とビジネスは大人の世界の話であって、道徳教育の面から見て、子供たちにはいい影響無いと思いますけど。

まぁあくまでお客様として、扱いながら、教育を施して欲しいと望まれるのであれば、いくらお客様だからと言って、横柄な態度はとってはいけないという、教育になると思います。

私は教員ではありません。
でも、最近この手の勘違いしている親御さんが多いと思っています。

生徒はお客様ではありませんよ。
教えて“もらう”対価としてお金を払っている→お金を払って“教えて頂いている”のです。

極端な話、あなたのお子さんが生徒でお客様という立場と同じだとして、もし教員の態度が気にくわないならば、お金も払わず、学校にいかなければいいのでは？
では訊きますが、あなたのお子さんは、学校に行かなくてもあなたがた両親が１～１０まで勉強も含めて全て教えてあげられるのですか？
お客様と生徒を同じに考えるのはどうかと思いますが。
思い上がりも甚だしいと思います。

私も「偉い」という圧迫感に耐え難く、恐怖を感じてしまいますし、不信感を持ってしまう一人です。

しかし、教育現場で働いて気がついたのですが「にっこり」は好かれるが、威厳不足により意見されることが増えたり、安請け合いしがちになり負担がとめどなく増えたり。結果として、冷たい態度を取らないと対応しきれないときもあるのだと解りました。

1人対、多数な職業は、毅然としてないといけない。その姿が偉そうに映るのではと思います。病院で自信の無さそうなドクターやナースだったら、不安になりませんか。何百人に廊下で一人一人に挨拶して回れないし、受付で一日中愛想良く、は体力が持たないでしょう。

校内において、不審者が侵入することも、生徒が不測の事態に関わることも予測されます。災害時は的確な避難指示を出さなければならないでしょうし。職員会議では理路整然と意見交換。どうしても強くなっていくのだろうと思います。

体罰は論外ですよね。

私は威張る態度や、体罰以前の問題だと思います。

こういう考え方の人がいるからモンスターペアレントが出るのかな？と思いました。

教師が相手にしているのは客じゃありません。

高圧的な態度や、体罰は人としての問題だと思います。

元々、先生というものは敬われるべき立場にいるのです。

巷では軽いカルチャースクールが流行って、
すっかり生徒が「お客様」という風潮が蔓延していますが、
「三尺下がって師の影を踏まず」という言葉があるように、
生徒を指導する先生というものは、本来は尊ばれるもの。
お遊びのスクールならいざしらず、
先生が生徒をお客様扱いしていい指導ができますか？
逆にカルチャースクールが生徒をお客様扱いなのは、
金蔓に逃げられないようにご機嫌取りをしているだけで、
本気で一流のプロに導こうという気概がないからです。
どの分野でも、一流の人物を育てる先生・師匠が
生徒や弟子のご機嫌とりなんてしてますか？

教わるというのは本来とてもありがたいこと。
学校に限らず、ものを教わるというのはそういうことなのです。
決して対等な立場ではありません。
生徒及びその保護者は、お金を支払うことで教育をつけていただいてる立場なのです。

とはいえ、尊敬できないような教師がいるのも事実ですし、
体罰なんてもってのほかですけれどね。

かく言う私は先生と言う立場に居るものではなく、むしろ生徒側です。

小中高なら、生徒はお金払ってませんよ。
払ってるのは保護者。
保護者は客だけど、生徒は客じゃない。

顧客（というか依頼人？）であるところの保護者の依頼内容は、生徒を指導して能力を伸ばすことです。
指導するためには対等じゃダメでしょ。
上位に立たないと。

「威張る」じゃなく「威厳を備える」です。（「威張る」になってる教師もいるが）
望んで学んでる生徒ばかりじゃないんだし。
嫌々学んでる子にも教えなきゃならないんだから、威厳は必要。
「仰ぎ見る」とか「恐れ入る」って部分がまったくなかったら、生徒は教師の言う事なんかききません。
なめられたら負け。

エンタメ的な魅力たっぷりの授業で生徒を惹きつけることができるなら、威厳のカケラもなくてもやってけるかもしれないけど、平凡な教師にはそんな特殊な才能ないですからね。
威圧のほうがやりやすいわけです。
安易な威圧行為がエスカレートすると体罰になるわけで、ある意味、能力がない証明です。

ま、体罰なんかは論外として、知識や技術はお金払えば買えるってものではないので、教えてくれる人に頭下げなきゃならない部分がどうしても存在するってことです。

学生ならまだ子供。普通教員は年上ですよね。

それから、勉強を「教えていただく」相手ですよ。

それは学校だけではない。専門技術を学ぶ場所でも同じ。楽器や趣味の習い事でも同じ。技術を「教えて（伝授して）いただく」のです。

少なくとも生徒と教師（講師）は「平等」ではありません。

勿論教師が全て「人格者」ではなく、問題のある教師も残念ながらいるかもしれません。そういう人間は論外ですけれど。

主さん、学校嫌いだったでしょう？

勉強嫌いだったでしょう？

いい先生に出逢ってこなかったでしょう？

その「独特の価値観」でよくわかります。

例えば上司と部下の場合は上司に金を払っていないから上司と対等に
なるのでしょうかね。

全て金の支払いだけで決めていたら世の中で取り残されますよ。

教えて貰う立場で対等に何をするというのですか。
何もわからないから教えて貰うわけで金を払うのは教えて貰う恩があるでしょう。
それから公立や国立の場合は皆の税金です。
公立や国立の高校大学を出たら全国民に頭が上がらないって事ですよね。

あなたはお客という「人」を大事にしているのではなくて、お客が支払ってくれる「お金」を大事にしているだけです。しかも「お金」の大小で「人」を評価しているだけです。

そもそも、人間関係は「お金」の尺度で測ることなど出来ない性質のものです。

例えば、あなたは親に相当な「お金」を使わせて、ここまで育てられたことは事実でしょう。今のあなたの人生が繁盛しているのは親が費やした「お金」のおかげでしょう。そうであるならば、あなたにとって親はとても大切で、頭の上がらない存在になっているはずです。

しかし、現実のあなたは親の言うことなど聞かず、親が（学校の先生のように）威張っているように見えるのでしょう。しかも、親子は対等関係が成り立つと考えるのでしょう。親子関係は、子が、親から受けた恩に対して報いていくことで成り立つのです。これまでにあなたは親の恩に感謝することなどあったのでしょうか。

まずはあなたの中で、人間関係の軸をはっきりさせないことには、人を「お金」でしか推し量ることが出来なくなります。この場合、金の切れ目が縁の切れ目となり、人間関係は破綻します。不幸な人生にならぬよう、ご用心下さい。