先月15日に母が病気で急死しました。
再入院から僅か18日目で、あっという間の最期でした。
余りにも呆気ない最期で未だに亡くなった事が信じられません。
母は私の主人ともとても仲が良く、まるで本当の親子のようで、最期は私と妹そして主人の3人で看取る事が出来、それだけがせめてもの救いだったと思っています。
若い頃私が知る限りでは、周りが風邪を引いても移る事すらなかったのに、よりに寄って難病なんかに罹ってしまい、入院した時には既に手遅れだったのか薬も全く効かず、良くなったり悪くなったりを繰り返し、辛そうな表情を見ていて本当に可哀想になりました。
私達が実家に行った時はいつも沢山のご馳走を作ってくれ、笑顔で明るく迎えてくれた母、辛くて泣きながら電話した時には黙って話を聞いてくれ、励ましてくれた母、主人が失業した時にはダンボールいっぱい野菜や食料品を送ってくれ、その中にそっとお小遣いを入れてくれた母、ホントにホントに結婚してからいっぱいいっぱい助けてもらいました。
もうその母と会えないと思うだけで、涙が止まりません。
今年の5月には2人で洋服を買いに出かけたのに、まさかそれが最後の買物になってしまうとは…。
立っていられない位身体が辛くても父が一切料理をしない人だから、入院する前日迄座りながら料理をしていたと妹から後で聞かされ、涙がこぼれました。
思いやりのかけらもない父と結婚して、母は苦労の連続だったと思います。
でもそれを娘達には全く見せなかった、本当に芯の強い人でした。
私達もみんな独立して大人になったんだから、少しは弱い部分も見せて欲しかった、本当に辛い時は打ち明けて欲しかったと今更ながらに思います。
そして私達も逆にそんな辛さに気付いてあげられてたらもう一寸長生き出来たんじゃないかと。
明日は月命日、亡くなってもう1ヶ月…。
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